水木しげるのレビュー一覧

  • コミック昭和史(1)関東大震災~満州事変

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    ネタバレ

    事実上の昭和史は大正12年の関東大震災から始まる。死傷者13万人以上、この震災が昭和が始まってすぐの金融恐慌の原因になる。

    同じころラジオ放送が始まる。情報化社会、大衆化社会の第一歩。円本は文学の大衆化に力を貸した。

    水木しげるの生きた昭和を読む。

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    2011年05月31日
  • 私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝

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    水木しげる
     先生の人生振り返り記。幼少期に聞いた「妖怪」の話をライフワークにしてるのが凄い。     

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    2011年03月16日
  • ゲゲゲの鬼太郎 青春時代

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     間違って子供さんに買い与えてはいけない本です。「精露丸の巻」「チンポコ紛失の巻」「浮気部長の巻」など、見るからに怪しいタイトルが並び、実際の内容は想像以上に怪しいからです。

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    2011年01月23日
  • 水木サンの幸福論

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    水木先生の自伝。面白いし、何かいろいろ考えさせられます。もっとも日経新聞で一度読んだことありました。

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    2010年09月25日
  • 敗走記

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    なじみのある水木しげるの絵で描かれた漫画なので、読みやすい。
    これは南方戦線での実話だけど、太平洋戦争の実話をもとにしたほかの作品もあるので、戦争を知るためにも読んでおくべき作品だと思う。

    「総員玉砕せよ!」のほうが、生々しさを感じた。

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    2010年09月04日
  • 白い旗

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    貸本時代の作品らしく、荒い感じの雰囲気。ザラッと。『総員玉砕せよ!』の完成度を期待しているとちょっと読みづらいけど、水木先生だからね。

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    2010年08月18日
  • 私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝

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    先日松江に行き、何となく妖怪とか解るかも。と思ったりしたんですが、やはりあの土地で育ったからこそ水木さんは妖怪が近くに感じられるのかもしれない。そして、今こう言う時だからこそ、妖怪を信じたり感じたり、考えることの出来る余裕が欲しいと思った。

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    2010年07月16日
  • ねぼけ人生

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    ネタバレ

    以前に読んだエッセイと内容がかぶっていたので割りとさーっと流し読んだ。
    南方での戦争の描写から戦闘が凄まじかったことが分かる。
    ラバウルに行ってもマイペースな水木先生には完敗だな。
    営んでいた下宿の店子も変わった人が多すぎる…!
    当時の漫画家たちもキャラが濃い!
    手元に置こうかなー、これ。

    寝ずの番事件は一瞬の出来事で、奇襲みたいなものだったろうから
    水木先生を攻めるのはお門違いだなと思う。
    戦争中瀕死の上官に頼まれたのにパパイヤ食べちゃったのは
    ちょっとなんだかなーと思ってしまったけど、
    食べ物が少なかった中でのことだと考えると何とも言えない。
    戦争ってこういうものなんだ、と。
    戦後に生きる戦争の欠片も知らない私たちがとやかく言えることなんて存在しないと思った。

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    2013年11月10日
  • 神秘家列伝 其ノ壱

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    食い足りないが、まあまあといったところかな。ところどころに挟まる本格タッチの絵には、さすがは水木しげる……デッサン力あるなあ、と改めて感心した。

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    2010年04月01日
  • 私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝

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    最近書店に入ると水木作品の文庫がよく刊行されているような気がしていたが情報筋によるとゲゲゲの女房がドラマになるから(らしい)。
    さて内容だが過去にも何回か発表された作者本人をネタにした所謂「水木モノ」の簡易的なまとめのような作品です。
    のんのんばあとオレ、コミック昭和史辺りに加えて最近までの作者の人生を
    文庫一冊にまとめてあるのであっさりしている。
    もっと深く水木サンに親しみたいのなら上記の作品や完全版水木しげる伝なんかを読めば良いと思われる。
    個人的には水木のメキシコ、北アメリカ、ニューギニア行と行った平成に入ってからの海外での活動について描写があったのは嬉しかった。

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    2010年03月29日
  • ねぼけ人生

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    水木先生の「わたしは変わり者なのです」臭が最初は鼻についた。
    けれど戦地に赴くあたりから急に話が面白くなっていた。

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    2010年03月24日
  • 水木しげるの遠野物語

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    ★前世 遠野に存在していたのは確かなようだ(p.256)

    (一)水木しげるさんの絵柄は遠野物語に合っています。また、読み較べてはないけど原作に忠実なようです。著者自身の合いの手が入ったりします。
    (二)ひとつひとつの話はあっさりしています。
    (三)三十年ほど前遠野に行ったことがありますがそのときすでにわりと観光地化して不思議な雰囲気はありませんでした。とはいうものの陽光に輝く郊外の田園風景はのんびりした気分になれましたし、夜歩いているとたしかに怖いだろうなと思えるくらいなにもない感じでした。いまはどうなっているでしょう?

