今野敏のレビュー一覧

  • 神南署安積班

    Posted by ブクログ

    神南署安積班では、刑事らしくない部長刑事、ツキを持つ男として、須田の活躍が痛快に描かれる。シリーズものの魅力は、丁寧に描かれた個々のキャラクターが成長してゆく姿が楽しめるのが魅力だ。
     東京ベイエリア分署を舞台にした『二重標的』『虚構の殺人者』『硝子の殺人者』を読んだ後、神南署に舞台を移した1作目から3作目である『蓬莱』『イコン』『警視庁神南署』が手に入らなかったので、止むお得ず4作目の『神南署安積班』を先に読んだ。9作の短編から成るこの作品は、安積係長を囲む登場人物が繰り広げる人間ドラマが描かれ、横山秀夫さんの短編に近い雰囲気だ。

     些細な噂で、交通課の速水係長や部下の黒木を心配し、コソコ

    0
    2014年02月11日
  • 渋谷署強行犯係 義闘

    Posted by ブクログ

    古武道対総合格闘技。古武道は柔よく剛を制す。総合格闘技はパワーのある者が相手を制す。違いがよく分かる本でした。

    0
    2014年02月11日
  • 硝子の殺人者 東京ベイエリア分署

    Posted by ブクログ

     『二重標的』『虚構の殺人者』でも、挑んでくるような相楽警部補との対立構造などの困難がなかったわけではないが、安積警部補が決断に苦しむようなピンチに見舞われることはなかった。しかし、この『硝子の殺人者』で、安積は、初めて苦しい決断を迫られる。そんな時、安積は、まるで『隠蔽捜査』の竜崎のように、警察官であるという原理原則に基づいた決断をする。

     事件が解決した時、安積は、迎えに行くと約束していた妻と娘の帰国に間に合わなくなってしまった。速水小隊長は、助手席に安積を乗せたスープラのパトカーを猛然と発進させ「職務特権という言葉を知っているか」と言う。安積は「職権濫用という言葉なら知っている」と言う

    0
    2014年02月08日
  • 虚構の殺人者 東京ベイエリア分署

    Posted by ブクログ

     徐々に明確化する相楽警部補との対立構造?刑事の慣習や自分の先入観にとらわれず、事実や供述を客観的に感じることによって、真相に迫ろうとする安積係長。個性的な部下たちに支えられた安積の活躍が爽快である。
     2006年に、第27回吉川英治文学新人賞を受賞した『隠蔽捜査』。2008年に、第21回山本周五郎賞と第61回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した『果断 隠蔽捜査2』。受賞の理由は、現場の刑事が繰り広げる捕物帳ではなく、警察官僚の世界を舞台にした斬新さと、その中で、慣習よりも原理原則を重んじて、問題解決の当たる竜崎警視長の姿だったのではないでしょうか?

     私は、この『隠蔽捜

    0
    2014年02月07日
  • 38口径の告発

    Posted by ブクログ

    犬養医師の息子翔一が小3にしてはあり得ないほど大人だ
    悪徳刑事金森と犬養の最後の死闘はちょっと無理やりかなあ

    0
    2014年02月04日
  • 二重標的 東京ベイエリア分署

    Posted by ブクログ

     ドラマ『隠蔽捜査』を観たことを切欠に原作『隠蔽捜査』『果断(隠蔽捜査2)』『疑心(隠蔽捜査3)』『初陣(隠蔽捜査3.5)』読んだところ、とても面白かったので、今野敏さんの他の作品も読んでみようと、これもドラマで観たことがある『ハンチョウシリーズ』を仕入れてきた。

     次々と息つく暇もなく連続して起こる事件。捜査中に発生する本庁や他の所轄の刑事とのつばぜり合い。離婚した妻が連れていった娘と交わした誕生日の約束。その中で懸命に生きる班長(安積)が魅力的に描かれている。

     内容は、ネタばれしないようにBOOKデータベースの紹介文を借ります。
     「東京湾臨海署(ベイエリア分署)の安積警部補のもとに

    0
    2014年02月01日
  • 二重標的 東京ベイエリア分署

    Posted by ブクログ

    お気に入りの今野さん、今度は安積警部補シリーズに手を出してみた。
    やはり読みやすく、刑事達の個性が面白い。
    このシリーズも、これから楽しみたいと思う。

    0
    2014年01月31日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

    Posted by ブクログ

    一昔前の電気屋の街アキハバラでした

    偶然が重なってとんでもないことに
    史郎のまねけさと一生懸命さが、なんともいえない

    この今の日本ではありえないけど、日本人も少し平和ボケを自覚しよう

    0
    2014年01月16日
  • エチュード 警視庁捜査一課・碓氷弘一4

    Posted by ブクログ

    ベテラン刑事と、若い女性の「心理調査官」がコンビを組む、と。

    なんやら盛り上がりに欠けるまま、淡々と終了してしまった感があります。

    今野作品警察モノの醍醐味はなんといっても、ギクシャクしている組織が主人公の地道な努力によって次第にまとまり、ひとつの目標に向かって終盤ぐわわ~っと盛り上がっていくトコロ(だと思う)なのですが、そこらへんが希薄であららもう終わり?みたいな感想であります。

    新作ヲ待ツ!

