水木しげるのレビュー一覧

  • 水木しげるの不思議草子

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    猫の巻
    屁こきじいさんの巻
    鉢かづきの巻
    ものくさ太郎の巻
    うりこ姫の巻
    御曹子 島渡りの巻

    コラム1 そもそも”御伽壮氏”とは?
    コラム2 「御伽草子」のジャンル分類
    水木サンが不思議について思うこと

    「御伽草子」を、水木サン→ねずみ男→原典、と、作品ごとにグラデーションの度合いはあれど、アレンジ。

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    2021年01月19日
  • 水木しげるの異界探訪記

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    隠岐編
    戦国編
    古代出雲編
    番外編 お葬式
    南方編
    古代出雲 番外編

    主に出雲は隠岐。武良のルーツ探しでもある。

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    2021年01月19日
  • 水木しげるの遠野物語

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    遠野物語。読んだのは、遥か昔で、内容を忘れてしまった。漫画見ながら、やはり思い出せなかった。アホですな。

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    2020年12月31日
  • 完全版水木しげる伝(中)

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    中巻は戦中編。「総員玉砕せよ!」的描写、トペトロたち、敗戦、帰還して神戸で魚屋や下宿水木荘や紙芝居や、そして上京して貸本漫画へと……というあたり。
    高橋弘希「指の骨」や大岡昇平やらを、やはり連想。
    そして戦後の生活……哄笑はきっと戦争後遺症なんだろうな。
    思うこと多し。

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    2021年01月27日
  • 完全版水木しげる伝(上)

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    「ボクの一生はゲゲゲの楽園だ」改題。
    上巻は戦前編。少年期から赤紙が来て南方へ行くあたりまで。

    自伝漫画何度目か。見覚えのある場面も多い。
    しかしまあ、土手でネコ安と菓子を食いつつ少年期の終りを思う場面よ。

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    2020年10月28日
  • 水木しげるの古代出雲

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    古代出雲の成り立ち、その後の国譲りなどなど、漫画なのでさくっと読める。
    日本最古の一族出雲に対して印象が変わった。

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    2020年09月02日
  • ほんまにオレはアホやろか

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    水木しげる氏のエッセイ。
    境港でのくらしや、戦地での思い出や、学生時代、紙芝居作家、貸本漫画家、結婚からの夫婦生活…
    布枝さんのゲゲゲの女房と併せて読むと面白い。
    波乱万丈な経験をたくさんしているのに、水木先生が語るとなんだかユーモラスに感じてしまう。きっと天性の機知を持った方で、人たらしだったのだろう。ああ、お会いしたかった

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    2020年07月04日
  • 小説 ゲゲゲの鬼太郎 ~朱の音~

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    ネタバレ

    ※カテゴリの作者名はアンソロジーのため、原作者の名前で登録

    青verの出来が大変よかったので、こちらも期待して購入。
    青に比べて本編アニメの外伝、別視点話がある分、完全新作としての印象は薄い。
    ただオリジナルの話はそれで一本アニメ見せてくれと言う出来で唸った。
    ネズミ男でまさかああもハードボイルド話が読めるとは!
    古川さんのお声で是非アニメで見たかった!
    ミステリ仕立てにもなっている重厚な作りで大変興奮した。

    現実と虚構が入り乱れる怖さを肌で感じることができたのは、金月氏の話。
    初読時は本当に混乱して思わず検索をかけたほど。
    流石の構成。
    6期ならではのネタだったようにも思う。
    あの怖さ、

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    2020年04月25日
  • 水木しげるコレクション III 雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎

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    ネタバレ

    ■雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎 月間少年ポピー昭和55-56
    ・雪姫ちゃん登場
    ・ニセ鬼太郎
    ・宇宙人レストラン
    ・狐つき
    ・ねらわれた雪姫ちゃん
    ・妖怪「いやみ」
    ・鬼妖怪
    ・妖怪実力選手権大会
    ・化けグモ
    ・大ダコ
    ・妖怪傘化け
    ■海坊主 週刊実話昭和53
    ■ムーン大王
    ■ガマ妖怪 週刊少年マガジン昭和6162
    ■カニ妖怪
    ■手長足長
    ■鬼道衆

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    2020年04月14日
  • 敗走記

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    ネタバレ

    ■敗走記
    原住民に付け狙われながら、ひたすらひたすら岸壁やジャングルや海を逃げる逃げる逃げる。
    雄大な自然背景がすごい。

    ■ダンピール海峡
    血のしみ込んだ軍旗を守り抜くという使命。
    しみ込んだ血から過去の戦士を幻視する。
    果ては幽鬼のような見た目になろうとも。

