今野敏のレビュー一覧

  • 触発 警視庁捜査一課・碓氷弘一3

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    爆弾テロとその対処の話。現在はテロ対応も警察の分野らしいけれど、物語内では自衛官から警察に派遣された爆弾のスペシャリストが活躍します。ミステリを期待していましたが、サスペンスアクションですね。

    文書内でサリン事件の例がしばしば登場して当時を思い出します。今野敏の作品は安積警部補シリーズ、竜崎警視長シリーズと読んできて、碓氷部長刑事シリーズに入りました。今のところこれが一番ミステリから遠い感じがしますね。次は碓氷シリーズの『アキハバラ』を読みます。

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    2011年06月07日
  • 警視庁神南署

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    スイマセン、「安積班」シリーズ一気読みし過ぎた私が悪いんです。
    飽きました。あまりにパターン化された人物描写。事件の目先がちょこちょこ変わるだけ。
    安積さんが「素敵で頼れる上司」から「グダグダ考え過ぎのえこひいきが過ぎる上司」に変わってしまいました。
    シリーズものというのはこういう宿命なのか、それともただ単に私と嗜好が合わなかったのか。

    銀行マンがうっかりやくざに復讐を頼んでしまうという経緯は面白かった!

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    2011年06月06日
  • 陰陽 祓師・鬼龍光一

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    あっという間に読み終わってしまったわ。
    お話の流れがいい感じ~。
    ちょっと気持ち悪いところもあるけれども、
    今野敏さんの本は、全般的にそんな感じな気がするからなー。

    気持ち悪い・・と思いつつ読んでしまいますわ。
    こういうお話の流れ、きらいじゃないんだもの。

    でも、2日で読めちゃうのは困るー。

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    2011年06月17日
  • 波濤の牙 海上保安庁特殊救難隊 (新装版)

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    ネタバレ

    伊豆沖で当て逃げをされた漁船第十二豊政丸。その乗組員を全員救助した海上保安庁特殊救難隊の第二隊。
    台風が接近し、救助要請を受け彼らが次に救助に向かったのは当て逃げをした北朝鮮の船だった。

    こういう事件がいつ起こってもおかしくない、という感じがした。
    隊長とその周りの人達が皆格好良い。
    どう決着するのか気になり一気に読んだ。
    無線係・救難隊の隊員らが傷付けられた時は読みながら怒っていた。

    作中に問題点もさりげなく出てくる。
    緊急車両がなく、警察に連絡してパトカーに先導してもらう手続きを取る場面など。

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    2011年05月23日
  • 警視庁FC

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    おとぼけ警察モノというジャンルがあるなら、その本。かるーい感じで読めるので、好きな人は好きかも。2回くらい、「くすっ」と笑った。

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    2011年08月18日
  • 花水木

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    読めば読むほどテンションが下がっていくこのシリーズ^^;
    おそらく、サザエさん現象ゆえか、ワンパターン過ぎるんだよね。
    その安定感がイイ!というのももちろんありますが、安積係長からどんどんどんどん魅力がなくなっていく。
    ただの愚痴っぽい、なんでそんなに部下に慕われているのかよく分からん、人を見る目のないオッサンになっていく(特に対村雨)。
    これはどうしたら。

    話一つ一つは、それなりにひねりも効いていて面白いのですけど。
    「月齢」「聖夜」のようにイメージが鮮烈に伝わる話もあるし。

    決してつまらないわけじゃないのに、なんだかうんざりするという不思議なシリーズ^^;
    もしかして、作者にはこのシリ

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    2011年04月30日
  • 警視庁FC

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    仕事に熱意を持っていない人物が苦手。この作品の主人公はそういうタイプだが、不思議と嫌いにはなれなかった。ストーリーも面白かった。でもみなさんの評価は低めですね。

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    2011年04月29日
  • 警視庁FC

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    面白かった。と言えば面白かったが、あまり後味が良くなかったかなぁ・・・・ドラマ化するなら、若手お笑い芸人がやったらいいかも・・・

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    2011年04月20日
  • 奏者水滸伝 追跡者の標的

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    演奏の描写、格闘の描写がとてもテンポ良く
    スピード感がありすばらしい。
    ただし、小説自体の内容は・・・・
    どこかのTVドラマのようで。
    逆にドラマ化するなら面白いと思う。