    0
    2014年01月09日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。
    前半は万引き・ストーカー疑惑・発砲事件、、と色々な事柄が絡み合ってドタバタ。碓氷刑事がなかなか出てこないので、別の作品かと思った。。
    後半一気に急展開。ハチャメチャな展開でありえないだろうと思いつつ先が気になり、一気に読み終えた。

    0
    2014年01月07日
  • 触発 警視庁捜査一課・碓氷弘一3

    Posted by ブクログ

    碓氷刑事シリーズ1作目。
    それぞれの視点で状況・心境が描かれていて読みやすかった。犯人が分かるまでがあっさりし過ぎな気もしたけど、展開が早くあっという間だった。
    シリーズの続きも読みたい。

    0
    2014年01月06日
  • ST 警視庁科学特捜班 桃太郎伝説殺人ファイル

    Posted by ブクログ

    シリーズ通算10作目。伝説の旅シリーズ2作目。
    前作「為朝伝説~」で少々物足りなさを感じていましたが、こちらは面白かったです。
    表題にもある桃太郎伝説。幼少の頃に読んだきりでしたが、これまで自分で解釈していたものとは別の解釈が物語の中で出てきたりと、非常に興味深かったです。
    ラストの纏め方も良かったです。

    0
    2013年12月19日
  • ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル

    Posted by ブクログ

    シリーズ通算9作目。伝説の旅シリーズ1作目。
    キャラの濃いSTメンバーそれぞれに焦点をあてた色シリーズが凄く良かっただけに、そちらと比べると若干物足りなさも。
    ただ、為朝伝説については興味深く読めました。
    あと二冊なので読んじゃいます。

    0
    2013年12月19日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル

    Posted by ブクログ

    シリーズ通算8作目。色シリーズラストとなる5作目。
    最後を飾るのは黒=黒崎さんです。
    常に寡黙過ぎる黒崎さんですが、自分のメインの回でもやはりというかなんというかw
    寡黙なキャラだからこその今回のお話のような気もするし、色シリーズは本当に色々な形で物語が進み、面白かったです。
    このままの勢いで「伝説の旅」シリーズも一気に読んじゃいます。

    0
    2013年12月19日
  • スクープ(スクープシリーズ)

    Posted by ブクログ

    今野敏作品ははじめて読んだ。
    何というか夜11時くらいからテレ朝、テレ東とかでやってそうな安っぽいサスペンスドラマって感じ。
    緻密な伏線が張り巡らされてるというわけでもなく大どんでん返しがあるわけでもない。普通のサスペンス。
    漫画とかドラマにはしやすいだろうが小説としては深みに欠ける。
    横山秀夫の足元にも及ばない。

    0
    2013年12月10日
  • バトル・ダーク ボディーガード工藤兵悟3

    Posted by ブクログ

    アクション物が苦手な私でも、今野作品は楽しめるから不思議。登場人物に心があるからでしょうか。工藤兵悟3部作も楽しく読ませて頂きました。

    0
    2013年12月08日
  • 花水木

    Posted by ブクログ

    五月も終わりかけた東京湾臨海署に喧嘩の被害届が出された。ささいな喧嘩でなぜ、被害届が?疑問を抱く安積班の須田は、事件に不審な臭いを感じ取る。だが、その頃、臨海署管内に殺人事件が発生。殺された被害者からは複数に暴行を受けたらしい痕跡が…。殺人事件の捜査に乗り出す安積たちだったが、須田は、傷害事件を追い続けることに―。それぞれの事件の意外な真相とは!?(「花水木」より)五編を収録した新ベイエリア分署・安積班シリーズ、待望の文庫化。 (「BOOK」データベースより)

    花水木
    入梅
    薔薇の色
    月齢
    聖夜

    なんか、いつも書いている気がしますが、相変わらず魅力的な安積班の面々。
    短編集ですが、この中で

    0
    2013年11月30日
  • 凍土の密約【新カバー版】

    Posted by ブクログ

    倉島警部補シリーズ、3作目。

    今作こそ、倉島警部補が堂々と主役。公安捜査官としてまだまだ成長途中にあり、それが逆に人間味のあるキャラに仕上がっている。前作まではヴィクトル色が強かったため、アクションが多めだったが、今作は情報戦の色合いが濃かった。こっちが本来の公安捜査かな。思わぬところで思わぬ相手が敵だったり、味方だったり。並の人がすると人間不信になりそう、、、。

    0
    2013年11月18日
  • パラレル 警視庁捜査一課・碓氷弘一2

    Posted by ブクログ

    碓氷刑事シリーズ。3作目。
    なにかに似ていると思ったら、義闘シリーズ。
    整体師と刑事と武闘家が出てくるから。
    だけど、これはプラスちょっとだけカルトチック。
    そっちはあんまり得意じゃないから少し醒め気味になるところもあったかな。
    一つ遅まきながら嬉しい発見をしたのは、シリーズが違っても今野さんの作品は警視庁の課長や管理官は同じ人が登場してるってことだ!田端課長。ああ、ここでもよき上司^^

    0
    2013年11月14日
  • 渋谷署強行犯係 宿闘

    Posted by ブクログ

    辰巳刑事と整体師・竜門の第3弾。
    いよいよマニアックになってきた。
    今野さんご自身も相当な腕前の持ち主だから
    格闘技の流派のくだりになるとかなり詳しくその奥に案内されてしまう。
    (未知の世界でそこだけはちょっと覗き見になってしまうけど)

    龍門さんのストイックさにますます好感。
    術の技が再現できるかそこは大変だけど
    これだけは映像で見てみたい気がする。
    整髪ジェルのところとか、とくに(笑)

    0
    2013年11月08日