さくらももこのレビュー一覧
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さくらももこさんのエッセイは「もものかんづめ」を一部読んだことがあるくらい。本書で初めて最後までちゃんと読んだ。心や体が疲れたときにも読みやすい軽妙な書きっぷりだけど、たまにすごくグッとくる話もあった。
本書と、辻村深月さんのエッセイ「図書室で暮らしたい」を交互に読んでいたため、書き手が違えばこれほど見える世界や感じるものが違うんだなぁと当たり前のことを改めて感じた。
さくらももこさんのほうは基本的に楽しくてバカバカしくて、たまに寂しかったり悲しかったりする。
インドの話は数十年前のことだと思うが、日本なら考えられないようなさまざまな無茶苦茶っぷりは、2年前にインドに行った身としては「あの -
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朝井リョウさんをはじめ、近頃の作家のエッセイを読んでいると、しばしば「さくらももこに影響を受けた」という一文に行き当たる。そう何度も出てくると、さすがに気になってきて、本書を手に取った。
エッセイ集なので話題は多岐にわたるが、特に印象に残ったのはインド旅行の話だった。インドに行ったにもかかわらず、人生観が激変した様子が一切ない。悟った風でもなければ、無理に格好をつけるでもなく、終始「日本人のまま」戸惑い、ツッコミを入れている。その自然体ぶりが実に心地よく、行ったこともないのに、なぜか現地の空気が想像できてしまうのが不思議で、思わず笑ってしまった。
もう一つ、別の意味で衝撃だったのが「飲尿をして -
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やっぱり、もものかんづめが天才的におもしろかったのだと思う。自分の感性が落ちているのかもしれないし、時代が違うから気になるのかもしれないが、さくらももこのエッセイに爆笑を求めていたのでちょっと残念だった。
ラジオ体操の章の、小学生の時の夏のにおいが思い出される様子はとても懐かしく感じた。
山口百恵がコンサートしにきた章は、こどもの時のまるちゃんをみていた時のことを思い出した。ひとりひとりプレゼント渡せるなんていい時代だなあと思う。リンダとももえちゃんと言えば、ちびまる子ちゃんだよね。
糸井重里さんが最近気になる。
『自分がやっている行動の中に、そのときはおもしろくないのに後で思い出とし