水木しげるのレビュー一覧

  • 敗走記

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    NHK「ゲゲゲの女房」を見ている最中に購入。

    戦記文学にはあまり興味がなかったが、いやはやこの本はすごい。戦争の悲惨さを、漫画でリアルに描写。戦争はちっともかっこよくないことを知らしめる。

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    2011年12月28日
  • 完全版水木しげる伝(中)

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    戦争は恐ろしい。次々に人が死んでいくのはものすごく恐ろしい。

    ところで、妖怪ってほんとにいるのかなあ。

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    2011年11月04日
  • 墓場鬼太郎(5) 貸本まんが復刻版

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    鬼太郎とねずみ男が一緒に解決する最初の事件。著者も登場する話がオモシロイ。その時代のさりげない風刺がまた味わい深くもある。

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    2011年11月04日
  • 完全版水木しげる伝(上)

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    とことんマイペースな水木先生。しかしなんでこんなに鮮明な記憶を持っているのだろう。

    歴史の勉強にもなります。

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    2011年11月03日
  • 猫楠 南方熊楠の生涯

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    いや…もう、絵がとにかくすばらしすぎる!! コマ割りもネームも、妖怪ものとは違い、細かく、細心の心遣いをしている感じがした。これは本当に水木先生の真骨頂です。
    とにかく長く、読み応えは満点。個人的には前半の熊楠のはちゃめちゃな半生より、所帯をもって定住してからのストーリーがよりうならされた。金に汚い弟夫婦だとか、先生とあがめる周辺の人間がびた一文助けないとか、熊楠の視点からの当時の日本文化を描き出しているのも水木先生のお家芸。
    息子の熊弥がてんかんでヨイヨイになってしまってからの話も迫力があり、何度も読み返してしまう。息子が描きためた粘菌の絵を、発作を起こして自分でびりびりにしてしまう、そのと

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    2011年09月11日
  • 水木しげるの遠野物語

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    柳田國男遠野物語をコミック化したものです。

    柳田國男の生家がある町に住んでいながらも、

    恥ずかしいことですが原文を読んでいないので、

    どこまで忠実に漫画化されたかは分かりませんが、

    初心者にもわかりやすくてよいと思います。

    「民俗学」と聞くと堅苦しくなるけど、

    水木しげるさんの作画によって

    とっつきやすくなっているように思います。

    河童やザシキワラシの話は有名ですが、

    他にもたくさんのお話があり、

    これからも語り継いでいくべきものではないかと感じました。

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    2011年09月10日
  • 墓場鬼太郎(1) 貸本まんが復刻版

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    鬼太郎のやってることがどう見ても悪党なのですが、その不条理も含めて面白い。墓場に落ちたシーンはかなり怖いです。

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    2011年08月10日
  • コミック昭和史(1)関東大震災~満州事変

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    水木しげるの半生をベースに昭和の歴史を解説していく自伝的マンガです。
    ねずみ男が歴史解説をしています。
    とても読みやすく面白いです。

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    2011年07月21日
  • 私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝

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    起床後、早速ビーチへ。

    風向きは、南東から南へ変わりましたが、相変わらず風はでーじ強い。
    こりゃダメだと、諦めて、ビーチとテント内で読書。

    実は、こういう休日の過ごし方も、好きだったりします。
    晴漕雨読。

    感動したっ!以上!!(毎度お馴染み、小泉元総理のパクリ)

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    2011年05月02日
  • のんのんばあとオレ

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    ネタバレ

    ドラマとおんなじだ!石を戻しに行くとことかカッパとの対決とか懐かしすぐる!
    何気にお父さんが良い事言ってるなぁ。
    (思い出補正入ってます)

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    2013年07月24日
  • 悪魔くん 貸本まんが復刻版

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    水木しげるのマンガ悪魔本。
    欲望につぶされる凡庸な人間の小ささと、大きな夢が中絶される世の中の不条理さとを描く。

    召喚された悪魔のキャラ設定の仕方が実に老獪で、「これは絶対に実在する」と思わされる。

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    以下、覚え書き。

    マンガ『20世紀少年』の「エロイムエッサイム」の元ネタはここでした。

    「ゲゲゲの女房」を見計らって角川が文庫化したのね!
    普段ほとんどTVをみないので気づきませんでした。

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    2011年01月24日
  • 水木サンの幸福論