    ■遠野物語についての簡単なメモ■

    【安倍貞任/あべのさだとう】朝敵認定されているが東北では英雄だった。遠野にはその伝説が多く残されている。早池峰の安倍が城という岩には今でも貞任の母が住んでいるらしい。
    【雨風祭/あめかぜまつり】男女二体の人形をつくり道の辻まで送り行く。
    【石臼】手紙を届けたお礼にもらった。米粒をひとつ入れると黄金を出す。妻が欲をかいてだいなしに。
    【馬追い鳥】ホトトギスに似て少し大きい。「アーホー」と鳴く。飢饉の前兆。
    【御犬】狼のこと。犬のふったち。
    【大坊主】餅が好物。焼けた石を餅と勘違いして食べてしまう。
    【大山男】山男のさらにデカいヤツ。
    【オクナイサマ】大同と呼ばれる旧家でまつられている。桑の木を削った神像。家の神、作の神。
    【オコマサマ】神体は男根に似せられている。コンセサマと似ている。
    【オシラサマ】養蚕の神。遠野を代表する話のひとつ。娘と通じた馬を殺し首を切り落とすと娘はそれに乗ってどこかに行ったという有名な話。なんで養蚕と関わってくるのかいまいち釈然としていないのだけど。
    【オット鳥】寂しい声の鳥。
    【語り部】昔話を語ってくれる人。
    【郭公】姉が芋の固い部分を食べているのはそっちの方が旨いからだと誤解した妹に包丁を立てられた姉が変じた。それを悔やんだ妹はホトトギスになった。
    【河童】遠野を代表する妖怪のひとつ。遠野の河童は顔が赤いらしい。常堅寺にはカッパ狛犬もあったらしい。脚は猿か人間の掌に似ているかたち。馬を引きずり込もうとして逆に引きずり出されて裁判? にかけられた。
    【菊池】松崎の人。庭作りの名人。珍しい形の石を見つけて持って帰ろうとしたが持って帰れなかった。
    【菊池菊蔵】和野の人。狐に化かされて餅を取られた。
    【菊池松之丞】飯豊の人。傷寒(腸チフス)を病んでいたとき幽体離脱して死んだ父や息子と会った。
    【菊池弥之助】笛が上手い。境木峠(さかいげとうげ)で謎の声をかけられた。
    【ケセネ】米、アワその他の穀物。
    【狐】雉撃ちの鉄砲に土をこめたり、妻の夢に入り込み夫を騙そうとしたり、死体を操ったりする。
    【ゴンゲサマ】神楽舞の組ごとにひとつずつ備えられている木彫りの像。獅子頭に似たタイプ。火伏せに霊験がある。
    【コンセサマ】男根に似せられている神体はオコマサマと似ている。
    【佐々木嘉兵衛】山女を撃ち殺し髪を奪ったが山男に取り返された。
    【佐々木鏡石】佐々木喜善。遠野の不思議話を柳田國男に教えてくれた人。祖母の姉は魔法に通じていた。
    【ザシキワラシ】いると家が栄える。神として扱われている。遠野を代表する話のひとつ。
    【サムトの婆】寒戸にいた娘だが山男にさらわれたらしい。ある嵐の夜少しだけ顔を現した。
    【猿のふったち】わりと人に似ていて好色。女性を覗いたりする。毛皮には松ヤニを塗り砂をつけているので防弾チョッキになっている。
    【サンズ縄】魔除けとしている場所の周りを囲む。
    【蜃気楼】山田ではたびたび蜃気楼が見られる。蛟とか大蛤のしわざとよく言われる。
    【大同】旧家。オクナイサマやオシラサマをまつっている。寝ているとおどされたりする。神様のいたずらかもしれない。
    【田尻丸吉】子どもの頃幽霊に出会った。
    【ダンノハナ】近くに相対する蓮台野(でんだらの)があり六十を超えるとそこに追いやられる。日中は里で農作業などやって稼ぎ夜は戻る。野に出ることを「ハカダチ」、戻ることを「ハカアガリ」と言う。
    【天狗】大男たち。オオイワの上で金の勘定をしていた。
    【天狗森】若者が天狗に相撲をしかけたが負けたうえに後に手足を抜き取られて死んだ。
    【遠野】平地。原野。当時、石狩の平野よりも人口密度が低かったらしい。
    【遠野三山】早池峰、六角牛山、石神。若い女神が住まうという。
    【鳥御前】元南部男爵家の鷹匠。遠野の山々に明るい。不思議な男女に出会ってちょっとからかったら最終的に死ぬことになった。
    【ドンドハレ】昔話の最後に言う言葉。
    【新田乙蔵/にった・おとぞう】深山の伝説をやく知っていたが臭かったので聞きに来る人は少なかった。
    【白鹿/はくろく】神とも言われている。嘉兵衛爺が撃つと白い石だった。
    【離森/はなれもり】燐寸の軸工場があった長者屋敷にけらけら女っぽいのが来たり、従業員を操って連れ出したりする女が出たりした。
    【笛吹峠】山女や山男が出るらしい。
    【福二】土淵村の助役、北川清の弟。婿に行った先で大津波に遭い妻と子を失うがある夜遠い便所に行こうとして死んだ妻とその死後の夫と出逢う。
    【経立/ふったち】年を経た獣が怪しい能力を身につけ怪異を起こす。
    【曲り家】人の住まいと馬小屋がL字形に合体した形の家。
    【マヨイガ】山中で出くわす立派な家。何かしら持ち出すといいことがある。小国の三浦家の主人の妻が出会ったが何も取らずに帰ると後にわざわざ椀を送ってきた。
    【柳田國男】著者。
    【山男】ときおり里の娘をさらい生まれた子は食べてしまう。外国人説も聞いたことはあります。
    【山女】山男にさらわれた人間の女かも。おおむね神隠しにあったとされる。それとは別に妖怪としての山女もいるような感じもする。
    【山神】顔が赤い。逢い引きを邪魔されたら仕返しするし、人に占いの術や読心術を授けたりする。
    【山口孫左衛門】家に童女のザシキワラシが二人いた。学がある。キツネと親しくなった。
    【山口村の吉兵衛】山女に遭遇して寝込み死んでしまった。
    【ヤマハハ】山姥のこと。若い娘を誘拐したりする。
    【雪女】遠野の雪女は童子をあまた引き連れているそうだ。
    【六部】全国を行脚する僧。行者。

