のんのんばあとオレ

のんのんばあとオレ

少年・青年マンガ
990円 (税込)

4pt

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遠い昔…そこに夢の楽園があった―――。 「美和」が売られて行く夜、亡くなった美和のお母さんが美しい火の玉になっておくり出した…。目に見えなくとも何かいる…。著者の原体験を描く感動の少年時代。

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のんのんばあとオレ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    水木しげるの妖怪「百鬼夜行展」で購入した一冊。

    のんのんばあとのエピソードかと思いきや、これはしげーさんの恋愛模様と成長物語でした。3人の女性との出会いと別れ。そして、それらを優しく包み込んでくれるのんのんばあという存在は、しげーさんにとってかけがえのないものだったでしょう。

    また、ユーモラスで芸術家肌なお父さんの思想もとても素敵でした。掴めないけれどどこか憎めない、私も息子にとってそんな大人になりたいと思わせてくれる、心温まる作品でした。

    0
    2026年09月07日

    Posted by ブクログ

    鳥取、境港市にある水木しげる記念館を訪れた際に購入。
    昭和初期の著者の少年時代をコミックエッセイにしたもの。
    水木さんが妖怪に造詣が深くなるきっかけとなった「のんのんばあ」との暮らし。初恋の女の子との死別や、友達が身売りされるのに助けてあげられないことへの無念、隣町の子どもたちとの戦争?など、現代ではなかなか考えにくいさまざまな経験が水木さんを作っていったことがわかる。
    身近な人々との心温まる交流の中で成長することで、水木さんが形作られていったのだなあと思う。
    また、ちょいちょい妖怪が出てきて水木少年とやり取りを交わし、現実なのか?空想なのか?分からなくなってしまう場面もある。
    また、「妖怪が出るから」と風呂桶をきれいに洗ったり、「妖怪に連れて行かれる」と気に病んだり、暮らしと妖怪とが非常に近かった時代の様子も見られて興味深い。

    記念館では、水木さんが戦争に従軍することになった絶望や戦争の凄まじい経験などを見ることができたが、この本にはそこまで書かれていない(12歳くらいまでか)。

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    こういうのこそ小学校の教科書にでもすればいいんじゃないか。学がなくてもきちんと物事が見えていて自分で考えて判断を下せるのんのんばあや、掴みどころのない香具師のようにも見えるけど大らかでユーモラスでキチンとした哲学を持っている父ちゃんのしげーさんにかける言葉が一々沁みる。悲しいこと辛いことがあっても、そんな大人たちの助言も聞きながら、大切なことを自分で拾い上げてそれを大切にできる人間の成長が見られて嬉しくなる。

    0
    2025年07月20日

    Posted by ブクログ

    どこからどこまでが、フィクションでノンフィクションなのか不思議なお話
    作者の水木しげるにとっては全て本当のことなんだろうなぁ、と
    不思議体験をこんな日常茶飯事は大変だろうけど、妖怪にはやっぱりあってみたいなぁと童心に帰りました

    0
    2023年03月02日

    Posted by ブクログ

    妖怪ファン、水木ファンを自認している私なんだが、実際に彼の作品に触れた機会は、その殆どが幼少期に限定される。それ、ファンちゃうやんって話だけど、好きなもんは好きなんだから、ファンという立場を貫くことにする。そんな、なんちゃってな私は、本作を読むのも今回が初めてだったりする。当然、のんのんばあという存在と、彼女がしげさんに与えた影響も知ってはいたのだが、今回読んでみて、ばあのイメージがだいぶ違っていたことを知った。もっと偏屈なばあを勝手に思い描いていたから、ちょっと意外というか、勝手に違和感を持ってしまった。でも、なるほどしげさんに大きな影響を与えただけはあり、不思議な気配のある、魅力的な女性だった。たまにふと出てくる妖怪たちも、主張し過ぎてなくて良い感じ。

    0
    2020年08月21日

    Posted by ブクログ

    水木しげるの少年時代を綴った漫画。エッセイなどでよく出てくるのんのんばあが年は離れていても水木さんの友達のようでおかしい。ガキ大将をめぐる争いがすさまじく、よく死人が出なかったなと思う。水木さんが恋する女の子と常に悲しい別れになるのが切ない。昔は簡単に人が死んでいった。そういう時代に妖怪信仰があったのは自然なことなのだろう。水木さん一家も味わい深い。何度でも読み返したくなる名作。

    0
    2019年05月06日

    Posted by ブクログ

    のんのんばあが妖怪を通して、我々現代日本人に古きよき考え方や慣習を教えてくれます。
    いまや「妖怪」が身近に感じられない世の中です。だからこそ、『のんのんばあとオレ』は多くの人の心に残るのでしょう。

    0
    2013年03月16日

    Posted by ブクログ

    その悲しみは宝物だ。えけ思い出をもらったな。勉強なんか落第しない程度にしたらええ。それよりいまは今でしか作れん財産をいっぱい作ることだ。それがいつか役に立つ時がくるけんなあ。

    0
    2011年12月06日

    Posted by ブクログ

    @yonda4
    ゲゲゲの女房で話題の水木しげる氏。

    この漫画は水木氏が子供の頃の自伝。
    昭和初期の鳥取県境港、妖怪の存在を信じる「のんのんばあ」との生活。
    風呂桶を熱心に洗うのんのんばあに、しげーさん(水木氏のあだ名)が「なぜ、そんなに熱心に洗うのか」とたずねると、

    「木が腐ると垢がたまって、そこにあかなめっちゅう妖怪がとりつくんだ」

    なんともかわいい。妖怪にとりつかれると困るから洗わなくちゃ!本当にとりつかれたら嫌だけど、妖怪いてもいいよな~。

    「小豆はかり」としげーさんのお父さんもいい味だしている。
    何度も読み返したくなる漫画だ。

    0
    2011年04月10日

    Posted by ブクログ

    登場する人物(妖怪達)の台詞がなにげないのに深くて良いです!
    飄々とした語り口なのに、すごく心にしみます…

    0
    2011年04月08日

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