今野敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
野沢朱美 23歳に
新聞アルバイトの早稲田大学学生 中島昇が
新聞の代金を 集金するところから始まる。
そのとき 朱美は タンクトップで
乳首さえ浮き出ている 姿に 中島昇は言葉を失う。
そして 薄茶色の乳首がみえた。
という 始まりが・・・・なんともいえぬ シーンとなって
とてつもない 美少女 の出現に 物語は 発展していく。
強行犯係の 樋口顕は 40歳。
周りから 信頼されているが その信頼がなぜなのか
自分で理解できない。
全共闘時代の後始末を してきた 時代を生きている。
その世代考察が 面白い。
いわゆる シラケ世代なのだろうか・・・・
その代表としての 樋口顕。
性格はシャイで 家族を思いながら 仕事をしている。
理想的な 仕事人でもある。
感情を抑え 理性的であろうとする。
論理的な推理力を働かせ・・・
なぜか 感覚的にも 正直なところがある。
美少女は 火曜日に起こる3つの殺人現場に
登場していた。なぜ その美少女が・・・
樋口顕は その美少女に 心が 奪われる。
植村という古典的な刑事。
氏家という 心理学を学んだ 刑事。
そのハザマの中で 揺れ動く 樋口顕。
いいねぇ。
この心理的な 心の流れ。
警察小説は おもしろい。 -
Posted by ブクログ
東京で爆弾テロが発生。
そのとき民衆は、そして国はどう動くのか?
結構リアリティーのある小説でした。
犯人の心境も、それを追う国の各機関の対応もなかなかよく考えられているように思います。
そんな中でなぜ社会学者の話が所々に出てくるのかと、疑問を感じていましたが、その謎が結末で明かされる。
かなり意外な感じを受けました。
そこそこリアルな場面描写が続く中、私の知識の範疇では、結末前の1シーンだけが、作者ミスったなと、思われるものでした。
通常 電気回路は、電気が流れるか切れるかの二つしかないのですが、時限爆弾の処理で、ケーブルの両端を同時に切断しないといけないという部分は、なぜ両端を同時にという疑問を投げかけ、ミスったのではと、読んだ後も思ってしまう部分です。
ケーブルのひとつを切るのと両端を切ることの違いをイメージできない!!
この表現を別のものに変えれば、最後までリアルだったのに・・・
なんてことを勝手に思ってしまったのは、私だけでしょうか?