今野敏のレビュー一覧

  • ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル

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    伝説繋がりで事件が起きたように見せて、実際はやはり偶然でしたという話。何だか某憑き物落としさんが好きそうな流れです。今回は主に働いたのは青山くんと赤城さん。最近出張が増えて翠さんがちょっと可哀想です。

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    2013年07月21日
  • スクープ(スクープシリーズ)

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    ヘッドラインを読んでから、一作目があることを知り(カウントしていいのかわからないけど)手にとってみた。
    布施・黒田両雄のイメージが、ヘッドラインと異なり若干の違和感。
    それでも、布施の骨格になる「報道の姿勢」が「スクープありき」ではないことが伺える短編集。

    黒田もアメコミのヒーローのように、しかしその王道の登場シーンがついついハマって安心して読める。

    二人がもっとわかりやすく、わかりにくく協力して事件解決を目指すヘッドラインがとてもうまくまとまっていたので、スクープは☆みっつ。

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    2013年07月18日
  • ST 警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説殺人ファイル

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    相変わらずキャラクターは魅力的なんだが、話が「適当にこなした」感がぬぐえないというかなんというか・・・
    一応長編なんだろうけど、実質的なボリュームは短編的。

    「伝説シリーズ」になってから、どうも面白くないなあ。


    それにしても、先日見たドラマのキャストが頭に浮かんできて困った。
    ドラマはドラマでよい出来だと思ったけど、STとして見たら「違う!」んだよね。

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    2013年06月19日
  • 禁断 横浜みなとみらい署暴対係

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    みなとみらい署に場所を移しかつ暴対班。話は明確だが、展開が難しく、長編に。他の班長シリーズ程、共感できない。ただ、読みやすく、次は何と期待させる。

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    2013年06月14日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒の調査ファイル

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    中だるみがあったので評価を下げましたが、最後は面白かった。
    なんとゆーか、登場人物の描写がSTメンバーや警察目線だと面白いけど、それ以外の人の目線での描写となると説明が多すぎて読むのがだれるので(この本以外でもそう)、そこをのぞけば面白かったー。黒崎さんかっちょいー!

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    2013年06月09日
  • 最前線 東京湾臨海署安積班

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    東京・お台場のテレビ局に出演予定の香港映画スターへ、暗殺予告が届いた。東京湾臨海署の安積警部補らは、スターの警備に駆り出されることになった。だが、管内では、不審船の密航者が行方不明になるという事件も発生。安積たち強行犯係は、双方の案件を追うことになる。やがて、付近の海岸から濡れたウェットスーツが発見され、密航者が暗殺犯の可能性が―。安積たちは、暗殺を阻止できるのか。(「暗殺予告」より)新ベイエリア分署・安積班シリーズ、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)

    久しぶりに安積班の皆さんに会えました。
    テレビのハンチョウシリーズは、ちょっと趣が変わってきちゃっていたのですが、私はやはり安積

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    2013年05月15日
  • スクープ(スクープシリーズ)

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    ネタバレ

    報道番組『ニュース・イレブン』所属の遊軍記者、布施京一の色々なスクープの様子を短編集のような形式で描いている。
    必死にスクープを追う熱血記者ではない、不思議な雰囲気を持つ布施が面白い。

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    2015年06月19日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    タイトル通り、警視庁強行犯係の樋口係長のお話。
    シリーズとしては、樋口さんや妻のキャラクターが面白いと思ったけれど、
    『疑心』の次に読んだために、また主人公が女性(今回は少女)に対して心が動いてしまい、そんな自分との葛藤もテーマなのか・・・と。
    読んだタイミングが悪かったようです。

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    2013年03月14日
  • 夕暴雨

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    ネタバレ

    初めて読んだはずなのに、内容に覚えがあるのは何故だ(爆)。

    お盆の時期のビッグサイトでコミコンというネーミング(笑)。
    なるほどそういう捻りかと思わずにやり。というのは置いといて。

    須田刑事が爆破予告の真贋を見極める辺りは流石。
    そして安積班長の心中での葛藤、考えすぎっぷりは相変わらず(爆)。
    能力は認めているのにどうしても疎ましく思ってしまう心理は判らなくもないけど
    当の本人たち(特に村雨さん)が全く気にしてなさそうなのも相変わらず。
    過去の作品でも穿ち過ぎだと気付きそうなエピソードが転がってるんだから
    そろそろ安積さんの心象が変わってもよさそうなものだと思ってしまうのは
    傍で見てる読者

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    2013年03月03日
  • 警視庁神南署

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    古本屋で出会えたので、その日のうちに読みました。
    (出版の順番がわからないので、ウィキペディアで確認しながら、本を探しています。)

    蓬莱・イコンより前の話し運び---安積班内の人間関係を中心に物語が進みます。
    TV版とは違う、プライベートに影を持ち、上司としての立場に悩む、本来(?)の安積さんがいました。

    ストーリー自体はバブル崩壊直後のこともあり、少し古臭い印象がありますが、展開はスピーディーで読んでいてストレスを感じさせません。
    ただ、村雨と野田への心境の場面になると、少しくどさと停滞感を感じました。
    そこだけがおしい!

