水木しげるのレビュー一覧
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漫画家・水木しげるの「ゲゲゲの女房」前史。自伝。只者ではない。付録のオリジナルイラストカードには「好きなことをやりなさい」。でも、好きなことはやるけど、そうでないことも引き受けてしまう。長く続けることはないけど。
水木しげるは、新聞配達をしていた。魚屋をやっていた。アパート経営もやっていた。松下電器に勤めたこともある(1日ももたなかったけど)。戦地では、片腕をなくし、地獄を見た。しかし、現地の人々と特別な関係も築いていく。
飄々と生きている、というのは時代背景を考えると軽々しい言葉になるだろう。文体はそんな感じだけど、著者はあとがきでこう書く「人間、つまらんことでも骨をおっていれば、や -
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ネタバレまさに6期鬼太郎テイストバリバリな内容でした。
どれもアニメ本編かと思える話ばかり。
ホラーながらはっちゃけたラブコメ話とか(骨女)鬼太郎をもってしても完全解決と行かない少し後味の悪い話とか(貝稚児)妖怪より人間の方が怖い話(妖怪おとろし)など。
まさかのぬりかべと子泣き爺の掘り下げ話には驚きましたが。
ぬりかべ、あんなに喋れたのか……アニメであの話をまんますると中の人大変そうな話でしたが(6期はぬりかべと子泣き爺は同じ方)
6期鬼太郎だからこそ書けたと思えるのは、「3・11の獏」
まさか、ここまで明け透けにあの日の話を書いてくるとは思いませんでした。
あの日は妖怪にとっても悪夢だったのかもし -
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破天荒な天才、南方熊楠の伝記。
十四か国語を習得した上に、猫語も解したという熊楠を、飼い猫となった「猫楠」の視点から描く。
奇才ぶり、ひとたび戦うことになれば徹底的な戦いぶり、心を病んだ息子への愛情など、どれをとっても規格外。
それでも支持者を得て、やっていける。
私のような凡人には理y解が及ばない。
興味の赴くままに研究した彼が魅了されていたのが、生と死が混在する命の有様で、それを最も感じさせるのが粘菌だった、ということはよく理解できた。
死んだ後の世界がそんな結構なところなら、人間はみんな死にたがるはずだ、というのも、虚を突かれた気がする。
ついでに、猫又踊りが楽しそう。
ちょっと参 -
Posted by ブクログ
ネタバレ汚い。汚すぎる。ち●こ、ゲロが出まくりである。だから信頼できる。やべぇ奴すぎて、漫画にピッタリだ。猫可愛い。
読んでて身体がかゆくなりました。
はっきりいって、南方熊楠が何をやったかについてはよくわからない。それは他の本で読め。
でも熊楠の人間味がよくわかる。そういうところがいい。彼の人間性に迫るために、猫の視点にしたのだから。猫の動きが愛嬌があっていいなぁ。
「タクト」の話が、その部分だけが急激にまじめだったな。
自然の摂理のような意味でタクトという言葉を使っていたが、鶏の卵を例に挙げている。鶏の卵は外敵に割られないように固いが、中から雛が出てこれるだけの固さでもある。 -
ネタバレ 購入済み
『稲生物怪録』を題材に
『稲生物怪録』に興味があり購読しました。前半は『稲生物怪録』、後半は作者とアリャマタコリャマタ(荒俣宏)らが縄文時代の精霊信仰などから妖怪の真実を追い求めようと不思議体験をする話。
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