今野敏のレビュー一覧

  • 警官の貌

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    今野敏、誉田哲也、福田和代、貫井徳郎による警察小説アンソロジー。独立した四編の、趣きの異なる作風が楽しめます。
    恥ずかしながら、誉田哲也以外の方々は初見で(^_^;)
    警察小説の短編は難しいのか?・・・どれも軽く仕上げてる印象は否めません。
    警察小説入門編としては良いと思いますが、私的にはチト物足りないですかね・・・

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    2014年06月01日
  • デッドエンド ボディーガード工藤兵悟4

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    3巻以来、十数年ぶりの復活だそうで。

    主人公はロシアで大活躍。
    こんなキャラだったかなー。忘れたなー。

    可もなく不可もなし、といった内容でありました。

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    2014年05月29日
  • 警官の貌

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    警察小説アンソロジー。作家陣の内、福田和代以外の三人(今野敏、誉田哲也、貫井徳郎)はファンといってもいい程好きな方たち。感想としては誉田哲也と貫井徳郎の作品が良かった。貫井徳郎の短編は初めて読んだが、長編同様の深いテーマ(今回は死刑の在り方)と、驚きの真相は健在。さすが!

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    2014年05月23日
  • 警官の貌

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    近年、大きなブームが継続中の警察小説の四人の作家によるアンソロジー。
    読み比べると、四人の個性が出ていて面白い。特に今野敏氏はベテランらしい安心感と渋さがたまらない。若手筆頭格の誉田哲也氏はギラギラした野心を感じるし、福田和代さんの通訳捜査官という設定がユニークだ。貫井徳郎氏の作品は死刑制度の功罪が描かれ、社会性をテーマにする氏らしい。

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    2014年05月19日
  • 烈日 東京湾臨海署安積班

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    テレビでは「ハンチョウ」でお馴染みの安積班シリーズ。2010年の作品がようやく文庫化されて購入。

    鑑識課出身の女性刑事が配属されて、班の一員として馴染んでいくまでに遭遇する様々な事件を四季(表題は真夏ですね)を通じて描いた短篇集。

    解説によれば、テレビドラマで登場した女性刑事を原作の方に逆輸入した内容になっている。そういえばこのシリーズでこれまで女性刑事が登場しなかったのにテレビでは出ていたなぁ・・・なんてことを思い出したんですが、テレビ物とのコラボは色々やってくれます。


    (2014/4/18)

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    2014年04月26日
  • 半夏生 東京湾臨海署安積班

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    良くも悪くも「シリーズもの」な一冊。

    時代の移り変わりは敏感に取り入れられるが人間関係の進展には時の流れを感じさせない本シリーズ(笑)……、

    村雨刑事が主人公をどう見ているかが描かれたのは、初めてか??
    なかなか新鮮だった(笑)。

    ★3つ、7ポイント。
    2014.04.24.了。

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    2015年05月22日
  • 渋谷署強行犯係 宿闘

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    渋谷署強行犯係シリーズ3作目。

    2作目の「義闘」をすっ飛ばして、こちらを先に読む。旧題は「鬼神島 拳鬼伝3」

    相変わらず時代背景は古いし、竜門の変身アイテムである、ハードジェルのくだりはちょっと気恥ずかしくなるくらい古臭いですが、、、、1作目よりは読みやすく、事件の背景、動機もしっかり描かれていて面白かった。最新作での、変身のくだりはどうなっているんだろう、気になる。

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    2014年04月23日
  • 渋谷署強行犯係 密闘

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    渋谷強行犯係シリーズ、1作目。

    旧題は「拳鬼伝」。題名からして拳法アクションが主軸。自ら空手塾を主宰されているだけあって、格闘描写が物凄く詳しい。整体に関する描写も詳しく、興味のある者にとっては面白く読めた。元々がかなり古い作品なので、時代背景は古いし、著者の文体自体も古く、全体的に描写が冗長なのが残念なところ。最近、新しい作品が出てるようなので、今書けばどのようなものになるか、読んでみたい。

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    2014年04月22日
  • 警官の貌

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    それぞれ趣向を凝らした、警察小説アンソロジー4編。
    今野敏「常習犯」は、小説ではあまりなじみのない捜査三課盗犯捜査の刑事が主人公。
    誉田哲也「三十九番」では、留置担当官が主役。
    福田和代「シザーズ」は、通訳捜査官という役職が登場。
    貫井哲郎「見ざる、書かざる、言わざる」では、死刑制度に言及する。
    長編の醍醐味はないが、いろいろな役職の発見と、各作者の作風を楽しめる。

