今野敏のレビュー一覧

  • 熱波

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    今野敏にしては異色の作品であるが、好みではない。アクションでもなければ、ピカレスクでも、警察ミステリーでもない。強いて言えば、政治サスペンスか。

    沖縄を舞台に内閣情報調査室のキャリアを主人公にした何とも中途半端な作品だった。

    今野敏の作品でハズレは珍しい。

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    2015年09月18日
  • 触発 警視庁捜査一課・碓氷弘一3

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    外人部隊で爆弾のスペシャリストとなった男のテロ行為に立ち向かうカンボジア人の母を地雷で失った自衛隊の青年、と、現実離れした映画のような設定。スピード感あふれる展開で最後まで飽きなかった。

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    2015年09月19日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

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    最近今野敏ばかり読んでいる。
    本作は、触発に続く碓氷弘一シリーズ第二弾。碓氷の登場はかなり遅く、群像劇的な作日。
    たった数時間の秋葉原でのゴタゴタ。それぞれが魅力的な登場人物で少ししか出てきていないにもかかわらず、李さんすら、印象的。

    碓氷が、触発の経験で人が変わり、よりカッコよくなっているのが、シリーズを読んでいる読者としては嬉しいポイント。

    映像化してほしいなーと一瞬思うものの、この群像劇、おそらく映像化すると一人一人が陳腐になる。
    これぞ、小説だからこそ、それぞれの登場人物の魅力が出てくるんだな、と思わせられた小説でした。

    エンターテイメントととして、いろんな人がかっこいい主役級の

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    2015年09月13日
  • 警官の貌

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    今まで読んだ短編集ともかぶっていたから、最後の2つの話は読んだことがあった。
    貫井さんの話、実際あんな状態にされたら、今後どうすればいいんだろうとか考えてしまう…。

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    2015年09月08日
  • ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人<新装版>

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    STの2作目。1作目が青山を中心とした推理だったのに対して、今回は毒物がテーマのため山吹がメインとなっている。テレビではドラマシリーズの第1話に当たるがドラマの内容もすっかり忘れて一気に読み終わった。
    今野敏を続けて2作読んだが、この人の文章展開は東野圭吾のように軽快ではあるが、セリフを多用してドラマ仕立てな演出のようでもある。まあ総じて読みやすい。

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    2015年09月01日
  • 鬼龍

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    祓師鬼竜浩一が亡者を祓う物語。男女の過激なシーンが多い。祓師とは鬼の末裔で鬼は悪者ではないらしい。嫉妬、怨み、性欲、金銭欲などが取り憑いた亡者が人を不幸にする。その亡者との戦い。ぬ〜べ〜先生みたいな感じ。

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    2015年08月31日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    面白い小説が読みたい。と思ったら今野敏。
    新しいシリーズに手を出してみた。
    今回はとっても謙虚な小市民な主人公。でもやっぱり優秀。

    私はどうやら、内容として、真面目な男が、ただ美しいというだけで、(というわけでもないのかもだけど)少女、とか綺麗な年下の女、に翻弄されて、自分を見失う、というのがとても嫌いらしい。
    隠蔽捜査の、三作目も確か嫌いだった。
    この、リオも嫌な気持ちになる。

    男を信じたいのに!的な気持ちがあるのかもしれない。
    2015.08.29

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    2015年08月30日
  • ST 化合 エピソード0 警視庁科学特捜班

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    ネタバレ

    STができる要因となった菊川と三枝が絡んだ事件。ST発足の10年前であり、描写にところどころ時代を感じさせる。検事とのやり取り、菊川の相方のベテラン刑事滝下、またSTシリーズにずっと出てくるが謎の多い三枝も今回は結構出てきており、普段のSTメンバーとは異なる雰囲気で進行していくのがまた面白かった。

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    2015年08月23日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    ネタバレ

    2015/8/21
    なんか頭に入ってこなかった。
    樋口さんはマイルド竜崎かと思わせといて、人の顔色みたり女子高生にクラッとしたりするから駄目だ。
    愛せない。
    相棒の氏家さんの方がいいな。
    世代論お腹いっぱいです。

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    2015年08月22日
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

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    警視庁科学特捜班メンバーでも、今回は青のファイルってことで、美形男子・青山翔が活躍する。

    心霊テレビ番組の収録中、スタッフが首を骨折して死亡した。霊能者は霊障で、霊に殺されたと言うし、 警察でも事故死と片付けられそうになるも、STでは事件、つまり殺人の可能性があるとみた。
    番組作りで衝突するディレクターたち、ちょっととうがたった女性タレント、要領のいいアシスタントと生真面目なアシスタント。

