あらすじ
片腕を切断!!地獄の太平洋戦争激闘編!!召集令状を受け、ついに出兵することになった茂は、生来ののんびり屋が災いし、戦地で想像を絶する苛酷な軍隊生活を強いられる。戦況危い中、茂の運命やいかに
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Posted by ブクログ
写真館中学3年、ビンタをくらっていた頃、復員後、マンガを書きはじめた頃まで。巻末には対談「幸福論2」
装丁裏側「今の人は簡単なことで、やる気をなくしたり、あきらめたりする。水木サンを見習って、好きなことを一生懸命に続けていけば、モノになるハズです。アーメン。」
南方戦線の事を書いた作品はどれも非常にズシンときます。そして復員後の様子も読むだけで人生の糧となる、、ハズ。
Posted by ブクログ
「総員玉砕せよ!」と重なっている事もありますが、戦争の壮絶さは十分伝わってきました。自分の意思とは関係なく、死を選ばざる負えない状況に身を置き、「お国のため」「天皇陛下のため」と言いながら、命との折り合いを付ける。そんな状況の中で多くの若者がなくなっていっている。
こんなことが65年前にあったことを考えると、我々は茹でガエル状態ではないだろうか。
戦争を経験しろという訳ではないが、厳しい状況に自分を置くことは、大切であると思った。
Posted by ブクログ
漫画なのに、読むのに時間がかかった。
戦争時の説明は難しくてよくわからなかったけど、ニューブリテン島での生活、引き揚げてからの生活はかなりリアルで、庶民として兵に取られ、マラリアにかかるわ、殺されかけるわ、帰ってきてからも貧困で、奇跡の連続で生き抜いた一庶民としての水木しげる、いや武良しげるの当時の生き様を見ることができる。読み応えがあった。
Posted by ブクログ
水木しげる氏の半生が、自伝的に描かれている。
平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。
忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
Posted by ブクログ
戦中編ではいつ腕がとれちゃうのか
そればかりが気になりました
腕を切ったのが目医者で
驚きました
3兄弟とも生きて戻って来たのは
おかあさんのたこ断ちのおかげです
水木は通りの名前でした
水木通りに住んでいる人くらいの
呼び名がスタート
田辺一鶴と下宿が同じで
ベタ塗りを手伝ってもらっていました
Posted by ブクログ
中巻は戦中編。「総員玉砕せよ!」的描写、トペトロたち、敗戦、帰還して神戸で魚屋や下宿水木荘や紙芝居や、そして上京して貸本漫画へと……というあたり。
高橋弘希「指の骨」や大岡昇平やらを、やはり連想。
そして戦後の生活……哄笑はきっと戦争後遺症なんだろうな。
思うこと多し。