水木しげるのレビュー一覧

  • のんのんばあとオレ

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    ゲゲゲの鬼太郎は、子供の頃から知ってるが、水木しげるさんのことは何も知りませんでした。先日、水木しげるロードへ出向き水木しげる記念館にたまたま行って、その生い立ちを知り、購入したのがこの本でしま。多感な少年期にのんのんばあとの出会いが水木しげるさんのスタートなのだと知った書籍でした。感謝感激です。

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    2026年05月17日
  • のんのんばあとオレ

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    水木しげるの鳥取県・境港での幼少期を描いたお話です。
    昭和初期、1930年代頃の出来事でしょうか。
    私が生まれるずっと前、まだテレビやゲームもなかった時代の物語です。

    子供にとって、世の中は不思議なことだらけ。
    のんのんばぁがそれを妖怪の仕業だと教えてくれることや、その対処法もとてもユニークで、興味深く読めました。

    また、お父さんがとても賢い人で、哲学的なことも幼いゲゲにわかりやすく教えてくれるのが印象的です。
    賢いけれどマイペースなお父さん、それをしっかり支えるお母さん、真面目なお兄ちゃん、素直で可愛い弟と、ゲゲの周りの家族もとても魅力的です。

    一方で、松っちゃんや千草さんなど、子供が病気で亡くなってしまうことが日常にあった時代なのだと感じました。
    友達を亡くした悲しみを抱えるゲゲに対して、お父さんが
    「その悲しみは宝だ。ええ思い出をもらったな」
    と声をかける場面がとても心に残りました。

    また、勉強をそっちのけで絵を描くゲゲに対して、
    「勉強なんか落第しない程度にしたらええ」
    とたびたび呼びかけるお父さんも素敵です。

    怪談界隈でも小説家界隈でも漫画家界隈でも、水木さんは多くの人に愛されている印象がありますが、そうした人間性はこのような幼少期の経験から育まれたのだと感じました。
    もちろん、その後の戦争体験も大きく影響しているのでしょうが。

    水木さんの著書の中でも、比較的ほのぼのとした雰囲気で読める良い漫画でした。

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    2026年03月21日
  • 完全版水木しげる伝(下)

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    憧れる
    バナナ見ると、時々水木しげるさんを思い出します
    腐りかけは苦手ですが、その境地を知りたくて笑

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    2026年03月14日
  • 完全版水木しげる伝(中)

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    稀かもしれない
    水木しげるさんの生き様は面白い
    美醜見てきたもの、たくさんあると思うのですが昇華の仕方が良いなと。
    興奮、脱力、尊敬します。

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    2026年03月14日
  • ほんまにオレはアホやろか

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    天才と名高い水木しげるはろくでなし?

    ゲゲゲの鬼太郎は今では日本中誰もが知ると言っても過言ではないくらい有名な作品を作り上げた水木しげるですが、実は落ちこぼれでできが悪かったと語る。水木しげる本人が体験した幼少期から漫画家水木しげるに至るまで、自身の底辺人生を綴った自伝ですが、鬼太郎を知る私たちからは想像もつかない内容ばかり。天才と言われればそうかもしれないけど、簡単なことではなかったそうで、大好きな絵や紙芝居、漫画でさえも否定されてきたそう。
    波瀾万丈な天才はどうして生まれて、なぜ天才になれたのか?実は遅咲きの水木しげるが今なお愛される人格者なのはきっとこの人の人生にしかわからないのでしょう。
    読んでいて途中から戦争で片腕をなくした人とは思えないようになってくるその人生にポジティブとは違う別の次元にいる気がします。もしも水木しげるがお金持ちのエリートで頭もよかったら、きっと彼は生きていたのかと、自分ならばのたれ死んでることかもしれない。だけど彼は最初から最後まで命を投げ出したりしないし、それを当たり前に自然に受け流す努力があって、自然になれることを知っているかのような不思議な魅力がやっぱりあるんですね。
    もしかしたら、私たちが失いかけているもしくは失ってきた人生かもしれない。私たちに不足した摩訶不思議なポジティブを読んで感じていただきたいです。

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    2026年02月07日
  • のんのんばあとオレ 水木しげる漫画大全集