    霊能者に興味をもった青山は、いつになく積極的に捜査に加わり・・・。

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    2015年08月20日
  • スクープ(スクープシリーズ)

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    外れない、色々忘れて刑事モノとかで現実逃避したい、難しくも、切なくもなく、ただしちゃんと面白い作家。
    信頼してます今野敏。

    テレビ局の遊軍記者が、様々な事件をその自然体な、媚びない、恐れない、偏見のない人柄で、人たらしなその自然さで、なんやかんや解決していく物語。

    短編だったのでちょっと物足らない。
    が、相変わらずちゃんと面白い。
    2015.07.26

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    2015年08月03日
  • パラレル 警視庁捜査一課・碓氷弘一2

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    碓氷弘一シリーズの思い込みで読み始めると、戸惑いを禁じ得ない。
    何しろ、外道だの、転生者だの、お祓いだとか、伝奇的な用語が出てきて、さらに合理的な推理小説あるいは警察小説とは、相容れないような人物が登場してくる。
    そして、彼らが事件解決に活躍する。このシリーズの主役碓井部長刑事も端役でしかない。
    解説によると、今野敏の集大成作品とか。各登場人物は、著者の他の作品に、主役級で出ているそうな。
    未読作品を読んでみるか。

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    2015年06月20日
  • ST 警視庁科学特捜班 為朝伝説殺人ファイル

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    ネタバレ

    2015/6/4
    まだドラマ化されてない原作残ってるじゃない。
    またドラマ見たいな。
    シリーズ当初は完全なアナログ社会だったのに、いつの間にかパソコンも携帯も当たり前の世界になってるね。
    タブレットももうすぐだ。
    今回は無難に読めたけど特筆すべきとこはなく、とりあえず無難でした。
    育ちのよさそうな百合根警部って描写がかわいかった。

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    2015年06月04日
  • 触発 警視庁捜査一課・碓氷弘一3

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    面白かったけどなんですかね、事件が深刻のわりに
    あまり緊張感や沈む重さが無いつうか。いや前半は
    あったのかな。中盤からフッと抜けちゃった感じ。

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    2015年05月13日
  • ST 化合 エピソード0 警視庁科学特捜班

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    殺人事件解決を拙速に急ぐエリート検事。
    本庁の菊川と所轄の滝川は、真犯人の追及を急ぐ。

    STシリーズに登場する三枝と菊川、その若き頃を描き、
    ST設立前のプロローグ的な内容。
    三枝・菊川両名が何故STに協力的なのか?その背景が分かる。

    ただ、シリーズの爽快さはなく、事件も至ってシンプル。
    そして、メンバーも当然誰も登場せず、ファンにはやや物足りない。

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    2015年04月19日
  • リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―

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    刑事小説ばかり読んでいる会社の同僚にすすめられて読んだ一冊。
    まず一冊目、と貸してくれた。
    今野敏、初挑戦。
    刑事物語に全く興味がなかったが、まずまず楽しめた。
    樋口氏が魅力的だからだろうか。
    度々描写されている樋口氏の思いがよいのかな。

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    2015年03月22日
  • 凍土の密約【新カバー版】

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    ロシアと警視庁公安部の話。
    刑事物語はよくよんだが、公安は初めてで、秘密主義という体質が色濃く出ている。
    私生活を犠牲にして、情報を追い求める。
    仕事=国家の安全なのかな。
    この人達の仕事への渇望がどこから湧いてくるのか。
    ひたすら上昇したいということなのか。

    物語は公安部の一人である倉島がロシアテロリストと退治する。
    ほぼ何も情報ないとこから、ヒントをもってくる情報網がすごいな。

    面白かったけど、最後のひねりがほしかった。
    60代のおじさんがそこまでテロできるんかな。

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    2015年03月18日
  • 逆風の街 横浜みなとみらい署暴力犯係

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    今野さんのシリーズ物をもう一つ。警察小説だけど、ハンチョウとも竜崎とも違う。マルB相手の部署ってことで、とにかく荒っぽい。個人の趣味の問題なんだけど、私はどうも苦手です。

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    2015年03月15日
  • 渋谷署強行犯係 義闘

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    今野さんの著作はすごく多くて、読んでないシリーズも多いので機会あれば読んでみようとしているが、このシリーズは私には微妙だなあ・・・
    しかし、現実にもまだ起きているが、少年犯罪、なんとか出来ないものだろうか・・・

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    2015年03月15日
  • 殺人ライセンス

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    今野さんがSTや隠蔽捜査も書いた人だと知らずに購入したが、まあこんなものかと。読後感はスッキリ。家庭関係も修復したし、事件も解決したし、テレビの音も完結した…と。

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    2015年03月08日