今野敏のレビュー一覧

  • ST 警視庁科学特捜班 黄の調査ファイル

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    つねに穏やかで泰然としている山吹さん。STのメンバーや上層部に振り回されがちなキャップのサポートをすることも多く、STの良心とも言える存在。決して表には出さないけれど、内面では怒ったりするのだろうか。そんな山吹さんの過去と考え方が明らかになる。
    彼の穏やかな人柄は、苦しみを乗り越えて培われたものだったのだな。禅体験をするキャップを穏やかに見守る姿が印象的。

    欲を言えば、宗教者ではあるがSTの化学担当としてバリバリ働く山吹さんも見てみたいなあ。

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    2015年12月21日
  • 陰陽 祓師・鬼龍光一

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    先日読んだシリーズ続編の豹変がおもしろかったので、1作目を読んでみました。

    富野刑事と鬼龍光一、安部孝景がある事件をきっかけに出会い、事件を解決していきます。

    豹変より全体的に素直な印象。ただし事件がレイプなので描写がどうも。。。

    憑物も読みたい。

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    2015年12月15日
  • ST 警視庁科学特捜班 赤の調査ファイル

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    小説版では謎に包まれていた赤城がメインのお話。太っ腹なことに赤城の過去話もあり、彼が自らそれを語るという展開もあり。キャップだけでなく、STというチームも成長しているのかもしれない。あるいはSTメンバーの絆が、キャップや読者にも見えるようになってきたのかもしれない。

    事件内容も面白かった。犯人が罪を犯した理由、そうなるまで追い詰められた環境ということが問題提起として語られているから、結末もすんなりと納得できた。
    ただ、今回の被害者にはあまり同情できないのです

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    2015年12月10日
  • ST 警視庁科学特捜班 青の調査ファイル

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    シリーズ4作目にして、ようやくドラマのイメージの支配から抜け出せた気がする。

    心霊vs科学捜査
    という感じでも無くて、STの面々は科学者として(山吹は宗教者としても)真摯に「心霊」に向き合っているという印象を受けた。頭のやわらかさ。
    青山巻だったけれど、彼は最初からでずっぱりなので、自由な言動にも慣れてきた。

    キャップが現場の警察官らしくなってきてる……!
    目黒署の北森さんがけっこういい人だったので、再登場しないかなあ。

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    2015年12月05日
  • パラレル 警視庁捜査一課・碓氷弘一2

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    碓氷シリーズ第三弾。
    なんと、武闘ものと、伝奇?ものといつもの碓氷の警察ものが詰め込まれた、今野敏ファンにはたまらないと思われる作品。

    今まで敬遠していて読んでなかったファンタジー?ぽい作品も、読んでみたいかも、と思わせてくれる。他の作品の主人公たちもかっこいいな!と思う。
    このパラレルに出てくる今野敏パラレルワールド、パラレル小説たちを読んでいこう!と思う。まんまと。

    2015.11.26

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    2015年12月01日
  • エチュード 警視庁捜査一課・碓氷弘一4

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    碓氷警部補もの、だけど、この本の主役は、碓氷警部補がしぶしぶ組まされた、警察庁から派遣された心理調査官の藤森紗英。犯人の心理分析とかプロファイリングとかが、ここまでずばずば的中するもんだろうか、とちょっと都合よすぎる感じがあったが、まぁまぁ楽しめたかな。最後の最後の洋梨クンの態度に、思わずクスッとした。

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    2015年11月28日
  • 任侠学園

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    ネタバレ

    やくざが高校を立て直す。
    テレビドラマで見たような見ないような。
    期待していなかったけどおもしろかった。
    どこも中間管理職は大変だ。

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    2015年11月20日
  • ST 警視庁科学特捜班 黒いモスクワ

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    そして舞台はモスクワへ!ってなんか劇場版みたい。

    STメンバーが能力をいかんなく発揮してを解決に導くという点では少々物足りなかったし、真犯人もかなり早い段階で目星がついてしまっていたから、事件解決そのものはまあまあ。

    無口な黒崎の活躍っぷりを見ることができたのはとても楽しかった。
    菊川と翠、けっこう相性いいんじゃん?
    赤城と青山の通常運転っぷり、山吹の面倒見の良さには安定感がある。
    キャップのおろおろっぷりもよかったけれど、事件捜査の方はけっこう板についてきたのでは。

    限りなくキャラクター小説だなあ。

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    2015年11月19日
  • 白夜街道【新カバー版】

