水木しげるのレビュー一覧

  • 完全版水木しげる伝(中)

    Posted by ブクログ

    戦中編ではいつ腕がとれちゃうのか
    そればかりが気になりました
    腕を切ったのが目医者で
    驚きました
    3兄弟とも生きて戻って来たのは
    おかあさんのたこ断ちのおかげです
    水木は通りの名前でした
    水木通りに住んでいる人くらいの
    呼び名がスタート
    田辺一鶴と下宿が同じで
    ベタ塗りを手伝ってもらっていました

    0
    2010年10月17日
  • 敗走記

    Posted by ブクログ

    短編6編がまとめられた本書はどのストーリーも力強く、戦争の悲惨さ、むなしさを心に訴えかけてきた。 特に「敗走記」の命からがらの逃げ具合は、息をのむ。 よくこれで本当に生きて帰れたね!! 絶対、奇跡!!と驚いたし、「レーモン河畔」と言う本当にあった美談は、読んでいて心から嬉しくなった。 戦争と言う精神的に普通ではいられない環境と境遇の中でも、意外とこんな理性が働く時もあったのだ。。と深く心に残る作品だった。 水木先生の目的は正しく自分の見てきた戦争を語る事だったのだと思っている。 それによって私の感じた感想は、「やはり、戦争は間違えている」。 きっとこれでいいのだ。 この本の存在はそう言う事なの

    0
    2010年10月13日
  • 水木しげるの遠野物語

    Posted by ブクログ

    今年は遠野物語発刊100周年を記念して多くの記念行事が催されています。この本は記念すべき年に水木しげるが遠野物語をコミック化したもの。妖怪界の両巨頭、柳田国男と水木しげるの超コラボレーションです。
    水木しげるが遠野物語に独自の視点を加え、独特なキャラクターを生み出しています。1話1話がコンパクトに凝縮され過ぎている感もありますが、遠野物語の魅力が十分に伝わってきました。
    また、遠野に関するコラム「2010年、遠野の風景」が数回織り込まれていて、遠野の魅力を伝えています。

    0
    2010年10月03日
  • 敗走記

    Posted by ブクログ

     実戦で本当の辛酸をなめた人だけが書ける作品。戦争を知らないどこかの似非右翼にはない迫力があります。

    0
    2010年09月26日
  • コミック昭和史(1)関東大震災~満州事変

    Posted by ブクログ

    いやー、何が時代を象徴してるって、「焼きミソ」でしょう!
    大局の昭和と、水木氏自身のごくごく身の回りの昭和が交互にあらわされる構成が絶品。

    1
    2010年09月22日
  • のんのんばあとオレ

    Posted by ブクログ

    古き良き昭和には妖怪がいてもおかしくはない、今はただ環境破壊が進んで妖怪も生きでけなくなった、とそう思わせる全体の雰囲気が好き。
    NHKのドラマが懐かしい最放送し無いかしらん?

    0
    2010年06月15日
  • 水木しげるコレクション I 鬼太郎の地獄めぐり

    Posted by ブクログ

    冒頭からしてクール!

    「ねずみ男、地獄へ行ってみようじゃねえか」

    「そりゃあいいや。」

    「たいくつでこまってたんだ。」

    とか

    吸血鬼とか西洋妖怪が

    「地上には既に聖飢魔Ⅱを派遣してある」

    とかいたるところでたまらない!

    0
    2010年03月29日
  • 私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝

    Posted by ブクログ

     ここのところ、水木さんの本を立て続けに読んだ。
     その中でも、水木さんの自伝的なものが書かれている中では、大変コンパクトにまとめられてあって、分かりやすく、またユーモアを交えた自伝であり、読みやすく読み進めることができた。

    0
    2010年03月28日
  • 墓場鬼太郎(1) 貸本まんが復刻版

    Posted by ブクログ

    水木しげるは絵が上手い。水木作品は独特の世界観が真っ先に話題になるので他の技術的な要素等については作品を読むまで考えたことがありませんでした。しかし読み始めてまずその絵の上手さに感動しました。

    2008/9/16

    0
    2009年10月04日
  • のんのんばあとオレ

    Posted by ブクログ

    今より70年以上も昔の昭和6年頃の話。著者は子供の頃、のんのんばあというおばあさんから、この世にいる妖怪の話を聞き、様々な妖怪に出遭う。
     のんのんばあの言うことにはなぜか説得力があり、今でも大切だと感じることが多々あります。のんのんばあのような人の前には妖怪が姿を現すのかもしれません。
     今でも実は日本には妖怪がいるのかも?

