今野敏のレビュー一覧

  • 白夜街道【新カバー版】

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    ヴィクトルは元KGBの同僚のマレンコフに雇われ、ペデルスキーのボディーガードになったのだが、その裏に謀が企てられていた。ロシアは、ソ連から民主化されたとはいえ、国民性は変わっていないことも情報としてわかる。

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    2012年10月08日
  • 凍土の密約【新カバー版】

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    警察の中でも公安が主にかかれることがないので、その意味で興味深い。
    ゼロというのが公安のエリート養成としてあるようだが、今回の事件をクリアして倉島はそれを受けることができるようになったようだ。「曙光の街」で警視庁外事課で公安の仕事を理解した倉島が頑張る。人間味がある話。

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    2012年10月07日
  • 曙光の街【新カバー版】

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    ヴィクトルがカッコいい。ソ連崩壊によってKGBが解体され、その為、依頼でヤクザの殺し屋になったヴィクトル。日本の公安のだらしなさもあるが、KGBは凄かったと感じさせる。フィクションの世界ということで。

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    2012年10月07日
  • 半夏生

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    久々に読む安積班シリーズの長編。
    淡々とした展開で半分くらい進んでしまって、どう収束させるのか心配だったが、なるほどそうなるわけか。
    派手にしようと思ったら、いくらでも派手にできそうな題材だが、やはりそこは安積班シリーズ、地味です。そして、その地味さがいい。桜井の口から村雨の意外な部分が知れて、なんだか微笑ましい気分になった。

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    2012年09月30日
  • 花水木

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    安積班シリーズの短編集。
    「花水木」「入梅」「薔薇の色」「月齢」「聖夜」の5編。
    個人的に異色の「薔薇の色」で、単なるゲームなのにムキになってしまう彼らが面白い。

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    2012年09月30日
  • 触発 警視庁捜査一課・碓氷弘一3

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    東京で爆弾テロが発生。

    そのとき民衆は、そして国はどう動くのか?

    結構リアリティーのある小説でした。

    犯人の心境も、それを追う国の各機関の対応もなかなかよく考えられているように思います。

    そんな中でなぜ社会学者の話が所々に出てくるのかと、疑問を感じていましたが、その謎が結末で明かされる。

    かなり意外な感じを受けました。

    そこそこリアルな場面描写が続く中、私の知識の範疇では、結末前の1シーンだけが、作者ミスったなと、思われるものでした。

    通常 電気回路は、電気が流れるか切れるかの二つしかないのですが、時限爆弾の処理で、ケーブルの両端を同時に切断しないといけないという部分は、なぜ両端

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    2012年09月24日
  • 鬼龍

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    鬼龍光一シリーズの原点となる作品。正直、荒削りで、鬼龍光一シリーズに見られた警察小説と伝奇小説の融合もなく、物足りない感は拭えなかったが、この作品が原点にあったればこその後のシリーズだと思えば、まぁいいか。鬼道衆や亡者祓いの設定を本作でしっかりと理解するのもいいのかも。これを機に、シリーズの続編を書いて頂きたいものです。もちろん、浩一ではなく、光一のほうで。

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    2012年09月23日
  • 奏者水滸伝 北の最終決戦

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    シリーズ完結編。四人は北海道ツアーに出たが・・・
    原発問題が、わかりやすく絡めてあったりでいいんだけど、やっぱりコレで終わりって言うのは、突然すぎやしないか。

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    2012年09月19日
  • 奏者水滸伝 追跡者の標的

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    シリーズ第六弾。ロスから中国武術の達人、陳翔がやって来て・・・
    これも、ふつうにおもしろいし、今までハズレ無し。だけど、シリーズ通しての話が進展して無い様な。あと一冊で、ちゃんと終われんのかぁ。

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    2012年09月19日
  • 特殊防諜班 組織報復

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    爆破事件の影にある国際テロ。

    超法規的な存在である元自衛官のちょっと間抜けで頼りない活躍を描いた作品。

    結構スキです。

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    2012年09月17日
  • 奏者水滸伝 四人、海を渡る

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    シリーズ第五弾。ジャズフェス参加の為に渡米した四人だったが・・・
    ワンパターンだけど、これでいいのだ。

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    2012年09月16日
  • 奏者水滸伝 白の暗殺教団

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    シリーズ第四弾。遠田流の茶会に三姉妹の暗殺者が・・・
    敵が段々強くなってきたな。
    もったいないから、次からは、ちょっとずつ読もうっと。

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    2012年09月08日
  • 奏者水滸伝 小さな逃亡者

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    シリーズ第二弾。
    ドラマーの比嘉は、殺し屋に追われる金髪の少女を助けたが・・・
    旧作の焼き直しってことで、そんなに期待してなかったんだけれど、意外とハマりそう。演奏シーンも良いしね。

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    2012年08月29日
  • 奏者水滸伝 北の最終決戦

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    今までとは毛色の違う作品で、新人類委員会は出てこない。この巻は原発の問題をテーマにしていて、今読むには適している。
    恐らくこの巻があるから再発刊したんじゃないかな。話としてはそんなに引き込まれないが、最終巻だから読まないと。

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    2012年08月05日
  • 夕暴雨

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    まさか特車二課がそのままパトレイバーだとは思わなかった。
    当人たち直接の登場がなかったのが残念だったけど、ストーリーへの噛ませ方に作者の腕とパトレイバーへの配慮を感じて良い。

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    2012年07月25日
  • 陽炎 東京湾臨海署安積班

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    ST青山君が一瞬出たりする短編集。

    短編すぎてちょっと物足りない感じはありましたが、簡単に読めました。しかし、最近刑事ものを読んでいるからか、先が結構読めてしまったので、かなり読んでいる人にはちょっと物足りないかも。

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    2012年07月24日
  • 惣角流浪

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    大東流合気柔術の祖、武田惣角の青春を描いた格闘小説。

    夢枕獏の『東天の獅子』に比べると柔術の歴史の断片を描いたに過ぎず、物足りなさを感じる。しかし、この作品が『東天の獅子』に影響を与えたのは明白。『東天の獅子』が嘉納治五郎の側から武田惣角を描いたのに対し、この作品では武田惣角の側から嘉納治五郎を描いている。こういう読み方をしても面白い。

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    2012年07月22日
  • 憑物 祓師・鬼龍光一

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    1作目、未読で、これ読んじゃいました。
    テーマ的には嫌いじゃないです。
    読みやすいですし。

    ただ、1作目未読につき、よくわかりませんが、
    背景がよくわからない・・・


    そして、やたらでてくるエロ描写はあまり必要ないですねww

    順序が逆ですが、次は1作目を探して読みます。

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    2012年07月21日
  • 奏者水滸伝 阿羅漢集結

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    シリーズ第一弾。4人のジャズ奏者が集結するまで。
    STとかのパターンと一緒で、これから一人ずつを取り上げていくらしい。
    まあ、いつもの安定感って感じ。

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    2012年07月20日
  • 白夜街道【新カバー版】

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    「燭光の街」の続編、またまた元KGBの殺し屋と公安部の倉島捜査官が絡むノンストップアクション!殺し屋ヴィクトルの行動と倉島警部補の追跡劇が同時並行的に描かれ、誰が敵で、誰が味方か、スリリング満点で、読み出したら止まらない。

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    2012年07月19日