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    ヴィクトルと倉島の一騎打ちが想定されながらも読み進めるが、円満に解決してしまいやや拍子抜けかな。複雑な構図を紐解く展開が本書の正当な楽しみ方だろうけど。
    それにしても公安は、この小説のように事実を隠蔽して全体最適を図ること語あるのだろうか。殺された外部官僚のように私利私欲に走り隠蔽することも大いにあり得ると思うが。
    エレーナがヴィクトルに心配させている素振りがないところに少し違和感。

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    2015年12月13日
  • 任侠病院

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    任侠シリーズ第3弾。出版社、学校に続いては病院の立て直しに関わる。…実際はこんな人ばかりではないだろうが…楽しく読んだ。このシリーズは日村さんの板挟みとカタルシスを楽しむシリーズですね

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    2015年11月14日
  • 憑物 祓師・鬼龍光一

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    1作目からあまり変化が無いというか、
    ストーリーのひねりがないかなぁ。
    ラストがややしりつぼみな感も否めなかった。

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    2015年11月24日
  • パラレル 警視庁捜査一課・碓氷弘一2

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    首都圏で、非行少年3人が惨殺されるという事件が複数発生し、その陰にいわゆる「亡者」が絡んでいるという設定。既視感のある「陰の気」にそれを祓う「鬼道衆」、新たに高校生に乗り移った役小角(えんのこずぬ)なんかも登場して、ばりばりにホラーな展開。ちょっとひくけど、たまにはこういうのも面白いかな。

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    2015年11月07日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

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    碓氷シリーズ2作目。
    期待通り。
    かなりファンタジックな展開でしたが、
    エンターテインメントあふれる面白い作品でした。

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    2015年11月05日
  • ST 警視庁科学特捜班 毒物殺人<新装版>

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    STメンバーの科学者としての「直観」と、菊川らベテラン刑事の「刑事のカン」。アプローチは異なるものの、最終的に同じ結論にたどりつくのが面白い。
    (「百鬼夜行シリーズ」の木場、榎木津、そして京極堂どれぞれの真相究明の方法を思い出した)

    百合根の視点から語られる警察サイドと、事件関係者の視点と、二つの視点が並行して物語が進行するのは前作と同様。
    百合根サイドは勿論、「女子アナ」八神の視点から語られる物語も警察サイドに負けないくらい面白い。
    彼女の物語に「サディスティック」なまなざしを注いでいる自分に気づき、少しヒヤッとした。

    STの中では山吹が中心になっていることに驚いた(派手な翠や赤城に先に

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    2015年11月04日
  • 警官の貌

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    今野作品は安心して楽しめるのだが・・・・・。

    後の方々のは、なんかちょっと、後味なんかがイマイチ・・・。
    読み慣れてないせいかな。

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    2015年10月22日
  • ヘッドライン(スクープシリーズ)

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    ネタバレ

    『スクープ』の布施、黒田らが出てくる、こちらは長編。面白かった。ただもっと布施が葛藤している姿を見てみたいような、でもやっぱりサラッとやり遂げたように見えるのが布施なような…。

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    2015年10月07日
  • 熱波

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    今野敏にしては異色の作品であるが、好みではない。アクションでもなければ、ピカレスクでも、警察ミステリーでもない。強いて言えば、政治サスペンスか。

    沖縄を舞台に内閣情報調査室のキャリアを主人公にした何とも中途半端な作品だった。

    今野敏の作品でハズレは珍しい。

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    2015年09月18日
  • 触発 警視庁捜査一課・碓氷弘一3

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    外人部隊で爆弾のスペシャリストとなった男のテロ行為に立ち向かうカンボジア人の母を地雷で失った自衛隊の青年、と、現実離れした映画のような設定。スピード感あふれる展開で最後まで飽きなかった。

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    2015年09月19日
  • アキハバラ 警視庁捜査一課・碓氷弘一1

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    最近今野敏ばかり読んでいる。
    本作は、触発に続く碓氷弘一シリーズ第二弾。碓氷の登場はかなり遅く、群像劇的な作日。
    たった数時間の秋葉原でのゴタゴタ。それぞれが魅力的な登場人物で少ししか出てきていないにもかかわらず、李さんすら、印象的。

    碓氷が、触発の経験で人が変わり、よりカッコよくなっているのが、シリーズを読んでいる読者としては嬉しいポイント。

    映像化してほしいなーと一瞬思うものの、この群像劇、おそらく映像化すると一人一人が陳腐になる。
    これぞ、小説だからこそ、それぞれの登場人物の魅力が出てくるんだな、と思わせられた小説でした。

    エンターテイメントととして、いろんな人がかっこいい主役級の

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    2015年09月13日
  • 警官の貌

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    今まで読んだ短編集ともかぶっていたから、最後の2つの話は読んだことがあった。
    貫井さんの話、実際あんな状態にされたら、今後どうすればいいんだろうとか考えてしまう…。

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    2015年09月08日