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    2022年12月10日
  • 水木しげるの遠野物語

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    なかなかの組み合わせですね。
    原著も読みましたが、やはりビジュアルで迫ってくるものは違います。

    一般的に遠野物語というと、妖怪がたくさん出てくるイメージですが、実際にはいわゆるキャラクターとしての妖怪はそれほど登場せず、むしろ、どこどこ村の誰さんちの話という具体的なエピソードが中心です。
    特に「オチ」がなくてぱっと終わっちゃう話もあって、それが逆に怖かったりしますね。

    挿入されているエッセイの内容も充実していて、遠野に行ってみたいなあと思わせる一冊です。

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    2010年03月20日
  • 墓場鬼太郎(4) 貸本まんが復刻版

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    生きているのに生きている気がしない。生きているから生き生きして生きたい。生きているのに地獄にいる感じがするしかし鬼太郎がその人生に歯止めをかけ、明るく生きていけるように幸運をもたらす作品。

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    2010年01月30日
  • 水木サンの猫

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    水木先生の描く猫は皆個性的ですねー。さらっと眼鏡かけてたりする。そしてやっぱり妖怪じみている。「猫はかしこいネ。自分で食うために働かないヨ」という台詞が印象的でした。あと猫娘のねこちゃんがすごい可愛かった・・・怖い顔するのに・・・。(2008/7/21)

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    2009年10月04日
  • 墓場鬼太郎(1) 貸本まんが復刻版

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    アニメを見て思わず購入。
    昭和貸本テイスト溢れるカラーページがいいです。ゲゲゲの正義感溢れる鬼太郎と違う、ダークで不気味な鬼太郎は人間とは違う存在だと言う事が強調されているようで、面白い。

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    2009年10月04日
  • 墓場鬼太郎(5) 貸本まんが復刻版

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    寝子さんといい、啓子さんといい水木しげるの作品の美女はなんと色っぽいことか。
    騙されてケーキを買い、ローソク一本でねずみ男を待つ鬼太郎が可愛らしいと思います。

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    2009年10月04日
  • 墓場鬼太郎(2) 貸本まんが復刻版

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    水木しげる死生観や、地獄への視点が独特のタッチで描かれていると思います。寝子さんと対峙して逃げ出す偽鬼太郎の件が大好きです。

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    2009年10月04日
  • 墓場鬼太郎(1) 貸本まんが復刻版

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    ゲゲゲの鬼太郎の生い立ちを知りたくて購入しました。
    ゲゲゲの鬼太郎とは一味違った雰囲気です。本の前半は鬼太郎の生い立ち、中盤以降はこれからの鬼太郎の話につながるような内容でした。

    絵も雰囲気も、『ゲゲゲの鬼太郎』とは似て非なるものですが、構成の根幹部分はこの時期に既に完成していると言えます。

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    2009年10月04日
  • 水木しげるのニッポン幸福哀歌

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    幸せなんてありゃしない。
    あれは人間が勝手に作った言葉なんだ。
    幸せになろうとすればするほど不幸になっていく人びとの物語。

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    2009年10月04日