水木しげるのレビュー一覧

  • 昭和史 水木しげる漫画大全集(4)

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    『講和条約と日米同盟関係』

    『ついに、マンガ「ロケットマン」を仕上げる』

    『もはや戦後ではない』

    『「岩戸景気」はじまる』

    『「もぐら」のような生活』

    『六十年安保騒乱』

    『どん底生活の日々』

    『コーヒーより、そば』

    『東京オリンピックと新幹線のかげに』

    『「貧乏戦争」末期』

    『反乱する学生たち』

    『変わったアシスタントたち』

    『高度成長の矛盾』

    『ついに倒れる!』

    『三十年ぶりの戦地』

    『トペトロとの再会』

    『万国博とハイジャック』

    『美女エプペ

    『帰還兵たち』

    『田中角栄と日本列島改造』

    『家ダニのような生活(心象風景)』

    『ロッキード事件』

    『解放なき自由業(いや、不自由業)』

    『安定成長の中での頽廃』

    『再びトペトロの村へ』

    『奇妙な豊かさ』

    『平凡な日々と空想』

    『怪人二十一面相』

    『天皇陛下崩御とリクルート』

    『「戦争中の恩が還ってきてうれしい」』

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    2015年06月06日
  • 昭和史 水木しげる漫画大全集(3)

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    太平洋戦争後半
    『インパール作戦』

    『絶望の敗走』

    『ぬり壁にあう』

    『中部太平洋の戦い』

    『中国戦線とマリアナ海戦』

    『敵上陸前の日々』

    『マッカーサーは帰ってきた』

    『追い詰められた国民生活』

    『レイテ海戦』

    『敵上陸、中隊長自決』

    『最後の死闘』

    『幽霊部隊ね出現』

    『銃殺』

    終戦から朝鮮戦争
    『東条の強がり』

    『森の人』

    『ポツダム宣言』

    『終戦』

    『わが終戦前夜』

    『人間天皇と復員』

    『新憲法と戦後改革』

    『飢えと混乱と活力と』

    『空腹とのたたかい』

    『米ソ冷戦構造はじまる』

    『魚屋をやめて学生となる』

    『あいつぐ謎の事件』

    『紙芝居屋になる』

    『復興のきざし』

    『朝鮮半島火を吹く』

    『紙芝居のかいめつ』

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    2015年04月26日
  • 貸本版墓場鬼太郎 水木しげる漫画大全集(1)

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    『幽霊一家』

    『墓場の鬼太郎』

    『地獄の片道切符』

    『下宿屋』

    『あう時はいつも死人』

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    2015年02月05日
  • ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる漫画大全集(3)

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    『妖怪毛羽毛現』

    『峠の妖怪』

    『電気妖怪』

    『ダイヤモンド妖怪』

    『白山坊』

    『海座頭』

    『さら小僧』

    『笠地蔵』

    『磯女』

    『まくら返し』

    『おりたたみ入道』

    『おどろおどろ』

    『手の目』

    『鏡合戦』

    『朝鮮魔法』

    『モウリョウ』

    『こま妖怪』

    『妖花』

    『さざえ鬼』

    『悪魔べリアル』

    『妖怪軍団』

    『人食い島』

    『ばけ猫』

    『のっぺらぼう』

    『ひでりがみ』

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    2015年02月05日
  • ねぼけ人生

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    こんなに読み終えるのが惜しい本に出会ったのは、久しぶりだ。
    『ゲゲゲの鬼太郎』でお馴染みの漫画家水木しげるの波乱万丈の人生を本人がのんび~りと苦しい時も前向きで、次から次へと起こる事件を可笑しくてゲラゲラ笑って、そして最後は涙する名著。
    この本は4つの章に分かれている。
    1章では、子供時代のガキ大将で皆をまとめた時代。
    2章から大人の時代だが、左腕をラバウルで失うことになる辛い話で輸血の血液型を間違えそうになり、もう少しで命を失いかけたこともあった。
    この戦場での経験が、のちの傑作『ゲゲゲの鬼太郎』を創作したキッカケではないだろうかという勝手な想像だが、こういう面白い出来事がある。
    ラバウルでの日本兵は空腹で動けなかった。
    しげるは、ある日、現地の土人の小部落を見つけた。
    そこは、「天国の部落」であった。
    南国の景色も綺麗で、女性も綺麗だし、さらに美味しそうなパンの実を焼いていた。
    なんと、しげるはピジン語(土着語と英語の混合語)のカタコトで土人の少年と会話した。
    お腹が空いていることをアピールして、食事をご馳走になり、2人分を食べてしまった。翌日、御礼にタバコを持っていったら喜ばれ、更に仲よくなっていく。
    終戦になり、日本に帰るころには、土人ともすっかり仲よくなって、このまま、ここで生活しようかと考えたりした。しかし日本に帰る決心をするが、7年後に又再会することを約束した。
    3章は、日本に戻って、漫画を始めるまでに、紙芝居をやったり、貸本屋をやったりして、本当に喰えない貧乏時代の話。この部分の話が、NHK朝ドラで話題になった、『ゲゲゲの女房』の奥さんからの視点で書いた自伝が面白いだろう。
    そして、最後の4章が『ゲゲゲの鬼太郎』のヒットで超多忙の時代。
    最後の部分で涙するエピソードが用意されている。
    本当に、おススメの本だ。

