さくらももこのレビュー一覧
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犬とハンカチ
クリスマスは貧乏ながらもそれなりに楽しむまる子の家。
いつも野ざらしになっているもみの木を家に入れ飾りつけをするが、鉢植えの根本に金魚の死骸が埋めてあったり、七夕の短冊が飾りつけられてたりかなり個性的な感じになり……。
なんとなく学校に行きたくないまる子は仮病を使うことにするが、本当にすこし熱があったため母親に休んでもいいといわれる。
だんだん暇になってきたので放課後くらいの時間に外出するが……。
下校中に空き地で犬を見つけたまる子はとりあえず学校に連れていき段ボールに入れパンと牛乳を与える。
その後母親に飼いたいというが猛反対される。
母親の友人が働いているフランス料理店に食べに行くことになったまる子たち。
普段よりもおめかししてお店を訪れるが……。
母の日が近づいてきたある日、たまちゃんからお母さんに何をあげるか聞かれたまる子は予定がなかったが、株をあげるために考えるがそもそも予算が250円と限られているため近所のお店でハンカチを買うが……。
鼻で笑ってしまうようなエピソードからウルっとくるようなお話までいろいろ読めてよかった。
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波乱の一人旅
正月を迎えたまる子はおおみそかで夜更かししたにもかかわらず、母親から早く起きるように言われる。
クラスメートから来た微妙な年賀状を見たり、父のおつかいを済ませたりしていると親戚がやって来ていた……。
新しい学期が始まったためクラスの委員長を決めることなった。
男子の丸尾と女子のみぎわが立候補したが、なぜかまる子も他薦によって候補者になってしまうが……。
春休みがヒマでヒマで仕方なかったまる子は遠出したい気持ちが抑えられず、別居している祖母の家に一人で遊びに行くことになるが……。
春休みに祖母の家に一人で遊びに行ったまる子。
電車とバスを乗り継ぎ、行こうとしていたが違うバスに乗ってしまい、降りた現在地がどこだかわかっていなかった。
道を歩く人に聞いたりした結果、祖母の家に着くが、一通りおもてなしを受けたあとヒマになる。
もうすぐ誕生日を迎えるまる子は家でお誕生日会を開くことになる。
たくさん友達を呼びたいが母親に5人までと言われる。
しかも母親の付き合いでたいして仲のよくない男子まで呼ぶことになってしまうが……。
日常で起こる些細なことやそれに文句を言うまる子、それを注意するお母さんなどおなじみの面々が出てくるなつかしさとそれをカラーで読める嬉しさが満載の作品だった。
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カラーで読める名作
アニメ化もした名作をカラーで楽しむ第一巻。
まる子は1学期の終業式後にたくさんの荷物を抱えて下校していた。
他の生徒は少しづつ持ち帰っていたものをめんどくさくて横着していたからだ。
姉と合流した後近所の空き地であやしげなおじさんが何やらカードを子供たちに見せていて……。
夏休みも終盤に入った時期になって、まる子は宿題の大半を終わらせていなかった。
友達に写させてもらったり家族総出で宿題を終わらせようとするが……。
遠足の前日、姉と一緒に駄菓子屋を向かったまる子。
200円の予算内で翌日のためにおやつを選ぶが……。
七五三の挨拶でいとこが家にやってきた。
年下のいとこたちをもてなすまる子と姉だったが……。
12月23日に町内のクリスマス会に参加したまる子は神社の社務所に来ていた。
正直微妙な催しであったがそれなりに楽しんで、最後にもらったおみやげを楽しみに帰宅するが……。
年末は家族総出で正月準備。
掃除の間に出てきた家族写真に気を取られたりしながら年が暮れていく……。
昔読んだエピソードがカラーでよみがえるのがうれしかった。
まる子と姉のなんだかんだ仲のいい感じや個性的な友達がとてもよかった。 -
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ほのぼの劇場が無い…
まるちゃん本編より、実はほのぼの劇場が好きなのでそこは残念でした。本編は、お風呂の話とか鈴虫の話とか、「あー、そんな話あったねー」って懐かしい感じでまぁまぁ良かったです!
たまちゃんとのタイムカプセルの話は「名作」として有名だけど、有名すぎて小学校の道徳の教科書に載る始末…そうすると、却って原作を読んだときの新鮮味は薄れますね… -
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懐かしい。りぼんで毎月読んでいたし、アニメもみていたし、エッセイ「もものかんづめ」も大好きでした。コミカルなんだけど時々深くて、日常なんだけどキラキラしていて。ずっと残る作品だと思います。
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Posted by ブクログ
本巻はおそらく「ちびまる子ちゃん」の他の巻と比べても出色の出来だろう。むしろ大人になった後に「ちびまる子ちゃん」を楽しむのならば、まず本巻から読んでもいいに違いない。
まず「たかしくんの巻」を読んでびっくりした。お母さんが非常にフューチャーされ始めたからである。実はその前巻でもお母さんが学校に忘れ物を届けたりなど、活躍が目立ち始めていたが、「たかしくんの巻」は明確にお母さんの視点で描かれている。
その謎は読み切りで描かれた「まる子自分の未来を見にいくの巻」で明かされる。漫画家になったさくらももことまる子は対面して、しかもさくらには子供がいる事が明かされる。
作者であるさくらは、ここでまる子という自分の分身と出会うだけでなく、自分の過去の姿と自分の子供(息子だが)も同一化される事になる。
「ちびまる子ちゃん」という国民的作品が文庫にして9巻という短い巻数で最終回を迎えたというのは、ここに原因があるように思う。いわば第二次性徴以前の自分を描いた大人以前のさくらは、母として大人になるとともに「ちびまる子ちゃん」を終えざるを得なかったのだ。
だが、さくらももこが並みの作家ではないのは、上記読み切り後に収録されている「美人は得か?の巻」を読めばわかる。
今まで普通の小学3年生として描かれていたまる子は、本来強い意志で漫画家を目指す非凡な子供である片鱗が垣間見える作品になっており、それは作者自身がまる子から分離し始めた瞬間でもあるように思う。
自分の子供が生まれたことで、逆説的にまる子や自分の子供からも分離して行くさくらは、「共感」が至上命題となっている昨今のコンテンツとは一線を画す強度を持った作品を生み出している。 -
Posted by ブクログ
学芸会で“その他大勢役”の息子に、かえってホッとし、漫画『ちびまる子ちゃん』を読んだ息子から「お母さんがまる子なんて、かわいーっ」と言われ、複雑な心境に…。アメリカから一時帰国した親友たまちゃんと15年ぶりの再会で丸2日話し続け、アニメのテーマ曲を忌野清志郎さんに歌ってもらったりと、子育てや日常生活や仕事にまつわる楽しいエピソードがつまった、絵日記シリーズ第二弾。
ちびまる子ちゃんやコジコジが大好きな息子さんが可愛い。お母さんが描いているなら、尚更だよね。
辛いニュースがある中で、くだらないことで明るく楽しくなってほしいというさくらももこさんの頑張りが伝わってくる。