今野敏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
東京で爆弾テロが発生。
そのとき民衆は、そして国はどう動くのか?
結構リアリティーのある小説でした。
犯人の心境も、それを追う国の各機関の対応もなかなかよく考えられているように思います。
そんな中でなぜ社会学者の話が所々に出てくるのかと、疑問を感じていましたが、その謎が結末で明かされる。
かなり意外な感じを受けました。
そこそこリアルな場面描写が続く中、私の知識の範疇では、結末前の1シーンだけが、作者ミスったなと、思われるものでした。
通常 電気回路は、電気が流れるか切れるかの二つしかないのですが、時限爆弾の処理で、ケーブルの両端を同時に切断しないといけないという部分は、なぜ両端