水木しげるのレビュー一覧
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水木しげる(本名:武良茂/1922~2015年)氏は、大阪市生まれ、鳥取県境港市育ちの漫画家。紫綬褒章、旭日小綬章受章。調布市名誉市民、東京都名誉都民、鳥取県名誉県民。文化功労者。子供の頃聞いた妖怪の話に強い影響を受けた妖怪漫画(代表作『ゲゲゲの鬼太郎』(1960年代~)や、太平洋戦争時のニューギニア戦線での過酷な戦争体験を基にした戦争漫画(代表作『総員玉砕せよ!』(1973年))を数多く残した。境港市には、水木しげるロード(1993年)、水木しげる記念館(2003年)が造られている。
私は、ノンフィクションやエッセイを好んで読み、今般、過去に評判になった本で未読のものを、新古書店でまとめて入 -
Posted by ブクログ
仕事で水木さんの調布のお宅に伺ったことがある。(僕は出版関係ではありません。)
子供の頃、テレビで最初のモノクロの鬼太郎を見ていた世代。
古代史は好き。水木さんは境港出身で、故郷の無念を露わそうとした漫画を購入。でも子供の頃は水木さんの絵はチョッと苦手だった。今、こうして見るとクセのある絵が凄くイイ。それから、女性を描くのが苦手だなと改めて思う。
朝鮮半島から来たアメノヒボコが播磨を占領したという解釈は賛成。普通、オオクニヌシが播磨まで勢力を伸ばしていた証拠とされる但馬国風土記だけど、普通に読んだら占領されたという解釈の方が正しいと思う。
悪魔くんとか、水木さんの漫画を改めて読んでみようか -
Posted by ブクログ
アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』6期の設定をベースにした短編集。
各エピソードは6期の脚本家等が担当。
『鬼太郎』アニメは各シーズンごとに、世界観やキャラクターの性格も違うことで有名だが、こちらの小説もアニメ6期同様に「人間のほうが怖い」印象の話が多い。
個人的には、
・恋に一直線すぎる思いこみの激しい骨女と、骨マニアの青年の恋を、テンション高めに描く『骨女』
(骨女の猪突猛進っぷりが可愛い)
・6期オリジナルキャラクターの犬山まなちゃんと転校生との出会いが、サスペンススリラーに発展する『貝稚児』
(まなちゃんがいると恐ろしげな話も毒が薄れて良い)
・アニメでも寡黙な脇役である印象が強いぬりかべ -
購入済み
。。。
心に残る面白さの漫画も一部あったけど、ほとんどの作品は、心の中が『ぽかーん…』となる『え?ここで終了なの?え?』ってなるよくわかんないなぁって印象でした。
戦争ってもしかしたらそれだけ訳のわからないモノなのかもしれないなぁ…と自分なりに思ってしまった。イマイチなんだかワカラナイ、得体の知れないモヤモヤしたへんてこりんなナニカ。
よくわかんないけど多分「空虚」に近いモノのような気がしました。
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