水木しげるのレビュー一覧

  • 猫楠 南方熊楠の生涯
    我が郷里が生んだ偉人。水木しげる氏によってすばらしく妖怪色を含んだ怪しい偉人に仕上がっていて何度読んでも面白い。
  • のんのんばあとオレ
    ・シーッ。「あーっ、なんにもついてない」「女だもん」
    ・「べとべとさん先へお越し」
    ・「生活のことばかり考えてても面白くもなんともないだろうが」
    ・イボの妖怪。
    ・千種「泣くもんですか。田舎の汚い子に涙なんか見せるもんですか!」
    ・小豆はかり。「どうして小豆なんかまくの?」「それは俺にもわからん。そ...続きを読む
  • わたしの日々
    ブリブリのブリブリーッッ!!
    齢90にしてお尻を知ってしまうなんて、、、
    なんてブッとんだ人なんだ!
    日本の宝である
  • 改訂・携帯版 日本妖怪大事典
     水木しげるの“妖怪千体説”を基に、古来より語り継がれてきた様々な妖怪の特徴、出没地域、参考文献などといった詳細な情報をコンパクトにまとめた妖怪事典。水木しげる先生の作品や画集では判らなかった元となる資料や、どこまでが創作された情報なのかも明記されているため、大人向けだけど初心者向け。そして文庫版と...続きを読む
  • 水木しげるの遠野物語
    柳田國男の遠野物語からいくつかの編を水木しげるが漫画にしたもの。
    オシラサマ、河童、座敷童、山男に攫われた女たちの物語、栄えた家が没落するさま…。
    攫われた女が、30年ぶりに家の戸口まで来てそのまま山に帰る様子などなんとも物悲しい。

    現実的には事故死や誘拐、口減らしといった哀しい話が妖怪譚として伝...続きを読む
  • 神秘家列伝 其ノ壱

    ポケットに神秘を

    殺人鬼どもは神秘などは信じず、人間なんて只の物だということを証明するかのように人を殺す(らしい)。

    彼らの存在は、人が人生を美しく見るためには、心のどこかで僅かでも神秘を信じている必要があるということを、逆説的に証明しているかのようだ。このマンガを読んでそう思いました。
  • ねぼけ人生
    水木しげるの自伝(と言っても30年前までの)。墓場鬼太郎の暗さとユーモアが好きで漫画を買い集めたりしたけど、その生い立ちを知るのは初めてでした。とにかく明るく前向きな性格!読んでいてとても元気になれた。戦争時、南方で死の淵をさまよい片腕をなくす体験をするも、持ち前の性格で土人と仲良くなり日本へ帰るな...続きを読む
  • 戦争と読書 水木しげる出征前手記
    水木しげるが20歳やそこらの青年であり、
    戦地へ赴く直前の手記に荒俣氏が解説を加えた一冊。
    世間一般に知られたる水木氏のどこかとぼけたような達観は感じられず、
    日々自分の価値観が変わっていっているような葛藤がそのまま記されている。
    それにしても現代視点で見たときには、とても20歳が書き記したとは思え...続きを読む
  • わたしの日々
    開いてすぐのページ、「連載の依頼が来たよ」と悦子に言われ、「断れ!」と言いながら屁をひる水木さんで爆笑した。
  • 昭和史 水木しげる漫画大全集(4)
    『講和条約と日米同盟関係』

    『ついに、マンガ「ロケットマン」を仕上げる』

    『もはや戦後ではない』

    『「岩戸景気」はじまる』

    『「もぐら」のような生活』

    『六十年安保騒乱』

    『どん底生活の日々』

    『コーヒーより、そば』

    『東京オリンピックと新幹線のかげに』

    『「貧乏戦争」末期』

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  • 昭和史 水木しげる漫画大全集(3)
    太平洋戦争後半
    『インパール作戦』

    『絶望の敗走』

    『ぬり壁にあう』

    『中部太平洋の戦い』

    『中国戦線とマリアナ海戦』

    『敵上陸前の日々』

    『マッカーサーは帰ってきた』

    『追い詰められた国民生活』

    『レイテ海戦』

    『敵上陸、中隊長自決』

    『最後の死闘』

    『幽霊部隊ね出現』

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  • ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる漫画大全集(3)
    『妖怪毛羽毛現』

    『峠の妖怪』

    『電気妖怪』

    『ダイヤモンド妖怪』

    『白山坊』

    『海座頭』

    『さら小僧』

    『笠地蔵』

    『磯女』

    『まくら返し』

    『おりたたみ入道』

    『おどろおどろ』

    『手の目』

    『鏡合戦』

    『朝鮮魔法』

    『モウリョウ』

    『こま妖怪』

    『妖花』

    『さ...続きを読む
  • 貸本版墓場鬼太郎 水木しげる漫画大全集(1)
    『幽霊一家』

    『墓場の鬼太郎』

    『地獄の片道切符』

    『下宿屋』

    『あう時はいつも死人』
  • ねぼけ人生
    こんなに読み終えるのが惜しい本に出会ったのは、久しぶりだ。
    『ゲゲゲの鬼太郎』でお馴染みの漫画家水木しげるの波乱万丈の人生を本人がのんび~りと苦しい時も前向きで、次から次へと起こる事件を可笑しくてゲラゲラ笑って、そして最後は涙する名著。
    この本は4つの章に分かれている。
    1章では、子供時代のガキ大将...続きを読む
  • ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる漫画大全集(2)
    『鏡爺』

    『吸血鬼エリート』

    『妖怪獣』

    『猫娘とねずみ男』

    『見上げ入道』

    『妖怪ぬらりひょん』

    『魔女人形』
  • 貸本漫画集 怪獣ラバン他 水木しげる漫画大全集
    『怪獣ラバン』

    『怪奇猫娘』

    『スポーツマン宮本武蔵』

    『雪のワルツ』

    『かなしみの道』

    『二人』
  • 『ガロ』版鬼太郎夜話 水木しげる漫画大全集(上)
    『鬼太郎誕生』

    『ガロ版 鬼太郎夜話』

    『KC版 鬼太郎夜話』

    『SMC版 鬼太郎夜話』
  • 悪魔くん 水木しげる漫画大全集
    『悪魔くん登場』

    『大海魔』

    『悪魔メフィスト』

    『なんじゃもんじゃ』

    『ビチゴン事件』

    『まぼろしの館』

    『クモ仙人』
  • 世界怪奇シリーズ〔全〕/サラリーマン死神〔全〕他 水木しげる漫画大全集
    あくせく仕事をすることへの痛烈な批判

    サラリーマン死神、最後の短編の2編、幸福とは何なのか、水木先生の考え方が心にしみる作品。

    サラリーマン死神の3話目。ノルマを達成するために「おろした」赤ちゃんの魂を獲得するために鬼婆と交渉するも、大口の取引を優先するからと断られる。それでは、自分で「おろして...続きを読む
  • ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる漫画大全集(1)
    『手』

    『夜叉』

    『地獄流し』

    『猫仙人』

    『おばけナイター』

    『水虎』

    『吸血木』

    『ゆうれい電車』

    『妖怪大戦争』

    『大海獣』

    『だるま』

    『妖怪城』