水木しげるのレビュー一覧

  • 水木しげるの遠野物語

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    東北という地域性もあるかもしれませんが、暗めの話が多く、
    水木しげる先生の絵が雰囲気にとてもマッチしています。

    遠野物語の入門編として最適です。

    #ダーク #タメになる

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    2021年04月22日
  • 方丈記/水木しげるの泉鏡花伝 水木しげる漫画大全集

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    いろいろな方が解説する方丈記を読んでますが、作者のご年齢においての著作エネルギーには感服します。鏡花さん話も妖怪好きでリンクしてます。

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    2021年04月14日
  • 猫楠 南方熊楠の生涯

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    南方熊楠記念館に行った後、丁度京都の行きたかった本屋さんで見つけて運命だと思って購入
    南方熊楠の荒々しいところ、猥談やしょーもないことをするところ、全てが新鮮で、大好きな水木しげるさんで漫画化。面白くないわけがないな〜!
    一生を粘菌に捧げ、周りから愛される南方熊楠、もっともっと知りたくなったなあ

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    2021年04月14日
  • 完全版水木しげる伝(下)

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    下巻は戦後編。漫画家から、兼冒険家へ。

    思い返せば幼少期の鬼太郎好き、悪魔くん好きから、水木好きへ発展しなかったのは、返す返すも勿体なかった。
    が、鬼太郎6期に後押しされ、2019年夏に「追悼水木しげる ゲゲゲの人生展」に行き、キャラクターだけでなく水木サン自身を好きになってから、マイペースに読んで、いい読み方ができていると思う。
    あの展覧会はよかったなー。再入門として最適だった。展覧会の多くが本作をベースにしていたのだ。
    そして本作、他の自伝漫画やエッセイと重複が多いが、柱として読み返していきたい出来。
    個人的には戦後の紙芝居と貸本の凋落、漫画黎明についてもっと読みたかったが。

    131ペ

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    2020年10月29日
  • コミック昭和史(2)満州事変~日中全面戦争

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    ネタバレ

    水木先生はホントに画力が高くて見やすいです。また、歴史的事実の部分は可能な限り私情を入れないようにされているのも大変好感です。今では南京大虐殺はかなり疑わしくなっているので、私情を持って書かれていたら大変不愉快になるところでした。

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    2020年09月29日
  • ゲゲゲの鬼太郎(3)

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    アニメだけしか見たことない人は、絶対原作のマンガを読んだ方がいいです。
    白黒だからこそ醸し出される妖しさが味わえます。

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    2020年09月01日
  • ゲゲゲの鬼太郎(2)

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    本当に面白いマンガ。
    妖怪ものの元祖と言っていいほど、ゲゲゲの鬼太郎のおかげで有名になった古来の妖怪がいっぱい出てきます。

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    2020年09月01日
  • ゲゲゲの鬼太郎(1)

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    アニメは小さい頃にみたことありましたが、マンガは初読み!
    もっと早くに読んでいればよかったです。面白い!

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    2020年09月01日
  • 水木しげるの日本霊異記

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    水木しげるの絵は本当に怪談に似合うな。日本霊異記が描かれた時代の山深い日本が、芸術的に描かれている。「牛になった男の話」の扉絵箇所、土壁と林に挟まれた道を歩いていく牛の後ろ姿の絵が風景画みたいですごく好き。

    がしゃどくろの話して水木しげるの戦争体験の話が挟まって面白かった。作者が「水木さん」として漫画に登場するし、ねずみ男や目玉おやじが自然と紛れ込んでるのも水木しげる妖怪ワールドって感じで面白い。

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    2020年06月25日
  • 水木しげるのニッポン幸福哀歌

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    1967年から69年にかけて、週刊漫画アクションに掲載された日本の民話シリーズ。短篇20作品が収められています。

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    2020年06月22日
  • 改訂・携帯版 日本妖怪大事典

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    妖怪たちの特徴、言い伝え、出没地域、参考文献などを収めた妖怪事典。
    ロングセラー『日本妖怪大事典』を再構成し、巻末に索引を追加。
    総項目数1602、水木しげるの妖怪画357点

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    2020年01月22日
  • ゲゲゲの鬼太郎(1)

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    貸本屋で借りた本を読みました。

    60年も前に、小学校で(家では貸本は借りては怒られるので)友達が借りたのを見せてもらいました。私の住むところはその頃、僻地と言われていました。学校の先生に、僻地手当が出ていたと後で伺いました。そのような訳で、本は巡り巡ってかなり傷んでいたのを思い出しました。楳図かずお先生の本と一緒で、子供にとってそれはそれはとても、おどろおどろしく怖かったです。でも何か怖いもの見たさに、そ~っと見ました。あの頃見たものよりは、綺麗でも、少し昔の雰囲気がありました。テレビなどでは最初の放送から必ず見ていましたが、昔のものではなく子供向けでした。今回子供の頃に見たものが蘇り面白かったです。有難うございました。