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    2014年12月05日
  • 決定版 日本妖怪大全 妖怪・あの世・神様

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    妖怪漫画の第一人者、水木しげるによる900頁を超えるまさに日本妖怪大全の決定版。点描を駆使した細密で、怪しい妖怪のイラストが凄い。古今東西の文献などからの引用も交えた妖怪の解説も面白い。

    『図説 日本妖怪大全』と『図説 日本妖怪大鑑』を合本、再編集し、改題。書籍初収録の『あの世』『神仏』のカテゴリも追加。

    帯の水木しげるの「遂に出た!上等の枕にもなる!」の釣書には笑った。

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    2014年03月09日
  • ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる漫画大全集(2)

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    『鏡爺』

    『吸血鬼エリート』

    『妖怪獣』

    『猫娘とねずみ男』

    『見上げ入道』

    『妖怪ぬらりひょん』

    『魔女人形』

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    2013年12月12日
  • 貸本漫画集 怪獣ラバン他 水木しげる漫画大全集

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    『怪獣ラバン』

    『怪奇猫娘』

    『スポーツマン宮本武蔵』

    『雪のワルツ』

    『かなしみの道』

    『二人』

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    2013年10月04日
  • 『ガロ』版鬼太郎夜話 水木しげる漫画大全集(上)

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    『鬼太郎誕生』

    『ガロ版 鬼太郎夜話』

    『KC版 鬼太郎夜話』

    『SMC版 鬼太郎夜話』

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    2013年10月04日
  • 悪魔くん 水木しげる漫画大全集

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    『悪魔くん登場』

    『大海魔』

    『悪魔メフィスト』

    『なんじゃもんじゃ』

    『ビチゴン事件』

    『まぼろしの館』

    『クモ仙人』

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    2013年09月06日
  • 世界怪奇シリーズ〔全〕/サラリーマン死神〔全〕他 水木しげる漫画大全集

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    あくせく仕事をすることへの痛烈な批判

    サラリーマン死神、最後の短編の2編、幸福とは何なのか、水木先生の考え方が心にしみる作品。

    サラリーマン死神の3話目。ノルマを達成するために「おろした」赤ちゃんの魂を獲得するために鬼婆と交渉するも、大口の取引を優先するからと断られる。それでは、自分で「おろして」しまおうと客を待つ死神。何回か待ってやっと現れた女の子供を殺す死神。気づくと相手は自分の妻の青子だったと気づく。つまり自分の子供の骨太だった。
    落ち込む死神
    -俺には生きる資格はない。
    励ます青子
    -あなた、赤ん坊はまたつくれるわ
    骨太の魂を捕まえる死神。
    -ああ、俺は赤ちゃんを殺してしまったんだなあ
    最後に死神は思うのだった。
    -人を殺さにゃ生きていけない男、俺は死神。地獄のノルマはきびしい運命にきょうもいく

    ノルマを達成するためには他人の不幸が必須の死神であるが、これは我々人間世界でも同じと思う。自社の売り上げが上がれば、他社の売り上げが下がる。自分のノルマが達成できれば、他者のノルマを奪ったことにもつながる。自分を重視すれば、世の中のバランスの歪みは確実に自分以外に移る。

    このシュールな部分が水木大翁の一番の魅力。最後の短編の天国も同じ方向。

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    2013年07月13日
  • ゲゲゲの鬼太郎 水木しげる漫画大全集(1)

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    『手』

    『夜叉』

    『地獄流し』

    『猫仙人』

    『おばけナイター』

    『水虎』

    『吸血木』

    『ゆうれい電車』

    『妖怪大戦争』

    『大海獣』

    『だるま』

    『妖怪城』

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    2013年07月05日
  • 「忍法秘話」掲載作品〔全〕 水木しげる漫画大全集

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    ろくでなし、より

    -人間が真面目にできていて人情深ければ貧乏するに決まっている
    -強いて病名をつければ「天使病」とでもいうべきものだが
    -本来キミはまちがっていないのだ
    -世の中のほうが病気にかかってしまっているのだ
    -社会は本来人間中心であるべきものなのだが
    -いまではお金中心になってしまっているのだ
    -なにをしようとお金さえもっておれば「成功者」であり「善」なのだ
    -貧乏とは「軽蔑」であり「悪」なのだ
    -すべてのことは「お金」で動いているのだ
    -道徳とか人類愛とかいったものはうわべだけのペンキのようなものだ
    -正直で愛情豊かな人物はこの世ではろくでなしであり
    -ひどい目にあうのだ
    -「それでは私の病気はどうすれば治るのでしょうか」
    -いや私は治そうとは思わない
    -キミこそ健康体なのだ
    -健全な人間の姿なのじゃよ
    -お金が人間全体の心を狂わしてしまっているのだ