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    2014年04月20日
  • ナイトランナー ボディーガード工藤兵悟1

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    ボディガードを職業とする工藤の元に、
    CIAに追われる水木亜希子からの依頼が舞い込む。
    工藤は彼女を守りきれるのか?

    x圧倒的なスピード感で読み手を飽きさせない点はさすが。
    しかし、真犯人がかなり早い段階で読めてしまう点が非常に残念。

    全3巻あるという本シリーズ。次巻も読もうと思う。

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    2014年04月14日
  • 警官の貌

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    競作?
    アンソロジー?
    ……この手の本の良さは、まだ読んだことのない作家を試し読みが出来るという点。
    過去、同じような競作本をきっかけに「では、長編も読んでみよっか」と、京極夏彦や柴田よしきを読むようになった・・・。

    さて、本書。好きな作家2名と未読作家1名を含む全4編。

    【今野便】
    さすがの安定感。
    安心して読めた。キャラの立った二人の刑事の長編も存在する模様。読むべし。

    【誉田哲也】
    彼の作品の中では、自分の好み的にはちょっと残念。
    まあでも、誉田さん“らしさ”が健在な点は、安心。

    【福田和代】
    初読み。
    面白かった。ぜひぜひ長編も読んでみよう……本書購入の、一番の収穫。
    短編のみで終わらせるのが勿体ないキャラ造詣。ぜひ、続編長編も書いてもらいたい。

    【貫井徳郎】
    2・5冊目。

    初読は「慟哭」。可もなく不可もなく……だったかな。いや、わりと楽しめはしたけれど、結末と仕掛けが気に入らなかった記憶が……。

    1・5冊目……タイトル失念。読むに耐えなくなり本を閉じた。

    本作……。全体的にはちゃんと読めた。しかし……、文体、台詞回し、仕掛け、設定、どれを取っても自分には合わない作家だと再認識。明らかな“いわゆる推理小説” には、どうしても醒めてしまいらしい。

    ★3つ、7ポイント半。
    前半3編だけなら、

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    2014年04月03日
  • 警視庁FC

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    これは、いつもの今野さんとは違うかな。
    こんなのも書くんですね!
    何重に騙されて、最後もまだなんかありそうで。肩の力抜いて、謎とき楽しめます。

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    2014年03月30日
  • 夕暴雨 東京湾臨海署安積班

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    ネタバレ

     最初の爆破予告はガセだったが、再びコミコンの爆破予告がネット上に書き込まれた。信憑性が高いと訴える須田の直感を信じた安積は、警備の拡大を主張するが、爆破を阻止できなかった。安積達は「爆弾の被害にあって、病院の運ばれた5人の中に実行犯がいる可能性がある」と捜査を開始する。

     新庁舎に強行班二係の係長として異動してきた相楽警部補は、安積班に対し異様なほどの対抗意識を燃やし、予告をした犯人の身柄を確保する手柄を立てた。安積は、5人の供述に矛盾があることを突いた須田の説を報告することで理事官の気持ちを動かすのだった。

     私にとっては、12冊目の安積班シリーズ… 犯人は誰か? どのような爆弾をどうやってしかけるのか? 動機は何か?というそれぞれの謎もあやふやだし、後半盛り上がる急展開もなく、ミステリーというよりも、安積と相良、速水と後藤の対立構造の中から、それぞれの登場人物の心理や関係の変化を楽しむ物語なのだろうが、もはや安積班ファンになってしまったと言っても後ろめたくない私にとっても、少々物足らない作品であった。

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    2014年03月15日
  • エチュード 警視庁捜査一課・碓氷弘一4

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    怒りと向き合う
    繁華街で起きた連続通り魔事件が本書で扱われる。
    この手の事件は、実際の事件を思い起こさせて心苦しい。

    さて、本書は犯人すり替えトリックを使った心理戦が妙。
    メンタリズムなるものももてはやされているが、人間がいかに完璧ではないかを感じさせる意味で、本書同様興味深い。

    見たいものしか見ていないというのはよく言われることだ。
    そんなことはない、私はしっかり見ていると思われるかもしれないが、それは明らかなる間違いだ。
    例えば、知らぬ間にできた傷、痣。
    どこでついたのかさっぱりわからない。
    自分に危害が加えられているというのに、だ。
    こんな些細なことですら断言できないのだから、大きな混乱の中で人がどれだけ周りを正確に見られるか......。

