水木しげるのレビュー一覧

  • わたしの日々

    すごい

    水木しげる先生は漫画家だとずっと思っていましたが、漫画家であり画家でもあるということを初めて知りました!
    しかも10代半ばの頃から…。普通の中学生くらいの年の子はまず描かないんじゃないかというほどの色彩に驚きました!
    水木先生の絵画の展示会なるものがあれば(私の住む地域に)、必ず拝見させていただくで...続きを読む
  • ほんまにオレはアホやろか
    水木しげる先生が、生まれてから漫画家として売れるまでを書いた自伝的作品。

    マイペースというか自分の時間でしか動けないその生き様がすごすぎます。

    自然と一体化しているというか、大らかな考え方がとても雄大です。戦争体験や貧乏時代を明るくユーモアたっぷりに描いていて、数か所腹を抱えて笑ってしまいました...続きを読む
  • 神秘家列伝 其ノ壱
     荒俣宏『お化けの愛し方』、平田篤胤を扱った辺りを読み、篤胤は調査・研究を経て、スウェーデンボルグと同じ結論に達したのではないか、と考えた。
     スウェーデンボルグについて復習するべく、本書を引っ張り出す。
     壱巻に選ばれた4人の神秘家。スウェーデンボルグを除けば、ミラレパは「オウム信者のホーリーネー...続きを読む
  • わたしの日々
    90歳になってフルカラーの漫画がかけるのは脅威。
    肩の力がぬけていながら、きちんとクオリティーが保ていている

    内容も、飄々として、水木センセイ節も健在。
    楽しく、軽やか、決して巨匠然として上からモノをいうことのない。

    このブレないスタンスが、いくつになってもフレッシュな状態にしていたのですね。
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  • 猫楠 南方熊楠の生涯
    熊楠を水木しげるが描くというだけでわくわくするじゃないですか。怪物と怪物の共演。
    基本的には史実にとても忠実だけれど、水木しげるならではの注目ポイントや人物の描きかたがあり、生々しさが良かった。
    素晴らしい功績と頭脳やその哲学は知っていたが、パワフルで横暴な熊楠、研究に一途な熊楠、家庭での熊楠。いろ...続きを読む
  • ゲゲゲの鬼太郎(1)

    えぐられる

    失われた日本の昔。森、川、家。物語も古くさいけれども、僕らの世代には胸のなかにポカーンと開いた穴を更にえぐってもっともっと大きくして、虚しく、寂しい、そんな喪失感を味わわせるようなマンガ。
    胸がきゅんとなる。
  • 猫楠 南方熊楠の生涯
     その昔、中一コースの付録、文庫サイズの冊子『知られざる大天才』で熊楠の名を知った。確か「くまくす」とルビが振られていたように思う。
     その後、稲垣足穂『少年愛の美学』や水木しげる短編『快傑くまくす』でさらに親しみを覚え、神坂次郎『縛られた巨人』にも手を伸ばした。
     バートン版『千夜一夜物語』の該博...続きを読む
  • 猫楠 南方熊楠の生涯
    気にはなっていたけど、学者の一側面しか知らなかった南方熊楠という人は、こんなに痛快な人だったとは。それを水木しげるが描いて、猫が解説してる、なんて凄い漫画。終始、変態(ほめ言葉)しか出てこなかった。とても深く面白く人間を感じる内容でした。
  • 水木サンの幸福論
    ものすごく波乱万丈な人生を生きてる水木しげる。

    "貧乏は人を卑屈にする"
    という言葉は印象的で、水木しげるにとってもそうだったのだなあ、と。

    あとがきで娘の悦子さんのお話が良かった。

  • 妖怪たちのいるところ
    狐に化かされたような
    不可思議な部分もゆるせる
    大判でとても綺麗な妖怪絵です
    解説も 博学で読んでいて面白いです
    水木先生の絵は
    やっぱりすごいですよね
    まるで見てきたように描いてあるもんなぁ
    見てきたんだろうな~と思えるほどでした
  • ほんまにオレはアホやろか
    水木しげる氏の自伝。

