井上ひさしのレビュー一覧

  • 四千万歩の男(一)

    Posted by ブクログ

    面白い。
    江戸ものはもともと好きだけれど、
    伊能忠敬ときちゃぁ、もう読むしかない。
    それを井上ひさしが書いているという面白さ。

    土地柄や歴史や、小話や、
    とにかく面白い要素が盛りだくさん。
    井上ひさしの伊能忠敬像も期待を裏切ることなく
    愛すべきもの。

    旅の続きが楽しみ。
    次号で蝦夷入り。

    0
    2009年10月04日
  • ムサシ

    Posted by ブクログ

    『井上戯曲の最高傑作!』と豪語するだけのおもしろさ。近々、公演された舞台の放映がWOWOWであるとのこと。嬉しい。大好きな女優、白石加代子さんが木屋まい役らしいが、これまた嬉しい。

    0
    2009年10月07日
  • ふふふ

    Posted by ブクログ

    久々の井上ワールド。45のエッセイのどれもが切っ先鋭い。特に感銘を覚えたの筆者の原体験「万引き」。ここに登場するおばさんのような人は今の時代にはもう存在しないように思われるけど、でもこのような余裕のある生き方をしてみたいものである。

    0
    2009年10月07日
  • ナイン

    Posted by ブクログ

    著者自身の目線で日常を描いた短編集。『春休み』は幼い兄弟の家出の背景が、『新宿まで』は東京の都営バス車内でのやりとりが、そして『握手』では孤児院の修道士との最後の会食の場面が鮮明に浮かんでそれぞれ胸に迫るものがありました。

    0
    2009年10月04日
  • 青葉繁れる

    Posted by ブクログ

    07/06/13読破!!
    07/02/19母の誕生日に買った中で、母が読んじゃってた奴。
    かなりあとから読んだ。

    内容は、一言で言うとかわいい女の人を見つけるたび妄想してばっかりいる感じの中学生が、男女のことの複雑さとか、理由のいらなさを学んでってる時期の話?。
    憧れの女性が、家庭持ちのはげの校長に心底ほれ込んでいたり。
    憧れのマドンナは近づいたかと思ったら、興味がなかったことが分かりやすいように消えてしまったり。
    知恵遅れの同級生は、金をつかまされて強姦され妊娠してしまい、
    相手にしていなかった女子が好意を見せたため?気を使って?襲おうとしたら、鋼鉄だったり。
    教頭が語る、昔の六年生と恋仲の五年生の彼女の悲しい運命、なかなか痛い。男と女がそういうことをするには、それだけの覚悟がいるんだ、と。

    でも、なんで、まだそういう関係になりきっていなかった時期にこれをくれたのだろう???爆

    0
    2009年10月04日
  • 太鼓たたいて笛ふいて

    Posted by ブクログ

    とにかくト書きが素敵。「(全世界の愛を込めて)おかえりなさい。」とか、そこだけで涙があふれた。温かい戯曲です。同じ林芙美子を描くんでも、『放浪記』と読み比べると色んな描き方ができるんだなと思いました。

    0
    2009年10月07日
  • モッキンポット師の後始末

    Posted by ブクログ

    氏の作品は大好きでかなり読んでいる方だが、芝居の台本に良いモノが多い。『吉里吉里人』も捨てがたいのだが、個人的な思い入れでこの作品を取り上げた。学生生活に面白味があった時代の話で、3人の登場人物といかにもなフランス人神父モッキンポット師の織りなすドタバタは質の高いスラップスティックを見るようだ。

    0
    2009年10月04日
  • 四十一番の少年

    Posted by ブクログ

    人の数だけある日常に良し悪しの評価はつけられない。強いられたものとどう暮らしていくか。泣いても解決しない現実。

    0
    2009年10月04日
  • 吉里吉里人(上)

    Posted by ブクログ

    東北弁にほっこり
    古橋健二の過去の章、面白かった
    吉里吉里国には考えさせられるけど、大真面目でありながら滑稽でもある

    0
    2026年08月22日
  • 井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法

    Posted by ブクログ

    読めてよかった。
    著者の覚悟のような、強い願いのようなものが感じられます。特に前文はプリントして持ち歩きたい。

    0
    2026年07月27日
  • 十二人の手紙

    Posted by ブクログ

    タイトルの通り12人の人生の手紙、短編集。
    ラストは驚いた。何度も前に戻って読み直してしまった。
    解説でも驚いた。ただ単に文字だけ追っていて読み込めていない自分をちょっと情けなく思った。何度も確かめながら読み直した。