    人間の心理をついた物語は面白い。
    ただ、物語である以上仕方がないとはいえ、少々ことが上手く運びすぎる。
    実際の話を聞いてみると、プロファイリングはここまで精度が高くない印象だ。
    人づてなので、検証したわけではないが聞いた話ではこうだ。
    被疑者居住範囲の目星を警察が◯◯区内とつけたとする。
    プロファイリングによると◯◯区のほとんどが「想定される地域」と示される。
    ピンポイントで当てるには、人の行動というものはどうにも難しいようだ。

    恨みや怒りを持った人間が即犯罪者になるわけではない。
    行動にはそれなりの理由がある(はずだ)。
    自分の中の正しさが果たして本当に正しいのか、私たちは常に他者の目を自己の中に持っていなければならない。
    怒りは大きな力である。
    それとどう向き合っていくか、それが一人一人の課題であるのだ。

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    2015年03月18日
  • 38口径の告発

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    何か分からないが、今ひとつ、物足りない感じを受ける。冒頭から、「悪者」がはっきりし、それを最後まで裏切ることが無い という点が原因なのか?
    登場人物も多く、それが何かの布石になるかとおもいきや、本当に脇役で終わってしまうことも残念。

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    2014年02月24日
  • エチュード 警視庁捜査一課・碓氷弘一4

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     渋谷・新宿で発生した連続通り魔殺人事件。なぜか誤認逮捕が繰り返される事態を解明すべく警察庁から送り込まれたのは、心理調査官・藤森紗英だった。苦手な美人と組まされる羽目になった碓氷警部補は戸惑うが、紗英の助言によって、巧妙な「犯人すり替え」のトリックが潜んでいることがわかる。はたしてこの異色コンビは真犯人を探し出し、惨事を食い止めることができるのか。警察小説の第一人者が贈る「碓氷弘一シリーズ」第四弾。

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    2014年02月23日
  • エチュード 警視庁捜査一課・碓氷弘一4

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    碓氷弘一シリーズの第4弾。

    このシリーズは、いわゆる異色犯罪もので、今回は、マジックの心理テクニックを使って誤認逮捕を誘導させる巧妙な通り魔殺人犯を、美人の心理調査官とコンビを組んで捜査する。

    犯人のテクニックも、プロファイリングも、そう都合よく簡単にはいかんだろう? 管理官や捜査一課長含めて、周りも善人ばかりで、理解ありすぎ・・・と思いながら読みつつ、最後までお付き合いしてしまうのが今野小説でしたね。


    (2014/2/16)

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    2014年02月21日
  • 残照

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     東京・台場で少年たちの抗争があり、一人が刃物で背中を刺され死亡するという事件が起きた。直後に現場で目撃された車から、風間智也に容疑がけられたが、交機隊小隊長の速水警部補は、風間は背中から刺すような奴ではないと、彼の容疑を否認し、安積警部補と共に「車はZだった」という情報を追う。

     ひとつの見せ場は、風間のスカイラインGT‐Rと速水が操る「法の許す範囲でばりばりにチューンナップされている」というスープラパトカーが繰り拡げる高速から筑波山へかけてのバトルだ!まるで『湾岸ミッドナイト』と『頭文字D』を彷彿とさせる描写に興奮する。

     もうひとつの見せ場は、安積と速水という個性豊かな二人の主人公が見せる無言の信頼関係と、それを感じさせる会話だ。『隠蔽捜査』の竜崎と伊丹の会話の様に楽しめる。

     筑波山で速水が繰りだす命がけのアタックに一度後塵を浴びてしまった風間は、速水と安積という二人の男を認め、固く閉じていた口を開くのであった。

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    2014年02月13日
  • 殺人ライセンス

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    いろんなネタてんこ盛り。
    高校生活の描写は、ちと苦しいか。

    しかし、ネットやらなんやらの最先端分野ネタの作品は古びるサイクルが早いなぁ。

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    2014年02月13日
  • 殺人ライセンス

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    すごく多くのテーマを盛り込んだ、なんていうか、意欲作、とでもいうんでしょうか、作者の気合を感じる。なんというか、いくらフィクションとはいえ、作者の人柄というのは伝わるよね。

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    2014年02月13日