水木しげるのレビュー一覧
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淡々と描いているからこそ伝わる凄み。
軍隊では色んな人間が生きて、風呂や食事をし、雑談をしたりする。
しかし、死に場所を求める上官の命で玉砕する。玉砕と言われたのに生き残っていたから玉砕する。死ぬ意味がないのに死ななければならないのか。なぜか今まで、戦争に勝ち目がなくても、もっと希望をもって戦うものだと思っていた。戦争とは、私が今まで考えていたよりもずっとやりきれないものだった。「本土から遠く離れたこの土地は、そうまでして守るべきところなのか?」
解説にあったように、水木しげるが、死者の世界から蘇った妖怪たちを描いたり、周りの価値観ではなく自分の損得で動くねずみ男のようなキャラクターを描いたのは、こういう経験を経てのことだったのか…と自分なりに納得した。
今度鬼太郎を読む時は、もっと納得感と重みと、面白さを感じると思う。 -
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水木しげるの少年戦記 太平洋戦争1 真珠湾攻撃・ミッドウェー作戦 (中公文庫 Cみ1-33)
水木しげる
1,100円
商品情報
発売日:2025年05月22日頃
著者/編集:水木しげる(著)
シリーズ:水木しげるの少年戦記 太平洋戦争
レーベル:中公文庫
出版社:中央公論新社
発行形態:文庫
ページ数:424p
ISBN:9784122076594
商品説明
内容紹介(JPROより)
筆者が責任編集を務めた貸本シリーズ『少年戦記』に掲載された作品を中心に、戦記や取材をもとに創作した戦記漫画を、歴史の流れに沿って読む。全三巻
〈解説〉大木 毅
〈収録作品〉
山本元帥と連合艦隊 第一部 奇襲!! 真珠湾/同 第二部 マレー沖海戦 戦艦血に染まる時/印度洋作戰/珊瑚海大海戦/ミッドウェー作戦/急襲ツラギ夜戦/絶望の大空
内容紹介(「BOOK」データベースより)
戦争の悲惨さを戦地で目の当たりにした筆者が自ら責任編集にあたり、1959年に刊行された『少年戦記』の掲載作を中心に、戦記や取材をもとに描いた力作を集成。歴史の流れに沿って漫画で読む太平洋戦史。全三巻。
目次(「BOOK」データベースより)
山本元帥と連合艦隊(奇襲!!真珠湾/マレー沖海戦 戦艦血に染まる時)印度洋作戦/珊瑚海大海戦/ミッドウェー作戦/急襲ツラギ夜戦/絶望の大空
著者情報(「BOOK」データベースより)
水木しげる(ミズキシゲル)
本名、武良茂。1922年(大正11)生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争中に召集され、ラバウルで左腕を失う。復員後、さまざまな職業を経て、57年『ロケットマン』で漫画家デビュー。65年『テレビくん』により第6回講談社児童まんが賞、89年『昭和史』により第13回講談社漫画賞受賞。91年、紫綬褒章、2003年、旭日小綬章受章。07年『のんのんばあとオレ』により、第34回アングレーム国際漫画祭最優秀コミック賞を受賞。10年、文化功労者。15年11月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
水木しげるの少年戦記 太平洋戦争2 ガダルカナル攻防戦 (中公文庫 Cみ1-34)
水木しげる
1,100円
商品情報
発売日:2025年06月20日頃
著者/編集:水木しげる(著)
シリーズ:水木しげるの少年戦記 太平洋戦争
レーベル:中公文庫
出版社:中央公論新社
発行形態:文庫
ページ数:408p
ISBN:9784122076723
商品説明
内容紹介(JPROより)
太平洋戦争の局面を大きく変えたガダルカナル島の攻防戦。
