さくらももこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『さる』『もも』に続く初期エッセイ三部作の完結編。
まず表紙の装画が最高に笑える。
「タイってこんな柄の魚だっけ?」富士山を背に、毒を持っていそうな派手な和柄の体と、やる気のなさそうな死んだ目付きのタイの絵に、ページをめくる前から早くも「ももこワールド」へ引きずり込まれる。
めでたいタイトルとは裏腹に、中身は見事な「トホホ」の連続。しかしそこは「腐ってもまる子」、みっともない自分を最高の喜劇へとプロデュースしてみせる。情けない体験をする自分を、もう一人の自分が「冷めた目線」で実況解説する自作自演の構図が、まるで著者の心の中に「まる子」が共存しているようで爆笑を誘うのだ。
特に『怠け者の日 -
Posted by ブクログ
作者の旅のスタンスいいなーと思わせる内容でした!思いつきや旅で出会う人に遠慮なく飛び込むことは自分では真似できないなと思わせてくれます!
巻末の朝井リョウさんのコメントも素晴らしい内容でした。著者の旅のスタンスを称賛し、自身は旅で遠慮しがちになり深く関係を築けないまま終わることについて以下のように述べてました。
『配慮という言葉が最優先事項の如く使用されるようになって、かなり経つ。でも実は皆、うっすら気付いているのではないだろうか。完璧な配慮をもって誰にも迷惑をかけない日々は、確かに優秀ではあるけれど誰にも思い出されない時間でもあるということを。誰からも迷惑をかけられない日々は、確かに快適で -
Posted by ブクログ
気分が落ちたときは、さくらももこを読めば間違いなし!
嫌なことがあっても、彼女の爆笑エピソードが全部吹き飛ばしてくれる。
もう、日常の切り取り方が最高!毒気とユーモア、何より大袈裟な比喩表現がツボすぎて、ずっと笑いっぱなし。
どうやったらこんなに面白い文章が書けるんだろう……。人間のどうしようもない部分やカッコ悪いところを、独特の観察眼でまるごと「ももこワールド」に変えちゃうから、どんどん引き込まれてしまう。
アニメの『ちびまる子ちゃん』しか知らない人は、家族の「裏の姿」にびっくりするかも。これがもう、面白くてたまらない。
特に、父ヒロシの結婚式のエピソードや、あの友蔵「メルヘン翁」は、不謹