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Posted by ブクログ 2020年02月11日
熊楠を水木しげるが描くというだけでわくわくするじゃないですか。怪物と怪物の共演。
基本的には史実にとても忠実だけれど、水木しげるならではの注目ポイントや人物の描きかたがあり、生々しさが良かった。
素晴らしい功績と頭脳やその哲学は知っていたが、パワフルで横暴な熊楠、研究に一途な熊楠、家庭での熊楠。いろ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月18日
その昔、中一コースの付録、文庫サイズの冊子『知られざる大天才』で熊楠の名を知った。確か「くまくす」とルビが振られていたように思う。
その後、稲垣足穂『少年愛の美学』や水木しげる短編『快傑くまくす』でさらに親しみを覚え、神坂次郎『縛られた巨人』にも手を伸ばした。
バートン版『千夜一夜物語』の該博...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月22日
世界に誇る民族・博物学者南方熊楠についての本です。
すでに多くの伝記が書かれていますが、熊楠が言葉を越えた神秘の存在とコンタクトをとる世界観は、漫画という表現が一番ふさわしいのかもしれません。
実際に18ヵ国語に通じていたと言われる熊楠ですが、この作品ではプラス猫語を操り、パートナーのトラ猫とのコン...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月19日
博覧強記の大変態、南方熊楠。その伝説の数々は今更自分の語るところではない。英語、フランス語、ドイツ語はもとよりサンスクリット語に至るまで19の言語を巧みに操り、科学雑誌『ネイチャー』に掲載された論文、記事51編は、未だ世界で最多を誇る。柳田国男をして「日本人の可能性の極限」と言わしめた大天才。無類の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月04日
グループのメンバーの壮行会で、本を贈ろうと思って代官山の蔦谷書店に行った。そのときに見つけた本。実は、贈る本の一冊だったのだが、自分もほしくなって買ってしまった。
南方熊楠の生涯を水木しげるがマンガで描くという、なんともいえぬ世界観になっている。熊楠の生涯が良くわかるし、僕はお勧めしたい。熊楠は猫...続きを読む
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