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    2011年04月18日
  • 警視庁FC

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    刑事になるなんてまっぴらだと思うやる気も趣味もない地域総務課に勤務する楠木が映画ロケをサポートするFC(フィルムコミッション)室に配属された。撮影現場で殺人事件が発生! しかしなんだろう、、まったく緊張感がない。 なーんか違和感を感じながら読み進めるとやっぱり、、って結末。
    ギャグたっぷりのコメディタッチで今野さんてこんな作風のも書くんだとちょっと意外でした。軽くて読みやすいんですが正直に言えば個人的にはいまいちかな。

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    2011年04月09日
  • 怪物が街にやってくる

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    今野敏の初期作品集。ジャズマンを描く連作短編集。今野敏らしく、随所に格闘技もねじ込んであって、「いろいろ書きたい事を詰め込みました」感が、強い。

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    2011年09月04日
  • 花水木

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    東京湾岸臨海署シリーズ
    安積班の短編集

    長く書いてるものだけあって抜群の安定感&安心感
    そのぶんドキドキハラハラはない(笑)

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    2011年02月20日
  • 触発 警視庁捜査一課・碓氷弘一3

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    今野さんの警察エンタメ小説。純粋に小説を楽しむには十分によい。出張のお供に最適ではないでしょうか?しかしなんですな、作者がこの小説を書くにあたり、どうやって爆弾の知識をこんなに細かく仕入れたのか、その取材力に脱帽します

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    2011年02月05日
  • 虚構の殺人者 東京ベイエリア分署

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    オープニングパーティーが催されているビルから、有名テレビプロデューサーが転落死した。
    様々な思惑が交錯する、華やかな芸能界とその裏側。
    利害関係からあぶりだした容疑者には鉄壁のアリバイが……。
    安積警部補シリーズ。

    安積班の面々の姿が目に浮かぶようで、というか、私はドラマ「ハンチョウ」を先に見ているから余計そうなんでしょうね。
    事件の関係者や警察関係者の、人物像や人間関係が丁寧にえがかれています。
    今回は須田刑事(私の中では塚っちゃん)が光っていました。

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    2011年02月04日
  • 波濤の牙 海上保安庁特殊救難隊 (新装版)

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    ネタバレ

    特殊救難隊という、海上保安庁でもさらに選ばれた人たちが、最前線でどのように救助に当たっているのかということと、もし、現在の政治状況の中このような状況が起こったら、どのような問題があるのか。
    密輸とはいえども、そこに何かの意図があると考える組織もあるということについて考えさせられました。

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    2011年01月24日
  • 波濤の牙 海上保安庁特殊救難隊 (新装版)

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    キャラクターは少し弱いが、ストーリー展開には引き込まれました。古い作品の新装版なので期待できませんが、各キャラクターのスピンオフや後日談が発刊されると読むかな?

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    2011年01月16日
  • バトル・ダーク ボディーガード工藤兵悟3

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    ボディーガードものとはちょっとはずれていますが、シリーズ中では一番プロフェッショナルのお仕事って感じでしたね。
    やはり、巻き込まれ型よりは、本人にやる気のあった方が読んでいる方も気分がいいというか。(^^;
    警察の態度の悪さとか、作戦に入ってからの手際の良さとか、お約束ではあるものの、逆にお約束に沿った面白さの方が目立ちます。
    もう少しシリーズが続いても良かったと思うんだけどなぁ。

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    2011年01月10日
  • 奏者水滸伝 阿羅漢集結

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    四人の凄腕ジャズ奏者達が、それぞれに奇妙なものを感じて集結していくお話。ジャズ評論家である天野さんや奇妙な僧、木喰の出会いを中心に、出会うべくして四人は出会う。
    本編の流れよりも、内容の中心であるジャズに対する描写がすごい。ドラムスティックの回転やピアニストの指が踊る様が目に浮かぶよう。
    長編のはじめの巻だけれど、これ一冊でも読めると思う。むしろ、最後の展開を読み終わると、端的に先が書かれているために、次に手を伸ばそうとは思えなくなった。

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    2010年12月14日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

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    めまぐるしく視点が変わって、次から次へと事件が重なっていく。あまりに強引な展開ではあるが、その強引さについつい惹き込まれてしまい、一気読み。暇つぶしくらいに読むには良い感じであった。
    「触発」に出てきた碓氷刑事が再登場。なかなか出てこないが、出てきた時にはテンションが上がった。怒涛の展開の最後はほのぼのとして終わり、読後感良し。

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    2010年12月08日
  • 特殊防諜班 連続誘拐

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    情報戦っていうのは好きなんだけどなぁ。
    はやし言葉が、ヘブライ語で説明できる、っていうのは面白かったです。

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    2010年11月14日