父と暮せば

父と暮せば

作者名 :
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作品内容

「うちはしあわせになってはいけんのじゃ」愛する者たちを原爆で失った美津江は、一人だけ生き残った負い目から、恋のときめきからも身を引こうとする。そんな娘を思いやるあまり「恋の応援団長」をかってでて励ます父・竹造は、実はもはやこの世の人ではない――。「わしの分まで生きてちょんだいよォー」父の願いが、ついに底なしの絶望から娘をよみがえらせる、魂の再生の物語。

ジャンル
出版社
新潮社
掲載誌・レーベル
新潮文庫
電子版発売日
2013年11月01日
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

父と暮せば のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2020年06月28日

    ちょうど去年の秋、長崎の原爆資料館にいったことを思い出した。この物語の舞台は広島だが、原爆という共通点がある。
    私が話を聞いた被爆者は88歳。当時は小学生で、被爆者の中では比較的若い方だった。その方ですらこの年齢。静かに、緩やかに生の体験を話せる人がいなくなる状況に恐ろしさと悲しみを覚えたことが記憶...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月09日

    終戦から3年経った広島。被爆した娘と原爆で亡くなった父のやりとりで進む、舞台台本。
    まず、前口上で原爆に対する作者の思いが、短いが力強く書いてあり印象的だった。
    原爆で一人生き延びた自分は幸せになってはいけないと思う主人公が恋をする。心に蓋をし、相手を遠ざけようとする娘を「応援団長」として現れる亡く...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月02日

    台本であり、読みやすい。
    幸せになることに対しての娘の葛藤、父の心配、そして、幽霊として娘のそばにおり、娘がそれを受け入れているというユニークな設定。あたたかい。

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    Posted by ブクログ 2019年06月05日

    有名な作品なので、タイトルと「広島の原爆」の話だというのは知っていたが、
    どうしても「原爆」というテーマが重すぎて今まで手が出せなかった一冊。
    でも、実際に読んでみると「原爆で生き残った娘と恋の応援団長の父(亡き人)」の話だった。後味も良く、「これは、読まず嫌いだった」と反省。
    現代でも、悲しいけれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月15日

    技巧に舌を巻きつつ、それ以上に、題材たる広島の重みを感じざるを得ない。
    中学生が読むのは良いことね。

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    Posted by ブクログ 2018年09月02日

    幸せになりたいと思う心幸せになっては申し訳ないと思う心。死んだ父親が恋の応援団として現れ、娘を勇気づける。
    ヒロシマの多分当時の人の感情をよく文にしてくれたと思います。
    救いがある物語。こうでなくてはならない。

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    Posted by ブクログ 2017年08月10日

    最近、夢中になっている井上ひさし。
    悲しいが、優しい救済の物語。こうでないと救えない心がたくさんある。

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    Posted by ブクログ 2017年08月10日

    買いだめしておいた何冊もの本の中から、今日偶然に手に取った。
    8月は鎮魂の月である。
    祖母は被爆者。自分が幼い時に話は聞いたことがある。原爆資料館にも連れて行ってもらった。
    それから30年以上たち、日本は戦争していないが、世界中で悲惨な戦いは繰り返されている。
    日本は核兵器禁止条約に批准しないという...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月13日

    こまつ座で舞台になっている他、宮沢りえ主演で映画化されたり、人形劇団むすび座で人形劇化されている。
    戯曲は読みづらいというイメージがあったけれど、映画を見てから読んだということもあってかとても読みやすかったし、おとったんと美津江の身に起こったことや、二人の思い、美津江が心を揺らしながらも一歩一歩前に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月08日

    広島原爆についての戯曲だと思っていたので、もしあんまり悲惨なものだったら通読できないかも。。。と思っていましたが、知人に薦められたので読んでみました。
    想像を良い意味で裏切られ、そして号泣してしまいました。ある程度年齢を重ねた方だったら、誰もが感動できる傑作だと思います。
    今まで戯曲に苦手意識があっ...続きを読む

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