今野敏のレビュー一覧

  • 虚構の殺人者 東京ベイエリア分署

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    刑事としては異質な安積だが、サラリーマンには居そうなタイプ。ただ、人が良く、能力が高く、信頼され、評価されるが、家庭に恵まれない。その理由が希薄。

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    2010年03月22日
  • 機動戦士Zガンダム外伝 ティターンズの旗のもとに 上巻 ADVANCE OF Z

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    はい、福井春敏氏が帯コメントでもおっしゃるように、いい歳してガンダム本を読んでいます。多分60過ぎても追いかけるでしょう。

    軍事裁判とグリプス戦役をクロスさせた物語は思ったより引き込まれます。また、時代の背景ではネオ・ジオンの活動が進行中でありガンダム世界をそれなりに「知っている人」であれば面白いです。

    とりあえず、プラモデルでマーフィー小隊は作ってみたくなります。

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    2010年03月21日
  • 特殊防諜班 聖域炎上

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    特殊防諜班シリーズ第6巻です。
    今回は、都内のビルの爆破から始まります。
    このテロ行為の犯人は、やはり新人類委員会では、、ということで
    真田の調査が始まります。
    ザミル・芳賀舎念・恵理・早乙女などのレギュラー陣の他、
    自衛隊の皆さんが活躍します。

    今回は、特別ストーリーが発展するわけではないので、
    前回からの続き、そして次回へと続くという位置づけのようです。
    私は、早乙女と真田の掛け合いや、真田と恵理の関係なども
    注目しているので、このシリーズは結構気に入ってます。
    ただ、そんなに発展なし・・ということで★3つにとどめます。

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    2010年03月18日
  • 特殊防諜班 組織報復

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    前回に比べると歴史の描写が少なく、アクション中心の構成となっている。前回倒したはずの悪役、「新人類委員会」の首領カール・シュトルムがまだ生きており、再度霊能者・芳賀舎念の血脈を断とうとする。特殊防諜班の真田と前回の相棒、イスラエル諜報員ザミルが彼らを守ろうと奮闘する…それで終わる。
    おそらくこの先もワンパターンの状況に陥るのだろう。

    007みたいな、アクションを読んでスカッとしたいだけの人にオススメ。

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    2010年03月14日
  • 特殊防諜班 連続誘拐

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    本当は星3.5~4ってところ。‘86年刊行『新人類戦線 “失われた十支族" 禁断の系譜』を改題した作品。今野敏の初期にみられた伝奇アクションもの。
    『イコン』でもそうだが、今回も古代の歴史が絡む。ずばり「ユダヤ人渡来説」!鵜呑みにすることはできないが、古代ユダヤと日本の風俗・習慣の共通点やことばの意味など、説得力のある考察がなされている。旧約聖書に始まるユダヤ人の歴史、近現代でのユダヤ人の活躍、ナチス・ドイツからの迫害など、読み応えのあるテーマがつまっている。
    (実は、このオチを高校の文化祭でやった劇のオチとしてつかったことがある…笑)

    また、10年以上前の作品ながら、それらのテー

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    2010年03月08日
  • 38口径の告発

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    2010/3/6 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2013/6/15〜6/18

    1995年にノベルズとして出版された作品。初期作品によくある設定の刑事、ヤクザ、美女に加えて、翔一という魅力的な少年も登場。相変わらずサクサク読めるが、最後の締め方は無理矢理感があり、ちょっと残念。犬飼、松崎、青沼千穂という人物に既視感があったのだが、「闇の争覇」に出てきていたんだ。最近、初出版日に気をつけていたのに、珍しく見逃していたな。

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    2013年06月18日
  • 茶室殺人伝説

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    今野敏異色の一冊。
    相山流茶道の家元の家で開かれた茶会で一人の男が変死する。現場に居合わせた小高紅美子は、家元の次男である秋次郎とともに事件を紐解いていくのだが、そこには相山流の開祖伝説に纏わる怨念が横たわっていた。

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    2010年02月20日
  • 最前線 東京湾臨海署安積班

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    これは比較的新しいシリーズだったらしい。ちゃんと調べてから読みましょう。
    順番どおりが好きなのに。。ショック。

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    2010年02月11日
  • 陽炎 東京湾臨海署安積班

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    なんでかこの文体が苦手でしたが、慣れたらこれはこれでいいと思う。
    ドラマはドラマであれもまたいいと思う。

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    2010年02月10日
  • 半夏生

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    アラブ系男性が死亡し、バイオテロが疑われるが・・・といっても、いつもの安積班で期待どおりな感じ。安心して楽しめる。

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    2010年03月10日
  • 特殊防諜班 諜報潜入

