水木しげるのレビュー一覧

  • 戦争×漫画 1970-2020

    。。。

    心に残る面白さの漫画も一部あったけど、ほとんどの作品は、心の中が『ぽかーん…』となる『え?ここで終了なの?え?』ってなるよくわかんないなぁって印象でした。

    戦争ってもしかしたらそれだけ訳のわからないモノなのかもしれないなぁ…と自分なりに思ってしまった。イマイチなんだかワカラナイ、得体の知れないモヤ...続きを読む
  • わたしの日々
    90歳を超えて、お元気だった頃の
    水木さんのカラーコミックエッセイ。

    1回4ページで語るのは
    日々のよしなしことであったり
    家族とのあれこれであったり
    戦争体験のささくれだったり
    画の神童時代の作品だったり。
  • ねぼけ人生
    すさまじい体験の数々を淡々と、すこし褪せた笑いも込めて綴られた本。
    ラバウルから引き上げあたりのくだりを読むと、今の自分が弱っちくてたまらなくなりました。
  • 水木しげるの不思議草子
    猫の巻
    屁こきじいさんの巻
    鉢かづきの巻
    ものくさ太郎の巻
    うりこ姫の巻
    御曹子 島渡りの巻

    コラム1 そもそも”御伽壮氏”とは?
    コラム2 「御伽草子」のジャンル分類
    水木サンが不思議について思うこと

    「御伽草子」を、水木サン→ねずみ男→原典、と、作品ごとにグラデーションの度合いはあれど、アレ...続きを読む
  • 水木しげるの異界探訪記
    隠岐編
    戦国編
    古代出雲編
    番外編 お葬式
    南方編
    古代出雲 番外編

    主に出雲は隠岐。武良のルーツ探しでもある。
  • 水木しげるの遠野物語
    遠野物語。読んだのは、遥か昔で、内容を忘れてしまった。漫画見ながら、やはり思い出せなかった。アホですな。
  • 完全版水木しげる伝(中)
    中巻は戦中編。「総員玉砕せよ!」的描写、トペトロたち、敗戦、帰還して神戸で魚屋や下宿水木荘や紙芝居や、そして上京して貸本漫画へと……というあたり。
    高橋弘希「指の骨」や大岡昇平やらを、やはり連想。
    そして戦後の生活……哄笑はきっと戦争後遺症なんだろうな。
    思うこと多し。
  • 完全版水木しげる伝(上)
    「ボクの一生はゲゲゲの楽園だ」改題。
    上巻は戦前編。少年期から赤紙が来て南方へ行くあたりまで。

    自伝漫画何度目か。見覚えのある場面も多い。
    しかしまあ、土手でネコ安と菓子を食いつつ少年期の終りを思う場面よ。
  • 水木版 妖怪大戦争
    ストーリーはともかくとして、水木先生の描く妖怪を眺めるのは楽しい。京極夏彦先生って、あの手袋姿ですぐわかりますね。(笑)
  • 水木しげるの古代出雲
    古代出雲の成り立ち、その後の国譲りなどなど、漫画なのでさくっと読める。
    日本最古の一族出雲に対して印象が変わった。
  • ほんまにオレはアホやろか
    水木しげる氏のエッセイ。
    境港でのくらしや、戦地での思い出や、学生時代、紙芝居作家、貸本漫画家、結婚からの夫婦生活…
    布枝さんのゲゲゲの女房と併せて読むと面白い。
    波乱万丈な経験をたくさんしているのに、水木先生が語るとなんだかユーモラスに感じてしまう。きっと天性の機知を持った方で...続きを読む
  • 小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~
    ※カテゴリの作者名はアンソロジーのため、原作者の名前で登録

    青verの出来が大変よかったので、こちらも期待して購入。
    青に比べて本編アニメの外伝、別視点話がある分、完全新作としての印象は薄い。
    ただオリジナルの話はそれで一本アニメ見せてくれと言う出来で唸った。
    ネズミ男でまさかああもハードボイルド...続きを読む
  • 水木しげるコレクション III 雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎
    ■雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎 月間少年ポピー昭和55-56
    ・雪姫ちゃん登場
    ・ニセ鬼太郎
    ・宇宙人レストラン
    ・狐つき
    ・ねらわれた雪姫ちゃん
    ・妖怪「いやみ」
    ・鬼妖怪
    ・妖怪実力選手権大会
    ・化けグモ
    ・大ダコ
    ・妖怪傘化け
    ■海坊主 週刊実話昭和53
    ■ムーン大王
    ■ガマ妖怪 週刊少年マガジ...続きを読む
  • 敗走記
    ■敗走記
    原住民に付け狙われながら、ひたすらひたすら岸壁やジャングルや海を逃げる逃げる逃げる。
    雄大な自然背景がすごい。

    ■ダンピール海峡
    血のしみ込んだ軍旗を守り抜くという使命。
    しみ込んだ血から過去の戦士を幻視する。
    果ては幽鬼のような見た目になろうとも。

    ■レーモン河畔
    ホセの娘ふたりを、...続きを読む
  • 猫楠 南方熊楠の生涯
    南方熊楠伝を、水木しげるサンが飼い猫「猫楠」の目を通して描く。

    前に読んだ「縛られた巨人」も参考文献のひとつに挙げられているし、大まかな系譜やエピソードはほぼ同じなんだけど、「(熊楠が専攻している)粘菌は動植物ともつかぬ奇態な生物や」「生死の現象、霊魂の研究にはもってこいの材料や・・・」(35ペー...続きを読む
  • ゲゲゲのゲーテ
    なかなかパンチの効いた人なんだなという印象。
    私はゲーテのことを知りたいわけじゃないんだけど、ゲーテを知らないと水木しげるを知れないんだろうな。
    戦争が始まって祭りのような興奮状態、何かマイナスなこと1つも言えない、こういうのは幻じゃないんだと絶句する。
    母親に宛てた手紙は、生死や幸福や不幸について...続きを読む
  • 墓場鬼太郎(6) 貸本まんが復刻版
    □佐藤プロダクション版「墓場鬼太郎」より
    ・-怪奇オリンピック-アホな男
    □東考社版「墓場鬼太郎長編読切」より
    ・ないしょの話
  • 貸本漫画集 ロケットマン他 水木しげる漫画大全集
    貸本漫画とはどんなもんだろう、と思って読んでみたものの。昔よく読んだ手塚治虫の短編をよりいい加減…否、子供向けらしくしたような、想定内の内容。

    プラスチックマンってよりゴムマンだよね。
  • 墓場鬼太郎(1) 貸本まんが復刻版
    □兎月書房版「妖奇伝」より
    ・幽霊一家
    ・幽霊一家 墓場の鬼太郎
    □兎月書房版「墓場鬼太郎」より
    ・地獄の片道切符
    ・下宿屋
    ・あう時はいつも死人

    この味!いい!
  • ゲゲゲの鬼太郎(13)
    13巻で最終巻。
    これは一時閉幕の考え方でいいのかな?どうにも、昔の作品だし様々な媒体があるので、よくわかっていないのが本音です。
    ま、妖怪そのものがよくわかっていないものなので、いいのではないでしょうか。

    と、いうなんとなくなまとめ方。

    最終話のブエルとの戦いの結末も、鬼太郎復活を印象付けるも...続きを読む