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    のんのんばあは水木しげるさんの”祖母”にあたる人と単純に思っていたが読んでいく内にそうではないと分かってきた。"のんのんばあ”とはのんのんさんと呼ばれた拝み屋さんの妻で賄いなどに雇われたお手伝いのばあちゃんだった。私の家にも両親が共働きで、しばらく近くの老人ホームから腰の曲がったおばあちゃんが妹の子守や家事手伝いに来ていたのを思いだした。私はそりが合わずに口答えをして良く怒られていたが、しげるさんは少年期に彼女からお化けや妖怪の世界を語って聞かせてもらっていたのだ。ゲゲゲの鬼太郎の世界観が生まれたのは、のんのんばあとしげる少年の豊かな感性からに違いない。といっても風流人であった父の影響はかなり大きい。銀行勤めの傍ら芝居小屋で夕方からの活動写真館(映画館)運営を始めたり、大阪で仕事に就いたりとなかなかの自由人。子供たちにはそれぞれ好きなようにさせており、のびのびと育てている。
    鳥取県境町には水木しげるロードもあって、外国人の観光客も押し寄せているとテレビで報道されていた。朝ドラでもお馴染みの島根も出雲神話が残っていて日本海に面する2県はそれなりの素地があるのだろう。
    いつか訪れてみたい!

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    2026年02月07日
  • ゲゲゲの鬼太郎(1)

    購入済み

    喜多郎と目玉おやじ誕生

    鬼太郎と目玉のオヤジの誕生が描かれています。
    アニメしか見たことがない人には、なかなか衝撃の内容かもしれません。

    #深い #ダーク

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    2026年02月06日
  • 白い旗

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    負けが決まった硫黄島。乏しい水と食糧。無為な闘いを避け、部下の命のために「白旗」を掲げる海軍将校。筒抜けていた暗号。ブーゲンビルの空中戦で壮絶な死を遂げた海軍大将。戦闘用の駆逐艦での補給任務。攻撃を受けるも、劣勢を翻し、敵を翻弄する海軍少将。特攻隊を敵の方向まで案内し、二度とは帰らぬ少年たちを見送る中尉。…終戦後数年。貸本マンガの時代。一度使えば捨てられていた原稿。30年間、日の目を見なかった戦記物が復刻する。溢れる移民。経済支配。形を変えて脅かされる平和。戦っていた時を顧みる。今こそ本書の価値を見出す。

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    2026年02月05日
  • ゲゲゲのゲーテ

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    水木しげるさんが愛された93のゲーテの言葉と、ゲーテにまつわる対談が掲載。時代を超えて普遍性のあるゲーテの言葉は、不安や悩みを軽減し自己肯定感を高めてくれます。また、戦争を経験し弛まぬ努力を続けられ50歳を超えてようやく生活が経済的に安定されたという水木さん本人の言葉にも、やはりゲーテ同様に勇気づけられました。

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    2026年01月11日
  • 総員玉砕せよ! 新装完全版

    購入済み

    理不尽な精神主義と戦場の悲惨さ

    登場人物が多く顔の書き分けも若干緩いので人間関係把握に難儀するが、理不尽な折檻や価値観に振り回される当時の兵隊さんの姿や、気づいたら銃撃され即死に至る環境の悲惨さはよく分かる。読む自分の精神状態や人生のフェーズで感じ方が変わりそうで、少し間を空けて読み返してみたい。

    #深い #怖い #ドロドロ

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    2026年01月07日
  • 決定版 ゲゲゲの鬼太郎 鬼太郎の世界お化け旅行

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    ネタバレ

    (鬼太郎がでなく)とんでもない漫画
    妖怪ちんぽ が登場する
    生殖器が3つある
    そこからシューッと噴射し空を飛ぶ
    あまりに衝撃を受けこの妖怪について調べる

    水木しげるのオリジナル妖怪だった


    なにやってんすか、先生

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    2025年11月17日
  • 総員玉砕せよ! 新装完全版

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    ちょっとさがれば済むことだった。
    ほんとにこれに尽きると思う。
    玉砕する意味、玉砕失敗したら自決して責任をとる意味。

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    2025年09月06日
  • 総員玉砕せよ! 新装完全版

