あらすじ
抱腹絶倒!水木しげる自叙伝待望の文庫化!山陰で生まれ育った水木しげること武良しげる。少し風変わりな少年は、小学校を卒業後、新聞配達、電器工場等で働くもすぐにクビになる。そんな落第王の将来は
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Posted by ブクログ
「僕の一生はゲゲゲの楽園だ」の文庫化。
(上)戦前編
水木しげる写真館1歳から18歳、大変愛らしい。巻末には対談「幸福論1」
装丁裏側に「毎日がつまらんと思う人は、この本を読むといいですよ。きっとフハッと驚いて、生きる意欲が湧いてきます。」という文に自著サインが添えられてます。いやほんとに、今まで水木先生の作品を読んでいるので驚きはしませんが、何度読んでもフハッとなりますし、生きる意欲も湧きますんです。生後1年目、関東大震災、のんのんばあエピソードからガスパンまで、あちこちで出てくるエピソードがきっちりした時間軸で纏まっていて良い。生きる事は大変だけど、ややこしことではないと、シンプルに考えられる1冊。
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上中下本。水木先生の自伝は色んな本で読めますが、何回読んでも、オモチロイ
私は、水木先生の最近の話はあまり知らないので、下巻の旅行記などは興味深い内容でした!それにしても、美女・屁・糞が大好きな水木先生に乾杯です☆
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境港、調布と偶然水木しげるのゆかりの地を回ったあとに読んだ為、点が線になり大変面白かった。色々な名言を残されているが、才能があるとはいえ漫画家として開花して本当にラッキーな人物だと思う。
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水木しげるの自伝漫画。ご両親のこと〜誕生〜南方出征直後まで収録。
いかに御大が風変わりな子供だったかがわかり、面白い。就職後の様子は、いまだからこそ笑い話でしょうが、さぞや周囲は心配しただろうなと思う。
Posted by ブクログ
水木しげる氏の半生が、自伝的に描かれている。
平和だった昭和の時代、そして第2次世界大戦、終戦、敗戦後の日本と、激動の時代がありありと描き出されている。
忘れてはならない大切なこと、ここには生きた昭和史が詰め込まれている。
Posted by ブクログ
読み終わった後「すごい時代を生き抜いているのだなー」と言ってしまった。
著者は、情報が少ない時代、周りの環境に影響されながら生活していくも、自分の考えを尊重しながら生きていると感じた。
一般的に世間の常識と言うものを喜にしながら生活するのが大変であり、反対に気にしないで生活するとバッシングされるのが当たり前であり。バッシングを受けた相手は悩むのが一般出来でもある。しかし、著者は、バッシングされても、悩むどころか、「だからどうしたの」という調子で、自分の考えを尊重して前に進んでいる。
若い時から人の意見に左右されず、自分で生きている姿が凄いと感じた。