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    2020年01月11日
  • 猫楠 南方熊楠の生涯

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    生命について

    人には魂が3つ4つあるんだという話やその他死生観がなるほどと思わせるものばかりでした。

    この時代の人々は、偉い人でも乱暴だったんだなぁとか、、裸が当たり前に出てきますが、なんだかとても自然な感じで描かれてて、ビックリはしつつも読めてしまいました。

    人生でこんなにあそこの絵を見たのは初めてでした。

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    2019年12月18日
  • ほんまにオレはアホやろか

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     漫画家・水木しげるの「ゲゲゲの女房」前史。自伝。只者ではない。付録のオリジナルイラストカードには「好きなことをやりなさい」。でも、好きなことはやるけど、そうでないことも引き受けてしまう。長く続けることはないけど。
     水木しげるは、新聞配達をしていた。魚屋をやっていた。アパート経営もやっていた。松下電器に勤めたこともある(1日ももたなかったけど)。戦地では、片腕をなくし、地獄を見た。しかし、現地の人々と特別な関係も築いていく。

     飄々と生きている、というのは時代背景を考えると軽々しい言葉になるだろう。文体はそんな感じだけど、著者はあとがきでこう書く「人間、つまらんことでも骨をおっていれば、や

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    2019年08月20日
  • カランコロン漂泊記 ~ゲゲゲの先生大いに語る~

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    ネタバレ

    エッセイ。漫画。戦争。
    少年のころ、兵隊のころ、忘れられない人々、幸福論。
    死んでいった人たちを思い出しながら、後悔しつつ、重たくない。
    運命って紙一重だなぁ……。

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    2019年07月31日
  • 小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~蒼の刻~

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    ネタバレ

    まさに6期鬼太郎テイストバリバリな内容でした。
    どれもアニメ本編かと思える話ばかり。
    ホラーながらはっちゃけたラブコメ話とか(骨女)鬼太郎をもってしても完全解決と行かない少し後味の悪い話とか(貝稚児)妖怪より人間の方が怖い話(妖怪おとろし)など。
    まさかのぬりかべと子泣き爺の掘り下げ話には驚きましたが。
    ぬりかべ、あんなに喋れたのか……アニメであの話をまんますると中の人大変そうな話でしたが(6期はぬりかべと子泣き爺は同じ方)
    6期鬼太郎だからこそ書けたと思えるのは、「3・11の獏」
    まさか、ここまで明け透けにあの日の話を書いてくるとは思いませんでした。
    あの日は妖怪にとっても悪夢だったのかもし

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    2019年07月01日
  • 猫楠 南方熊楠の生涯

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    破天荒な天才、南方熊楠の伝記。
    十四か国語を習得した上に、猫語も解したという熊楠を、飼い猫となった「猫楠」の視点から描く。

    奇才ぶり、ひとたび戦うことになれば徹底的な戦いぶり、心を病んだ息子への愛情など、どれをとっても規格外。
    それでも支持者を得て、やっていける。
    私のような凡人には理y解が及ばない。

    興味の赴くままに研究した彼が魅了されていたのが、生と死が混在する命の有様で、それを最も感じさせるのが粘菌だった、ということはよく理解できた。
    死んだ後の世界がそんな結構なところなら、人間はみんな死にたがるはずだ、というのも、虚を突かれた気がする。

    ついでに、猫又踊りが楽しそう。
    ちょっと参

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    2019年06月02日
  • コミック昭和史(4)太平洋戦争前半

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    ミドウェー海戦のところ、読むのが辛いかと恐れたが激闘がある意味、勇壮に描かれ「もう少しで勝てたのに」とは思うが悲痛ではない。ミドウェーを占領できない(海兵隊がない、陸海協働作戦もない、何をやってるんだか)以上「敵艦隊をひきつけて叩く」が目的だったが暗号は解読されていた。索敵に送り出した偵察機(着艦できず消耗)は一方向故障で敵はその方向に潜み「先手の優位性」は失われ、空母4隻を失う。4時間遅れで戦果のおこぼれに与ろうと追従した戦艦大和は空しく引き返した。
    一方、水木はのんびりした性格が仇して南方の敵と対峙の前線へ送られ…

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    2019年02月22日
  • ゲゲゲの鬼太郎(12)

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    本気を出した目玉のおやじが怖い。
    まるっきり婢妖じゃないか。

    そういえば、猫娘ここへきて初登場?鬼太郎ファミリーのメインどころだと思ってたけど、アニメ由来なんだろうね、その印象は。

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    2019年02月19日
  • 猫楠 南方熊楠の生涯

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    奇才が奇才について書いた漫画。

    いや、ちょっと違う。

    怪人が怪人について書いた漫画、だ。


    南方熊楠と水木しげるの出会いは必然だったのでは、
    と思えるほど絶妙な組み合わせだ。

    ただ、電車の中など公共の場で読むのはあまりオススメ
    しない(笑)。

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    2018年11月18日