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    水木しげるの自伝。書き尽くされた感のあるものだが、手塚治虫に対する屈折した感情など、新発見もある。
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    第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
    第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
    第三条 他人との比較ではない。あくまで自分の楽しさを追及すべし。
    第四条 好きの力を信じる。
    第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
    第六条 なまけ者になりなさい。
    第七条 目に見えない世界を信じる。
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    2011年01月16日
  • 私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝

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    水木しげる氏の「これまで」について、簡潔に、かつ面白く描かれた作品。一つ一つのエピソードは知っているものの、時系列をよく理解していなかった自分には良い一冊でした(特に南方での話)。

    水木氏の生活の中に妖怪がちょくちょく出てきては、驚かされたり、困らせられたりと、ユーモアもたっぷりです。諸所に見える水木氏の豪快さもまた素敵。自信満々で生きていく姿には、元気を貰えます。

    綿密に書きこまれた絵も、大きな魅力です。なかなかページが進まず困りましたが。

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    2010年12月29日
  • ねぼけ人生

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    何の因果かわからないけれど。
    自分が今ここに存在しているということはたくさんの偶然の上に
    成り立っているのだ。

    水木サンは小さい頃から水木サンだったのだけれど、
    もしかしたら生まれる前から既に水木しげるだったのかもしれない。
    全てが偶然のようでもあり、必然のようでもあり。
    おもしろいなあ。

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    2019年01月16日
  • 墓場鬼太郎(3) 貸本まんが復刻版

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    吸血木のエピソードの結末と、妖怪専門の借金取りとして働く鬼太郎と水神様との戦い、邪魔をするねずみ男との駆け引きを描いています。
    複数のエピソードが絡み合いながら進んでいくスタイルで、1〜3巻まででひとつながりの話になっています。
    鬼太郎と敵対する妖怪が出てくるのですが、どこか牧歌的な部分もあり、独特の雰囲気の中で物語が進行します。日常生活と同居した怪異と言った趣が楽しいです。

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    2010年11月07日
  • 墓場鬼太郎(2) 貸本まんが復刻版

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    猫娘と吸血木を巡る話。子泣きじじい、砂かけ婆、塗り壁もほんのワンシーンだが登場し、初出はこれだったのかと感慨深いです。
    猫娘は今の姿と違いかわいらしい女の子で、こちらもなかなかいい。
    ユーモアとおどろおどろしさが共存した妖怪世界の日常生活といった感じで楽しいです。

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    2010年11月06日
  • 墓場鬼太郎(1) 貸本まんが復刻版

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    鬼太郎の原点。禍々しく、関わった人を不幸にする妖怪らしい鬼太郎は、子どもの頃に見たアニメ版とはまったく印象が違うものの、このダークでほんのりユーモラスな雰囲気は癖になる。
    本巻で面白いのは、何と言っても鬼太郎誕生のいきさつが語られるエピソードだろう。

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    2010年10月24日
  • 悪魔くん 貸本まんが復刻版

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    正義の味方というより、イデオロギーに取り憑かれた異端者のような悪魔くん。善悪では計り切れないダークな部分がたまらない魅力です。
    当初から悪魔くんの思想とは相いれない佐藤=ヤモリビトの視点で語っていることで、悪魔くんのとらえどころのない不気味さと裏切り者が身内に存在するスリルを味わわせるところがうまいです。
    打ち切りになったこともあり、後半はどう考えても世界観に合わない黒幕が出てきてストーリーが破綻しているのが残念。「千年王国」版の悪魔くんも是非読んでみなければと思いました。

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    2010年10月23日
  • 完全版水木しげる伝(上)

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    読み終わった後「すごい時代を生き抜いているのだなー」と言ってしまった。
    著者は、情報が少ない時代、周りの環境に影響されながら生活していくも、自分の考えを尊重しながら生きていると感じた。
    一般的に世間の常識と言うものを喜にしながら生活するのが大変であり、反対に気にしないで生活するとバッシングされるのが当たり前であり。バッシングを受けた相手は悩むのが一般出来でもある。しかし、著者は、バッシングされても、悩むどころか、「だからどうしたの」という調子で、自分の考えを尊重して前に進んでいる。
    若い時から人の意見に左右されず、自分で生きている姿が凄いと感じた。

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    2010年10月20日
  • 完全版水木しげる伝(下)

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    つげ義春がアシスタントだった時代がありました
    貸本に書いてももうからない日々が長く
    売れたら書いても書いても各社締め切りがくる
    一日も休めない日々に見受けられました
    死に目あった
    ニューギニアを何度も訪れてました
    戦中より島民と親戚のように付き合ってたから

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    2010年10月18日