    個人的には、「赤い手」が強く印象に残った。
    手紙は、差出人の想いが強く、一方通行の手紙だと、そこから全体を把握するのに想像力を試されているみたいで面白かった。けど、少し読み疲れた。

    0
    2026年07月15日
  • 新釈遠野物語

    Posted by ブクログ

    遠野物語は未読だが、面白く読めた。
    川上の家、笛吹峠の話売り、鰻と赤飯、狐穴が印象に残った。
    全体的にどこか仄暗く悲劇的な話が多い中、狐穴は狐のいたずらがおかしく描かれていて笑えてしまう。
    人間と自然が今よりも近い距離にあった時代の不可思議な話。現実味は薄いのにどこか心に引っ掛かるものが残るのはそれこそ不思議だ。

    0
    2026年05月10日
  • 手鎖心中

    Posted by ブクログ

    なぜか これだけ読んでなかったぐらい避けてきた 井上ひさし 作品。 何でだろう 直木賞を取ったっていうことが 引っかかっていたのかもしれない。 確かに これよりも 直木賞を取るべき作品はいくらでもあるのだが。 でも いつものように面白かった。

    0
    2026年04月16日
  • 日本語教室

    Posted by ブクログ

    読んでいてとても心地がよい。優しさに溢れた文章のなかにも芯があって、日本語を愛する気持ちと大事にしてほしいという願い。

    0
    2026年03月19日
  • 新東海道五十三次

    Posted by ブクログ

    井上ひさしの博識と山藤章二の軽妙なイラスト。
    東海道五十三次を膝栗毛をネタ本に、東西の文化、言葉遣いの違いなど、止め処無く語る。

    江戸文化の伝承も筆者たちの世代で途切れた感。多くの名作の裏には、読者に見せることのない果てしない努力があることを、教えてくれる。

    0
    2026年02月14日
  • 兄おとうと

    Posted by ブクログ

    三度のごはんきちんとたべて火の用心 元気です生きようきっとねを、叶えるのが民主主義と唱えた吉野作造は私の高校のある古川出身の学者です。弟さんは有名な政治家であったことは全く知りませんでした。記念館にも行ったことが無く作蔵のことはあまり知りませんでさたあ。今度ぜひ記念館に行き学んでこようと思いました、、

    0
    2025年12月15日
  • 新釈遠野物語

    Posted by ブクログ

    語り手と聞き手っていう舞台装置を生かした遠野物語
    怖いとか不気味なだけじゃない、にやっと笑える感じが読みやすかった
    井上ひさしはブンナよ木から降りてこい、オムレツのルロイ修道士のイメージしかなかったから読んでみてよかった

    0
    2025年12月10日
  • ブンとフン

    Posted by ブクログ

    小学生で初めて読んだけど、その時はいい大人がこんな面白い話書くんだなと思った。少し経って読んだ時は、なるほど舞台の人らしい書きぶりだな、面白いなと思った。合わせ鏡から悪魔が出てくるのが、信じてないけどもしかしたら、とゾワゾワしたのも思い出した。短くて軽妙だけど「人間」の本質の話だったかも

    0
    2025年11月09日
  • 十二人の手紙

    Posted by ブクログ

    主人公から誰かに宛てた手紙であったり、挨拶文であったり、役所への届け出であったり。書簡形式で綴られる短編集。 
    手紙ならではの相手によって態度をガラリと変える様子や、書き手の思い込みが後々の手紙で波乱の展開に繋がっていくところが面白かった。

    0
    2025年10月21日
  • 私家版 日本語文法

    Posted by ブクログ

    学術的なお硬い文法論などとは対極をなす、井上ひさしによる文法論。用例の採択の振れ幅が極端に広く、それでいて納得感のある論説になっている。自分の知らない世界を垣間見ることができた。

    0
    2025年10月21日