    0
    2010年11月09日
  • コミック昭和史(1)関東大震災~満州事変

    Posted by ブクログ

    全8巻なんですが一気に読み倒した。
    学校とかで勉強すると現代史が多少おろそかになるので
    その補完としてよむのにはいいのかも。

    戦中のミッドウェーとかガダルカナルの戦地の状況
    んで、戦前の東南諸国との繋がりとか、事細かに
    書いてあって、直視しなければならない事は
    すぐ側に迫っているのかもと思う。
    焼け跡からの凄まじい日本の復興劇に驚き、
    形を変えながらもループし続ける歴史。

    サブストーリーで繋がっていく、水木しげる自身の
    話も面白く、ガダルカナルでであった“森の人々”との
    交流の話はとても印象に残る。

    1
    2009年10月04日
  • 神秘家列伝 其ノ四

    Posted by ブクログ

    マニアックな人物ばかりで、僕好みでした。
    水木センセのノンフィクションものはおもしろいです。
    若干の脚色は、もちろんあるでしょうけど。

    0
    2009年10月04日
  • 神秘家列伝 其ノ参

    Posted by ブクログ

    井上円了、平田篤胤の話が好きだ。不思議なものに関心を持つ、あるいは解明しようと取り組む人物はどんな時代でも出てくる。現代でもそうだ。

    0
    2009年10月04日
  • 神秘家列伝 其ノ弐

    Posted by ブクログ

    謎の女性・長南年恵に特に関心が湧く。食事は生水しか摂らず、いつまで経っても若く美しいままの外見。こんな人物が実際存在していたということが凄い。神通力も凄かったらしい。

    0
    2009年10月04日
  • 神秘家列伝 其ノ壱

    Posted by ブクログ

    この作品に登場する神秘家のうちでは特に、夢日記をつけていた僧侶・明恵に感銘を受けた。夢の世界を探索するのは面白い。

    0
    2009年10月04日
  • コミック昭和史(5)太平洋戦争後半

    Posted by ブクログ

    絵・ストーリー展開ともに水木先生ならではの味わいがあって好きです。なんといっても史実の中にネズミ男や砂かけばばあが登場してくるのがたまりません。

    0
    2009年10月04日
  • 悪魔くん 見えない学校と十二使徒(上)

    Posted by ブクログ

    水木しげる「悪魔くん」。ボンボン版らしいです。なんというか、レジェンド漫画家の方々の作品は、さまざまな媒体で連載されているので、どれを読めばいいのかがわからなくなりますね。全部読め、ということなんでしょうね。

    「悪魔くん」はテレビで触れたので、そちらの印象が強い。『鬼太郎』もそうです。なので、中身が違うので違和感がすごい。十二使徒集めから始まらないんだ、というね。

    「カルマの巻」が好きです。自動車に悪魔の魂が憑依して人間界の支配を目論む、という回。クリス・ザ・カーと塊魂の合わせ技回。
    なんらかの要素として、塊魂に受け継がれているかもしれないなぁ。

    メフィスト2世が大活躍するけど、マスコッ

    0
    2025年10月29日
  • 敗走記

    Posted by ブクログ

    水木さんの描く戦争モノを読んでみたくなって。最前線の南洋諸島にて過酷な状況に追い込まれていく人々を巡る物語たち。ユーモアを交えつつも、実話に基づいていると思うと、やりきれない気持ちで読んだ。実際に戦地をその足で踏み、その目で見てきた著者にしか描けない説得力を感じた。

    0
    2025年06月29日
  • コミック昭和史(1)関東大震災~満州事変

    Posted by ブクログ

    水木しげるはまさしく昭和の時代と共に人生を歩んでいることがわかった。独特な子供時代も面白かったが、どちらかというと歴史の勉強的な描写が多く、昭和の歴史を学びたい高校生とかにはとても良いと思う。
    全てを読もうとすると8巻読まなくてはならないのが難点。一巻だけだと部分的な昭和史しかわからない。

    0
    2025年05月07日
  • 総員玉砕せよ! 新装完全版

    Posted by ブクログ

    戦争の不条理やむごさ、やるせなさ。漫画だし重苦しくもならないし、すっと読めるんだけど、実際にあったことなんだもんなぁ(一部はフィクションだけど)と思うと、こういう形で作品が残っていて、読めることに感謝。

    0
    2025年01月22日