    経済活動への風刺が好き。ねずみ男の指摘している通りだと思うが、そうできないのが世に中である。

    忍法屁話、より

    異常な臭いで周りみ健康被害をぶっ放す屁を持つ正吉少年。それが原因で家を追い出される。悩める正吉はある寺に行き着く。和尚に喝を入れられたときに、また屁をかます。医者をすぐに連れてきたから命を取り留める和尚。医者にあらためて危険な屁であることを聞かされて絶望する正吉少年。ここで医者からそれを生かす職業につけばよいと諭される。
    ある祭で一匹の猛牛が突進してきたときに、思わずこいた屁で猛牛を倒す。それをみた忍者が正吉を弟子にした。

    これも長所と短所は紙一重であり、考え方次第で180度ものの見方が変わる。

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    2013年06月10日
  • 猫楠 南方熊楠の生涯

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    博覧強記の大変態、南方熊楠。その伝説の数々は今更自分の語るところではない。英語、フランス語、ドイツ語はもとよりサンスクリット語に至るまで19の言語を巧みに操り、科学雑誌『ネイチャー』に掲載された論文、記事51編は、未だ世界で最多を誇る。柳田国男をして「日本人の可能性の極限」と言わしめた大天才。無類の酒好き、女好きにして、40歳まで童貞。ついには昭和天皇に進講する際、標本をキャラメルの空き箱に入れて献上したことは、あまりにも有名。なお、そんな南方熊楠に敬愛を表して、さる水木しげるは紫綬褒章受賞の際、その時と同じ燕尾服にシルクハットの出で立ちであったという。

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    2013年05月19日
  • 猫楠 南方熊楠の生涯

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    グループのメンバーの壮行会で、本を贈ろうと思って代官山の蔦谷書店に行った。そのときに見つけた本。実は、贈る本の一冊だったのだが、自分もほしくなって買ってしまった。

    南方熊楠の生涯を水木しげるがマンガで描くという、なんともいえぬ世界観になっている。熊楠の生涯が良くわかるし、僕はお勧めしたい。熊楠は猫が好きだったらしい。このマンガの中にも出てくるが、猫が好きなので猫楠ということらしい。

    南方熊楠は和歌山の博物学の巨匠。だが、その範囲は広すぎて、どの本を読んだらいいのか分からなかったりする。ともすれば、奇行にフォーカスしすぎだったりもするけど、伝記として読めると思う。写真で見る熊楠は、意外とハンサムだ。でも、裸で過ごしたり、南紀の山奥に入り精霊を感じたり、その行動はとにかく破天荒。だが、今の東大を出て、米国に渡り、そして英国博物館で仕事をこなしながら雑誌ネイチャーに投稿するなど、とにかく、興味と好奇心の塊として何事にも取り組んだ。不思議な人だと思う。

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    2013年05月04日
  • のんのんばあとオレ

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    のんのんばあが妖怪を通して、我々現代日本人に古きよき考え方や慣習を教えてくれます。
    いまや「妖怪」が身近に感じられない世の中です。だからこそ、『のんのんばあとオレ』は多くの人の心に残るのでしょう。

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    2013年03月16日
  • 水木サンの幸福論

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    第一部はあっさりとシンプルに水木しげるの幸福の七ヶ条を紹介。これがなかなか的を射ています。
    第二部は、日経新聞に連載された「私の履歴書」を収録。
    第三部は水木三兄弟の対談。無茶苦茶面白い。
    第四部は、短編漫画でした。

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    2012年08月13日
  • 猫楠 南方熊楠の生涯

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    おちんちんを蟻にかじられて腫れて二倍の大きさになったから、これはと思い、おちんちんを二倍にする研究をしはじめるひとらしいです。猫語も話せるようです。水木さんが描くぐらいだから実在した魑魅魍魎のたぐいであり、おもしろくないわけないでしょう。

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    2012年01月27日
  • のんのんばあとオレ

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    その悲しみは宝物だ。えけ思い出をもらったな。勉強なんか落第しない程度にしたらええ。それよりいまは今でしか作れん財産をいっぱい作ることだ。それがいつか役に立つ時がくるけんなあ。

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    2011年12月06日
  • 水木しげるの遠野物語

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    柳田國男遠野物語をコミック化したもの。

    水木しげるさんの作画もあって、ぐぃぐぃと世界観に引き込まれました。
    沢山のお話が短編で入っており、河童、座敷童、山女等いろいろ登場します。
    ハッピーエンドはあまりありませんが、これからも語り継がれていくべきお話だと思います。民俗学というと難しく感じますが、初心者でも読みやすいと思います。
    個人的にはもっともっと評価されて欲しい一冊。

    2010.02.14 日本経済新聞に掲載されました。
    2010.03.14 朝日新聞「本の舞台裏」で紹介されました。

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    2011年11月10日