死闘を繰り広げた日本軍の名将と兵士たちの姿を描く。
筆者が自ら責任編集にあたった『少年戦記』の掲載作を中心に、戦記や取材をもとに描いた力作を集成。
歴史の流れに沿って漫画で読む、太平洋戦史。全三巻。〈解説〉大木 毅
〈収録作品〉戦艦「比叡」の悲劇/田中頼三/脱出地点/ダンピール海峡/あ号作戦と南雲中将/ほか3篇を収録。
内容紹介(「BOOK」データベースより)
昭和十七年、太平洋戦争の局面を大きく変えたガダルカナル島の攻防戦。死闘を繰り広げた日本兵の凄絶な姿を描く。筆者が自ら責任編集にあたった『少年戦記』の掲載作を中心に戦記や取材をもとに描いた力作を集成。歴史の流れに沿って漫画で読む、太平洋戦史。全三巻。
目次(「BOOK」データベースより)
ガダルカナル攻防戦報告書/戦艦「比叡」の悲劇/田中頼三/「ケ号作戦裏話」脱出地点/ダンピール海峡/「あ号作戦」と南雲中将(前編/後編)/マリアナ海戦について/自作を語る
水木しげるの少年戦記 太平洋戦争3 レイテ湾・硫黄島の戦い (中公文庫 Cみ1-35)
水木しげる
1,155円
商品情報
発売日:2025年07月23日頃
著者/編集:水木しげる(著)
シリーズ:水木しげるの少年戦記 太平洋戦争
レーベル:中公文庫
出版社:中央公論新社
発行形態:文庫
ページ数:432p
ISBN:9784122076877
内容紹介(JPROより)
昭和十九年、日本から出港した大艦隊は、レイテ大海戦を境として、永久に姿を消した。生きることを望みながら、死んでいった者たちへ。祈りをこめて描く渾身の戦記漫画。筆者が自ら責任編集にあたった『少年戦記』の掲載作を中心に、戦記や取材をもとに描いた力作を集成。歴史の流れに沿って漫画で読む、太平洋戦史。全三巻。〈解説〉大木 毅〈収録作品〉マリアナの竜/決戦レイテ湾 第一部〜完結篇//硫黄島の白い旗 ほか一篇
内容紹介(「BOOK」データベースより)
昭和十九年、日本から旅立った大艦隊は、レイテ大海戦を境に永久に姿を消した。生きることを望みながら、死んでいった者たちへ、祈りをこめて描く渾身の戦記漫画。筆者が自ら責任編集にあたった『少年戦記』の掲載作を中心に、戦記や取材をもとに描いた力作を集成。歴史の流れに沿って漫画で読む、太平洋戦史。全三巻。
目次(「BOOK」データベースより)
マリアナの竜/決戦レイテ湾/硫黄島の白い旗
以上楽天ブックスより引用
感想
貸本漫画家時代に描いた太平洋戦争戦記物のため、まだ画風は写実的であの独特な飄々とした水木しげる風ではない。後で描かれた自伝的戦記物「総員玉砕せよ」の悲惨さとも違う指揮官の人間性をとらえた作品になっている。
戦艦、飛行機による戦闘シーンを臨場感たっぷりに線画で描き出してくれており、作画力には驚かされる。
太平洋戦争の大きな出来事を時系列にまとめた戦記でまだ戦争の記憶が冷めやらぬ戦後20年頃の史観や空気が反映された作品として貴重なのではないだろうか。 -
Posted by ブクログ
水木しげるの自伝的エッセイ。
朝起きれないから学校に行かない水木少年。
パラオで現地住民からずっとここにいろと言われる水木青年。
馬車馬のように働く極貧漫画家水木さん。
ただ怠け者なわけではなく、かといって勤勉なわけでもなく、ただ社会の期待する人間としての型にはまれない、でも情熱を持っている。
頑張って社会の要請する人物になっても得られるものはたいしたものじゃない、と最後のパラオの人々との再会編に書いてあった。
のびのびと暮らすパラオの人々のほうが真の幸福を手に入れている。
水木しげるの著作を読むと、日本人が共通して持っている人生のKPI設定が根本から誤っているんじゃないかといつも考えさせられる。
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