水木しげるのレビュー一覧
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ネタバレ太平洋戦争後半
『インパール作戦』
『絶望の敗走』
『ぬり壁にあう』
『中部太平洋の戦い』
『中国戦線とマリアナ海戦』
『敵上陸前の日々』
『マッカーサーは帰ってきた』
『追い詰められた国民生活』
『レイテ海戦』
『敵上陸、中隊長自決』
『最後の死闘』
『幽霊部隊ね出現』
『銃殺』
終戦から朝鮮戦争
『東条の強がり』
『森の人』
『ポツダム宣言』
『終戦』
『わが終戦前夜』
『人間天皇と復員』
『新憲法と戦後改革』
『飢えと混乱と活力と』
『空腹とのたたかい』
『米ソ冷戦構造はじまる』
『魚屋をやめて学生となる』
『あいつぐ謎の事件』
『紙芝居 -
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こんなに読み終えるのが惜しい本に出会ったのは、久しぶりだ。
『ゲゲゲの鬼太郎』でお馴染みの漫画家水木しげるの波乱万丈の人生を本人がのんび~りと苦しい時も前向きで、次から次へと起こる事件を可笑しくてゲラゲラ笑って、そして最後は涙する名著。
この本は4つの章に分かれている。
1章では、子供時代のガキ大将で皆をまとめた時代。
2章から大人の時代だが、左腕をラバウルで失うことになる辛い話で輸血の血液型を間違えそうになり、もう少しで命を失いかけたこともあった。
この戦場での経験が、のちの傑作『ゲゲゲの鬼太郎』を創作したキッカケではないだろうかという勝手な想像だが、こういう面白い出来事がある。
ラバウルで -
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あくせく仕事をすることへの痛烈な批判
サラリーマン死神、最後の短編の2編、幸福とは何なのか、水木先生の考え方が心にしみる作品。
サラリーマン死神の3話目。ノルマを達成するために「おろした」赤ちゃんの魂を獲得するために鬼婆と交渉するも、大口の取引を優先するからと断られる。それでは、自分で「おろして」しまおうと客を待つ死神。何回か待ってやっと現れた女の子供を殺す死神。気づくと相手は自分の妻の青子だったと気づく。つまり自分の子供の骨太だった。
落ち込む死神
-俺には生きる資格はない。
励ます青子
-あなた、赤ん坊はまたつくれるわ
骨太の魂を捕まえる死神。
-ああ、俺は赤ちゃんを殺してしまったんだ -
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ネタバレろくでなし、より
-人間が真面目にできていて人情深ければ貧乏するに決まっている
-強いて病名をつければ「天使病」とでもいうべきものだが
-本来キミはまちがっていないのだ
-世の中のほうが病気にかかってしまっているのだ
-社会は本来人間中心であるべきものなのだが
-いまではお金中心になってしまっているのだ
-なにをしようとお金さえもっておれば「成功者」であり「善」なのだ
-貧乏とは「軽蔑」であり「悪」なのだ
-すべてのことは「お金」で動いているのだ
-道徳とか人類愛とかいったものはうわべだけのペンキのようなものだ
-正直で愛情豊かな人物はこの世ではろくでなしであり
-ひどい目にあうのだ
-「そ -
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博覧強記の大変態、南方熊楠。その伝説の数々は今更自分の語るところではない。英語、フランス語、ドイツ語はもとよりサンスクリット語に至るまで19の言語を巧みに操り、科学雑誌『ネイチャー』に掲載された論文、記事51編は、未だ世界で最多を誇る。柳田国男をして「日本人の可能性の極限」と言わしめた大天才。無類の酒好き、女好きにして、40歳まで童貞。ついには昭和天皇に進講する際、標本をキャラメルの空き箱に入れて献上したことは、あまりにも有名。なお、そんな南方熊楠に敬愛を表して、さる水木しげるは紫綬褒章受賞の際、その時と同じ燕尾服にシルクハットの出で立ちであったという。
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グループのメンバーの壮行会で、本を贈ろうと思って代官山の蔦谷書店に行った。そのときに見つけた本。実は、贈る本の一冊だったのだが、自分もほしくなって買ってしまった。
南方熊楠の生涯を水木しげるがマンガで描くという、なんともいえぬ世界観になっている。熊楠の生涯が良くわかるし、僕はお勧めしたい。熊楠は猫が好きだったらしい。このマンガの中にも出てくるが、猫が好きなので猫楠ということらしい。
南方熊楠は和歌山の博物学の巨匠。だが、その範囲は広すぎて、どの本を読んだらいいのか分からなかったりする。ともすれば、奇行にフォーカスしすぎだったりもするけど、伝記として読めると思う。写真で見る熊楠は、意外とハン