    一度だけ、最近の安積班を読んだときは、部下への心情ももっとスカ

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    2013年02月25日
  • 闘神伝説 3

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    日本でのやくざ、公安、KGB、CIAの戦いとなり、、、
    ギルガメッシュ伝説や日本の神道の伝説とはあまりからまず、、、、

    たんなるアクションの本になっている。

    アクションとおもえば、すらすらと読めて楽しいが、伝説とか歴史的な物を期待すると、ちょっと残念な結果になる。

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    2013年02月17日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    主人公樋口は良い味を出しています。自分に自信がないが周りからの信頼が厚いというのは今までの警察小説ではあまり見かけなかったキャラクターです。ストーリーもオーソドックスだけど、テンポもよくて読みやすいです。

    しかし、団塊の世代や全共闘に触れている箇所は蛇足な感もあり、少し残念。一方、援助交際やクラブのブームなど書かれた時代背景がわかって面白いです。

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    2013年02月07日
  • 二重標的 東京ベイエリア分署

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    ネタバレ

    ハンチョウシリーズの一冊目、らしい。ストーリーとか、人物とかいいんだけど、タイトルは違う方がいいんじゃないかな。途中ですぐ交換殺人ってわかっちゃって、時代が古いから思いつかないこともあるけど・・・パソコン通信てヽ(;´ω`)ノ・・・んー。次に期待。だがしかし先に読めと言われた次の2冊がない~。

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    2013年02月06日
  • 曙光の街【新カバー版】

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    ネタバレ

    続編のほうを先に読んでいたので、展開はほぼわかってしまったが、それでも読ませるプロット作りはさすがだと思う。
    船戸与一ばりの国際ハードボイルドの香りがする。個人的には好きな世界だが、結末はちょっと甘いかな。

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    2013年01月29日
  • 宇宙海兵隊 ギガース

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    完結したとの話を知って、久々に再読中。
    ガンダムのエッセンスが散りばめられた感じなSF、でしょうか。

    第1巻は「G」の鮮烈なるデビュー戦が華々しく描かれています。
    その他にもイロイロと伏線も張られていて、先が気になります。

    で、ギミックとしては、ニュータイプやらモビルスーツやら、
    木星との戦いやらと、「そんな感じ」の要素がたっぷり。

    個人的には楽しく読めそうですが、好き嫌いは分かれそうです。

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    2013年01月27日
  • マティーニに懺悔を(新装版)

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    主人公と神父がカッコ良すぎる、お酒にまつわるハードボイルド短編集。
    いつも愛され守ってもらえる菫子がうらやましい~。
    スラスラ会社の二往復で一気読み。読みやすかった。

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    2012年12月05日
  • 警視庁神南署

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    ネタバレ

    相変わらずの読み応え。
    少年事件を描かせるとうまいなぁと毎度毎度思うんだけど
    今回は痛そうな描写がちょっと多くて
    痛そうなのは苦手なので読み進めるのにちょっと苦労した。

    犯人に対して同情すべき点がひとつもないのが見事すぎる。
    狩られたのも脅されたのもある意味自業自得。
    罪をオヤジ狩りの少年に被せようとするのも汚い大人って感じで嫌。
    すべてのアラフォーの銀行員がこんなヤツだと思われたら困リます(笑)。

    村雨さんが本庁の若手を怒鳴りつけた辺りはスカッとした(笑)。
    そういう細かいところも面白い本だった。

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    2012年11月13日
  • 凍土の密約【新カバー版】

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    前作まで(「曙光の街」〜「白夜街道」)までは元KGB活動家が主役のシリーズ物という印象だったんですが、本書ではそれら2作で登場した公安捜査官が主役で、むしろ公安捜査官のシリーズ物として位置づけられておりました。

    公安という、一般的には胡散臭い仕事なんですが、普通の人目線の主人公は、いかにもの今野さん小説。続編もありそうな終わり方です。

    (2012/10/27)

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    2012年11月05日
  • 龍の哭く街

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    新宿歌舞伎町を舞台にした中国マフィアの話。

    実際、アジア圏の不法入国者は多いわけで。しかしながら、そのおかげで動くアンダーグラウンドマネーもまた多いわけで。

    今野敏らしい一冊。
    武術好きにも、相変わらずポイント抑えてくれている。

    今の日中関係を思うと、なにやら夜更けまで悶々とする一冊でした。

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    2012年10月28日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    野沢朱美 23歳に 
    新聞アルバイトの早稲田大学学生 中島昇が
    新聞の代金を 集金するところから始まる。
    そのとき 朱美は タンクトップで
    乳首さえ浮き出ている 姿に 中島昇は言葉を失う。
    そして 薄茶色の乳首がみえた。

    という 始まりが・・・・なんともいえぬ シーンとなって
    とてつもない 美少女 の出現に 物語は 発展していく。

    強行犯係の 樋口顕は 40歳。
    周りから 信頼されているが その信頼がなぜなのか
    自分で理解できない。
    全共闘時代の後始末を してきた 時代を生きている。
    その世代考察が 面白い。
    いわゆる シラケ世代なのだろうか・・・・
    その代表としての 樋口顕。

    性格はシ

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    2018年03月10日