作品一覧

  • 下駄の向くまま 新東京百景
    -
    1巻660円 (税込)
    ツゥーっと横丁曲って、路地の奥へツゥと入って……下駄の向くまま気の向くまま、ひたすら地ベタの感触と人間臭い風景にひかれ、なにやらやって来ましたあの町この町。ああ郷愁の…ムグ…「あの頃」。スケッチブック片手のブラブラ歩き、落着く先はなぜか黄昏時の赤提灯、ふられ酒あり祭り酒あり。江戸っ子絵師・滝田ゆう流「東京百景」。一口ガイド・マップ付き。
  • 戦争×漫画 1970-2020
    完結
    3.8
    全1巻2,200円 (税込)
    漫画家たちの「戦争」アンソロジー 漫画家の感性が「未来の戦争」の予感を、戦時への想像力で捉えた作品を集め話題を呼んだ「ビッグコミックオリジナル戦後70周年増刊号」を底本に再編集し、追加原稿も多数収録した増補愛蔵版アンソロジー。 排外主義と非寛容。世界全体を覆うきな臭さは、すでに新しい「質」の戦争が起きているとも考えられる。 漫画家の想像力は果たして「戦争」をどう表現するのか。 水木しげる、山上たつひこから浅野いにおまで異才・鬼才・天才……日本を代表する漫画界の傑物たちの描く「戦争」。小説家等の寄稿も多数収録。角田光代の「漫画の自由さと豊富さ」と題する書き下ろしも収録。
  • 滝田ゆう落語劇場 1巻
    完結
    -
    全2巻330円 (税込)
    漫画家滝田ゆうによる落語漫画(全2巻)。第1巻は、「王子の狐」「素人鰻」「蕎麦の羽織」「夢の酒」「猫の災難」「味噌倉」「死神」など20の話を収録。

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  • 泥鰌庵閑話(上)
    完結
    -
    全2巻330円 (税込)
    漫画家滝田ゆうの日常が綴られたエッセイ的漫画。編集者との原稿のやりとりや居酒屋で出会った人と意気投合して何軒もはしごをしたり、著者の気さくな人柄にふれることができる作品(全2巻)。「きつねあざみ」「火炎ビンのカレー」「ミイ子のおじや」など心がほどけるようなエピソードを収録。

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  • 寺島町奇譚(全)
    完結
    4.4
    全1巻660円 (税込)
    戦前から戦時中の玉の井を舞台に、少年キヨシの目線でそこに暮らす人々の悲喜こもごもを描いた滝田ゆうの自伝的漫画作品。私娼街に集まる楽しい男たち、そこで暮らすしたたかな女たち、下町ならではのにやりとさせるような交流やしみじみとする風景等、失われた日本の姿が見えてくる伝説の漫画が電子書籍で登場。

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ユーザーレビュー

  • 戦争×漫画 1970-2020

    Posted by ブクログ

    戦争を題材にした漫画を集めたもの。この漫画を手に取ってみる人はどれくらいいるのだろう。また買って読む人はどれくらいいるのだろう。
    戦争を知らない自分も含めて、戦争とは何かを正しく理解できるのだろうか。
    でも漫画を通して理解できることは少なくはないはずだ。

    0
    2021年09月28日
  • 寺島町奇譚(全)

    購入済み

    ちょいとちょいと

    独特の絵のタッチで戦時中の玉ノ井周辺に生きる人達を描く傑作。少年きよしの目が大人たちの世界をまっすぐに見つめ、淡い恋やはかない出会いが黄昏とともに消えていく。キョーレツな母親がドブネズミを捕らえる絵があまりに印象的で最初読んだときは恐怖を感じた。空襲で一夜にして消えていった幻の街。飼い猫のタマがどこかで生きていたらいいな。

    #シュール #切ない #深い

    0
    2021年09月10日
  • 寺島町奇譚(全)

    Posted by ブクログ

    この漫画はガロに連載されていた頃から生意気な当時9歳の小学生の私は読んでいた。

    路地の入り組んだ寺島町には『ぬけられます」とか『ちかみち』の看板がところどころにある。未だによくわからない看板だが、袋小路があるからこんな看板があるのだと最近理解した。

    似たような漫画に『三丁目の夕日』があるのだか、こちらはほのぼのとした戦後の昭和で高度経済成長で景気も上向いてきた頃だが、『寺島町奇譚』の昭和は戦前から戦中であり、これから日本はどうなるのだろうという暗い世相が漂っている。
    この寺島町界隈は東京大空襲で焼け野原になりこの漫画は完結する反戦漫画なのだ。

    0
    2016年08月22日
  • 寺島町奇譚(全)

    Posted by ブクログ

    荷風とは違った玉の井の風景。スクリーントーンなんて使わずに描きこまれた線の繊細さが叙情をさそう。そっと寄り添ってきたものにしか描けないやさしさと懐かしさと、もう取り戻せない思い出への愛情が深く心にしみる。実際には悲しい女たちの記憶なのだろうが、少年の目を通すことで、こんなにも温かみが感じられるのか。
    せりふにならない呟きをたった一つのモノで代言する表現力も秀逸。たぶん、今の歳でないと理解できない一冊。
    最後に、「タマ、やすらかに・・・・」

    0
    2012年10月20日
  • 寺島町奇譚(全)

    Posted by ブクログ

    滝田ゆう氏が少年時代を過ごした戦前の東京都向島辺りの話。
    描写がすごくリアルでタイムトリップしたみたいに
    この時代の玉の井の土地柄を楽しめました。

    0
    2010年05月09日

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