さくらももこのレビュー一覧
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思い出の作品
まるちゃんが南の島へ行く回は名作!母の日の話も泣ける!まるこが高校生の時の話もじーんと来ます。子供の頃好きで何度も読んだ作品。懐かしくて今また読んでも感動出来ました。
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荘苑で少年アヤが勧めていた巻。
最後に「小鳥屋ののりちゃん」というエッセイのようなすこしさみしい漫画が載っている。
これは何でもない話だし、ある意味ベタな話なんだけど、味わい深い。
なんとなく志賀直哉の短編を読んでいるような気分になる。
10代の頃にちびまる子ちゃんの中に、こういうセンチメンタルな雰囲気の漫画がでてくると、少し嫌だと思っていたけど、おじさんになって読むと、なかなかいいなと思う。
この変化はある意味ベタな、純粋な気持ちに対して、
10代の思春期は、批評的な態度で単純に向き合えないからだと思う。
おじさんになると色々な経験をする中で、人の純粋な気持ちなどが貴重であることが身 -
Posted by ブクログ
・あんなに長い夢だったんだから、何もしないで捨てられない…p71
・あーあ…。なりたかったな。なりたかったな…。美人じゃなくても、天才じゃなくても、お金持ちじゃなくても、他に何もなれなくて良いから、漫画家になりたかったな…。p86
・作文テストでエッセイ調の文章を絶賛された後。
エッセイで漫画を描いてみるのはどうだろ。絵も少女漫画じゃない絵に変えて描けば…。
それを思いついた時、こんなボロくて狭い風呂場に、夏の光がいっぱいさしこんで、風呂場全体がキラキラ輝き始めた。私は…人生が変わるかもしれないと言う予感がした。
私は漫画家になりたい。他の職業じゃなくて、漫画家になりたい。…うん。きっとな -
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シュール…
まるちゃんと似ているようでなんか違う…、しか子!負けるな頑張れ!と言いたくなる。
学校に行って嫌なことがあって、それを家族に言ってバカにされる、心のオアシス爺さんさえ助けてくれない…
報われずに【おわり】の文字。
読んでてちょっと変になりそうでしたが、クセになる、読み進めてしまう、そんなさくらももこさんの漫画でした。
2も読みます。 -
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亡くなる前の、後書きに涙
今年の8月に亡くなられた作者のさくらももこ先生が、
映画のために描き下ろした最後の作品になりました。
それぞれの友達との出会いと、冒険心が等身大の小学生で、
まさに自分の子供の頃のときと重なり中盤で目頭が熱くなってしまいました。
そして、これを描くにあたっての当時の先生の後書きが
またほのぼのとしてしまうごくごく流れ行く日々に思った内容で
改めて読んでよかったと感じました。
先生は亡くなりましたがちびまる子ちゃんは永遠にみんなの心に生きている、
そんな気持ちにさせてくれる話でした、ありがとう、さくらももこ先生。 -
購入済み
ありがとうございました
さくらももこさんの訃報には、とても驚きと悲しみで胸が一杯になりました
アニメスタートから、毎週欠かさず
みてました。
エッセイも読みました。
私にとって、ちびまるこちゃんは
とても大切な存在でした。
世代がさくら先生とほぼ同じだったのもあり、物語も自分の小さい頃と
ダブる所が沢山あり、そう、そうと
うなづきながら、見てました。
家の子供達もまるちゃんと共に育ちました。
本当にすばらしいちびまるこちゃんはの世界を見せて下さりありがとうございました。これからもまるちゃんを
応援します。
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Posted by ブクログ
追悼・さくらももこってことで。それにしても信じられん。デビュー当時からずっと読んできて、最近はちょっと遠ざかっていたとはいえ、作品が出る度に気になってはいた。本作にしても、出たときに入手しようとは思ったんだけど、何となくそのままになっていたもの。こんなことになって手に取ることになるとは、まさか夢にも思わず。考えてみると、単行本で新刊が出る度に(文庫じゃなくて)買っていた作家さんって、今までのところ、さくらももこだけ。そこまでのめり込んだ存在だけに、喪失感もひとしお。書きながら、何か悲しくなってきました。May she rest in peace.
って、作品のことに全く触れてなかった。これ、体