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    山の民―。特殊防諜班・真田は、誇り高きその血を受け継いでいた。
    雷光教団を急速に掌握した、二代目夢妙斎と名乗る男を探る真田は、彼の技に同族の印を見出す。
    一方、モサドのザミルは中東戦争阻止に忙殺。
    だが芳賀一族抹殺の新たな陰謀がまた動き出していた。
    (「BOOK」データベースより)

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    2010年02月08日
  • 特殊防諜班 組織報復

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    成田空港で爆破テロが発生した。
    当初、過激派の犯行と思われたが、真相は新たなる攻撃だった。
    新人類委員会の行動は再開されていたのだ。
    恵理、舎念、そしてチベット仏教の高僧の生命が危険にさらされている。
    ただ一人の特殊防諜班・真田の戦いが始まる。
    (「BOOK」データベースより)

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    2010年02月08日
  • 二重標的 東京ベイエリア分署

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    ネタバレ

    安積班の第一作目.ドラマ『ハンチョウ』の原作.

    読みやすくすぐ読めた.事件のどんでん返しみたいなのはなく素直な内容だと思った.
    時代を感じてしまう…

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    2013年01月20日
  • 奏者水滸伝 阿羅漢集結

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    今野作品としては、ジャズをメインに据えた作品なので、初め入り込めるか不安だったが、ジャズの圧倒的な演奏シーンを読み進むうちにもう1冊が終了していた。これが初期の作品だから驚きである。

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    2010年01月16日
  • 虚構の殺人者 東京ベイエリア分署

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    TBS系列「ハンチョウ」の原作。これは、1990年の作品。安積班が埋立地に毛が生えた程度の頃の台場に警察署が置かれているという設定の話。前都知事が湾岸の新都心構想をぶっ壊して、開発が中途半端になって、湾岸の発展も盛り上がらなかった一時の状況を反映して、安積班は台場から神南に移ってきましたっていうのが、今回の「ハンチョウ」のシリーズの設定のはず。
    内容は倉庫を改造して作った娯楽施設のオープニングパーティーでテレビ局プロデューサーが殺された?自殺した?という事件を安積班が追うというもの。

    安積班のシリーズを何作も読んできて安積が苦手に思っている村雨が、安積の思い込みを裏切る意外にファンキーな言動

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    2010年01月11日
  • 半夏生

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    「同期」を読んだので、これを機に未読の今野作品も読んでみましょうかということで、まずは安積警部補シリーズの一冊から。バイオテロの疑いがかかった外国人男性の死。悪化する事態の中で、安積警部補らが掴んだ事実。ネタばれになりそうなので、詳しくは書けませんが、何とタイムリーな作品なんでしょうというのが率直な感想です。1月からドラマが再開されるそうですが、今、映像化するのは無理でしょう。(って舞台が違うし)

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    2012年06月03日
  • 特殊防諜班 諜報潜入

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    いつも通りテンポ良く楽しめた。
    シリーズ物の途中という感じで
    予想できるラストですがこれはもう安心感があるのでよしと。
    次はどうなっていくのかなあ。

    どの人物も魅力的。

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    2009年12月05日
  • 憑物 祓師・鬼龍光一

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    2009/11/23 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
    2010/7/10~7/11

    ちょっと前に読んだ鬼流光一シリーズの第2弾。渋谷のクラブで15人もの大量殺人が起こる。そこに借り出された富野は現場に残された六ぼう星を発見する。やがて都内の別の場所でも同様の殺人が起き、現場にはやはり六ぼう星が。亡者がからむ事件とみた富野は鬼流に接触する。
     と、前作同様、ハードコアな内容。このシリーズ、最初ははやらなかっただろうが(今野さんすいません)、今野氏の人気が出た今読むとそれなりに面白い。富野らが登場するのはあと「パラレル」だけらしいが、勿体無いような気がする。続編を是非望みたい。

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    2010年07月11日
  • 奏者水滸伝 阿羅漢集結

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    時は70年代。日本の各地から、4人の常識破りの凄腕ジャズ奏者が集まり、スゴイことになっていくお話。今野氏の「長編デビュー作」だそうです。内容的には、ンなアホなぁ〜とゆうカンジのストーリーではありますが、まあ、これはこれでアリかな、と。しかし、今野作品ここんとこ旧作の復刻ばっかりで物足りなひ・・・。人気作家になったので、ここぞとばかりかつての作品たちをドシドシ刷りまくるのは分かるのですが、過去作がすべて良作とゆうわけではないと思うので、玉石混交ぐっちゃぐちゃ状態になりつつあるような気がします。洗練された新作を求ム。

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    2011年09月28日
  • 武打星

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    香港でカンフースタート目指す日本人の話。昔の脂ぎった元気のあるハングリーな香港の様子がわかるという意味で貴重。今はもう失われてしまった途上国の香港人の姿が垣間見れる。

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    2009年10月18日