今野敏のレビュー一覧
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東京・お台場のテレビ局に出演予定の香港映画スターへ、暗殺予告が届いた。東京湾臨海署の安積警部補らは、スターの警備に駆り出されることになった。だが、管内では、不審船の密航者が行方不明になるという事件も発生。安積たち強行犯係は、双方の案件を追うことになる。やがて、付近の海岸から濡れたウェットスーツが発見され、密航者が暗殺犯の可能性が―。安積たちは、暗殺を阻止できるのか。(「暗殺予告」より)新ベイエリア分署・安積班シリーズ、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)
久しぶりに安積班の皆さんに会えました。
テレビのハンチョウシリーズは、ちょっと趣が変わってきちゃっていたのですが、私はやはり安積 -
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ネタバレ初めて読んだはずなのに、内容に覚えがあるのは何故だ(爆)。
お盆の時期のビッグサイトでコミコンというネーミング(笑)。
なるほどそういう捻りかと思わずにやり。というのは置いといて。
須田刑事が爆破予告の真贋を見極める辺りは流石。
そして安積班長の心中での葛藤、考えすぎっぷりは相変わらず(爆)。
能力は認めているのにどうしても疎ましく思ってしまう心理は判らなくもないけど
当の本人たち(特に村雨さん)が全く気にしてなさそうなのも相変わらず。
過去の作品でも穿ち過ぎだと気付きそうなエピソードが転がってるんだから
そろそろ安積さんの心象が変わってもよさそうなものだと思ってしまうのは
傍で見てる読者 -
Posted by ブクログ
古本屋で出会えたので、その日のうちに読みました。
(出版の順番がわからないので、ウィキペディアで確認しながら、本を探しています。)
蓬莱・イコンより前の話し運び---安積班内の人間関係を中心に物語が進みます。
TV版とは違う、プライベートに影を持ち、上司としての立場に悩む、本来(?)の安積さんがいました。
ストーリー自体はバブル崩壊直後のこともあり、少し古臭い印象がありますが、展開はスピーディーで読んでいてストレスを感じさせません。
ただ、村雨と野田への心境の場面になると、少しくどさと停滞感を感じました。
そこだけがおしい!
一度だけ、最近の安積班を読んだときは、部下への心情ももっとスカ -
Posted by ブクログ
野沢朱美 23歳に
新聞アルバイトの早稲田大学学生 中島昇が
新聞の代金を 集金するところから始まる。
そのとき 朱美は タンクトップで
乳首さえ浮き出ている 姿に 中島昇は言葉を失う。
そして 薄茶色の乳首がみえた。
という 始まりが・・・・なんともいえぬ シーンとなって
とてつもない 美少女 の出現に 物語は 発展していく。
強行犯係の 樋口顕は 40歳。
周りから 信頼されているが その信頼がなぜなのか
自分で理解できない。
全共闘時代の後始末を してきた 時代を生きている。
その世代考察が 面白い。
いわゆる シラケ世代なのだろうか・・・・
その代表としての 樋口顕。
性格はシ