    マイペースな幼少期、軍隊へ入り、南国での死と隣り合わせの生活、帰国後の極貧生活…どの時代もなかなか大変そうなのに、腐ることなく、淡々とマイペースに生きる姿にあっぱれ…と感じました。本当にこの時代を生き抜いた人は強いなぁ。自分の悩みなんて小さいものに思えてくる。

    そりゃ朝ドラ...続きを読む
  • わたしの日々
     水木サンの名言に「屁のような人生」がある。人生に絶対的価値を求めるのは心の弱いからであって、屁のような消えゆくものに価値を見出し満足するべきである、と説く。
  • 水木しげるの遠野物語
    老いを感じさせない水木しげるの漫画が光る名作。水木しげるが描く当時の様子がごく最近の出来事のような錯覚を感じさせて詰まることなくページをどんどんめくらせる。間に数ページの軽い遠野観光名所の説明を入れながら見事に1冊にまとまったこの本は昔話や古い日本に興味を持った人にはぜひ読んでほしい良書。
  • 貸本漫画集 化烏他 水木しげる漫画大全集
    全集版の「化烏」。
    『化け烏』(水木しげる著)を最初に読んだのは、1975年。東考社の桜井文庫(A6版)である。
    文庫判の漫画本の最初は、1975年のこの本であり、このことは版元も自負していたので間違いない。75年初頭か前年に東京都国分寺市の東考社に、他のと合わせて3冊まとめて予約に行ったら、1冊何...続きを読む
  • 補巻 媒体別妖怪画報集 水木しげる漫画大全集(3)
    水木先生、聖ダンスタン(マザーグースと蹄鉄で有名 元鍛冶屋で、悪魔をやっとこかなんかでやっつけたらしい)書いてたんか。
     あと、本書所収の関係で、オプティカルなものが悪魔の持ち物だといふのを知ったのだが、「アゼザル」表記の他、間違ひがえらいことあるのは。えー。
     オグレに関して、「人間と同じ大きさ」...続きを読む
  • ゲゲゲの鬼太郎(1)
    鬼太郎に正義のヒーローを期待してはいけません(笑)
    自分を守るために戦うのと、あとは流れで戦う感じですね。
    鬼太郎の子供らしい(?)一面があちこちに見えますよ。
    水木しげる先生のユーモアが楽しめる1冊です。
  • 総員玉砕せよ!! 他 水木しげる漫画大全集
    圧倒されて、私も「のん」さん同じような感想しか出ませんでした。こんなに抑えて抑えて描いてあるのに、迫力がありすぎて。
  • 普及版 屁のような人生 水木しげる生誕八十八年記念出版
    「屍のような」と読み間違えて借りた。ちょっとかっこいいと思って。家に帰ってよく見ると「屁のような」だった。こっちの方が水木しげるらしい。

    京極夏彦は水木しげるの弟子か何かなの?ゲゲゲの鬼太郎の解説を書いたり、水木しげるの自宅のコレクション室の陳列を手伝ったり(笑)。京極夏彦も読んでみようかな。

    ...続きを読む
  • 水木しげるの遠野物語
    水木しげるの遠野物語 小学館 

    原作柳田国男の聞き語りを
マンガで描き起こした新作
    妖怪絵巻

    素朴な民話そのままである
    無限に連なる起承転結の曖昧な
自然界を写し取った素直な表現である
    相変わらず絵がモノを言う奥深く
    読み方でそれぞれが自分なりに受け取れる

    義経時代の歴史から
地理あるいは地域...続きを読む
  • ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる漫画大全集(1)
    点描画という言葉を知らずに読んでいました。
    髪の毛針、指鉄砲、ちゃんちゃんこ。独創的で摩訶不思議な戦い方と、独特な言い回しにハマりました。

    飛び飛びで読んでいたので、全巻読破はしていません