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    水木しげるの実体験がベースとなった戦争漫画。白黒の漫画ですが、南国特有の湿度が伝わってくるようでした。

    序盤は軍隊の理不尽さはあるものの、まだ平和。終わりに向けての悲惨さが尚更強調されます。従軍している兵隊も、指揮官も皆、普通の人間。玉砕を判断した若い指揮官に、上に立つ資質があったのか疑問に思うけれど、特定の思想に囚われた人はどこにでもいます。昔だから起こったことではなく、同じような状況があったとしたら、現代でも起こり得るのでは、と暗い気持ちになりました。

    関係ない事のように思っても、実際に我が国で昔起こったこと。当然ですが、戦争なんて絶対にしてはいけないよね、と改めて感じさせる作品でした。

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    2025年09月04日
  • 総員玉砕せよ! 新装完全版

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    現代の漫画とは違うリズム。単調なコマ割りと、短いテンポによって、異常な状況の俗世的な兵士の様相が描かれている。
    なんとも言えない蒸し暑い感覚。根底にあるのは圧倒的虚無感とそれに対する怒り

    後半に向けての加速と、絵の変化は生々しすぎて少し休憩しながら読み進めた。

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    2025年09月02日
  • 総員玉砕せよ! 新装完全版

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    “ゲゲゲの鬼太郎”の作者、水木しげるによる90パーセント事実の戦記漫画。
    前線でありながら、どこか牧歌的なノンビリした展開から、玉砕命令が出てから次々と死んでゆく仲間たち、それでも死にきれない者たちが淡々と描かれている。そして迎えるラスト…
    あとがきの「ぼくは戦記物をかくとわけのわからない怒りがこみ上げてきてしかたない」が戦争に対する全てを物語っていると感じた。

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    2025年08月30日
  • 水木しげるの遠野物語

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    遠野物語の口語訳版を読んだあとに本作を読みました。
    柳田國男×水木しげるによる最高の世界観。
    遠野物語全話収録されていて、誇張表現もなくリアルにマンガで再現されています。

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    2025年08月20日
  • ほんまにオレはアホやろか

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    水木しげる節とでもいうのか、確固たる世界観と自立心にただただ驚きと感動。どんな時代でも境遇でも肩肘張らずに、らしくあること。素敵すぎ。また肩肘張りすぎてるなって感じたら手に取りたい。

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    2025年08月17日
  • のんのんばあとオレ

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    ネタバレ

    漫画よりドラマが好きなのですが...

    戦前の水木しげるが小学生だった頃のお話。

    売られていく美和ちゃんが不憫でならず、茂はついお父さんに「美和を買うてくれ!」と言ってしまい、お父さんは「私には人買いの真似をしろというのか!」と茂を叱ります。
    ですが、茂の気持ちに寄り添いながらもとても現実的で大事な話をします。

    父「百歩譲ってあの子を買うとしよう。して、その金はどうする?」

    茂「じいちゃんに借りる」

    父「肝心なところを人に頼ってどうする。この家を売るか?」

    茂「え!いや、オレはそげなことまでは...」

    と言葉が出ない。

    父「いいか、茂。本気で人を幸せにしようと思ったら、自分が傷つくことくらい覚悟しなければならんのだ。あの子は幼い身で不憫ではあると思うが、不幸の中にも何かしらの幸せの芽はあるものだ。」

    ※私の頭の中にあるものなので正確ではないと思います

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    2025年08月15日
  • 総員玉砕せよ! 新装完全版

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    『ゲゲゲの鬼太郎』のような妖怪漫画で知られる水木しげるによる戦争漫画。本人も実際に参戦していた戦争で、9割史実を元にしている。現代も理不尽はあるが、戦争はより残酷。精神論は今でも蔓延っているため、こうならないよう自戒しながら読んだ。

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    2025年08月10日
  • ほんまにオレはアホやろか

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    今まで色んな伝記は読んだ後だったので、見知った話ばかりであったが、漫画でなくて文章にするとまた水木節の味が冴え渡って良かった。合間のイラストも愛らしくて全部好き。何度も読んでも生き方が好きだ。前向きになれる。

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    2025年08月05日