井上ひさしのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第一巻を読み終えたのは随分と前だった。
これから蝦夷地に足を踏み入れるというところで終わっていたのだが、
今回も色々な事が起こる。
アイヌの人々と本州からきた人々
幕府と松前藩
さまざまな二極対立の構造のなかにも、
必ずその両方の間にたち、
客観的に見る目がある。
それが伊能忠敬であり、読者でもある。
アイヌが出てくると高校時代の公民の先生を思い出す。
一生懸命にアイヌのことを教えてくれたっけ。
この本が面白いのは、
史実が基盤となっていて、
にもかかわらず内容が古くないところだ。
本当に毎日わくわくしながら読みすすめた。
1巻では伊能忠敬が測量の旅に出る -
Posted by ブクログ
07/06/13読破!!
07/02/19母の誕生日に買った中で、母が読んじゃってた奴。
かなりあとから読んだ。
内容は、一言で言うとかわいい女の人を見つけるたび妄想してばっかりいる感じの中学生が、男女のことの複雑さとか、理由のいらなさを学んでってる時期の話?。
憧れの女性が、家庭持ちのはげの校長に心底ほれ込んでいたり。
憧れのマドンナは近づいたかと思ったら、興味がなかったことが分かりやすいように消えてしまったり。
知恵遅れの同級生は、金をつかまされて強姦され妊娠してしまい、
相手にしていなかった女子が好意を見せたため?気を使って?襲おうとしたら、鋼鉄だったり。
教頭が語る、昔の六年生と恋仲