    ■レーモン河畔
    ホセの娘ふたりを、さてどうするべきかと男ちが右往左往。
    結局は逃がしてやるということになる。

    ■KANDERE
    原住民の娘とねんごろになったおかげで、原住民から食料を得る。
    酋長はしかしスパイを働こうとしているので、思い切って結婚してカンデレ(同族)となる。
    戦局は進んで……。

    ■ごきぶり
    逃亡兵士が捕まって死刑

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    2019年10月03日
  • 猫楠 南方熊楠の生涯

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    南方熊楠伝を、水木しげるサンが飼い猫「猫楠」の目を通して描く。

    前に読んだ「縛られた巨人」も参考文献のひとつに挙げられているし、大まかな系譜やエピソードはほぼ同じなんだけど、「(熊楠が専攻している)粘菌は動植物ともつかぬ奇態な生物や」「生死の現象、霊魂の研究にはもってこいの材料や・・・」(35ページ)という台詞に代表されるごとく、死生や輪廻といった、熊楠の根源的な関心に焦点が当てられている。

    水木サンのコマ割は、そもそも普通のマンガの語法と比べて微妙に時空の取り方が違っているので、熊楠の独特かつ奇態な人生風景にはぴったりハマっている。熊楠そのものがある意味妖怪なので、水木サンが取り上げる必

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    2019年06月27日
  • 墓場鬼太郎(6) 貸本まんが復刻版

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    □佐藤プロダクション版「墓場鬼太郎」より
    ・-怪奇オリンピック-アホな男
    □東考社版「墓場鬼太郎長編読切」より
    ・ないしょの話

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    2019年05月25日
  • 貸本漫画集 ロケットマン他 水木しげる漫画大全集

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    貸本漫画とはどんなもんだろう、と思って読んでみたものの。昔よく読んだ手塚治虫の短編をよりいい加減…否、子供向けらしくしたような、想定内の内容。

    プラスチックマンってよりゴムマンだよね。

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    2019年05月08日
  • 墓場鬼太郎(1) 貸本まんが復刻版

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    □兎月書房版「妖奇伝」より
    ・幽霊一家
    ・幽霊一家 墓場の鬼太郎
    □兎月書房版「墓場鬼太郎」より
    ・地獄の片道切符
    ・下宿屋
    ・あう時はいつも死人

    この味!いい!

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    2019年04月27日
  • ゲゲゲの鬼太郎(13)

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    13巻で最終巻。
    これは一時閉幕の考え方でいいのかな?どうにも、昔の作品だし様々な媒体があるので、よくわかっていないのが本音です。
    ま、妖怪そのものがよくわかっていないものなので、いいのではないでしょうか。

    と、いうなんとなくなまとめ方。

    最終話のブエルとの戦いの結末も、鬼太郎復活を印象付けるものですしね。

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    2019年04月08日
  • 水木しげるコレクション I 鬼太郎の地獄めぐり

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    ■鬼太郎の地獄めぐり
    ■UFOの秘密
    ■死人列車
    ■妖怪大百足
    ■死霊軍団
    ■地獄マラソン
    ■鬼太郎地獄編
    ・母を求めて地獄旅
    ・血の戦 三途の川
    ・閻魔危うし! 白骨軍団
    ・最後の出会い

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    2019年03月21日
  • 悪魔くん 貸本まんが復刻版

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    「1万年に一人の天才」だが小学校二年生だけに情緒不安定。「人類を救う」偉業をする意気込みと裏腹に家庭教師を犠牲にして悪魔を呼び出そうと…。第一巻が2300発行で900余しか売れなかったので、全5巻が「3巻で打ち切り」と決まった/当初のストーリーは、保守反動=悪の根源である「エジプトのスフィンクス」と十二使徒を擁する悪魔くんの全面対決であったらしい。西洋の終末論をそなえた宗教の攻勢(産業革命…)に対し、東洋思想=生死観の象徴である「八仙老人」は目先的には救世主=メシア抹殺を図るウルトラ右翼だが、「魂を保存」して後日を期す。

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    2019年03月21日
  • ゲゲゲの鬼太郎(13)

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    ■傘ばけ
    ■まぼろしの汽車
    ■赤舌
    ■大首
    ■死神
    ■あかなめ
    ■ダイダラボッチ 前編
    ■ダイダラボッチ 後編
    ■いやみ
    ■目目連
    ■悪魔ブエル

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    2019年03月18日
  • 水木しげるの遠野物語

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    原文ではとっつきにくそうで回避していた遠野物語。
    水木先生の手にかかればハードルがぐんと下がって読みやすく楽しめました。
    ここまでバラエティーに富んだ伝承話だとは思っていませんでした。
    笑える妖怪もいれば、なんだかもの悲しくなる妖怪も。

    時々でてくる台詞「オカチイナ」が妙に癖になります。

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    2019年03月17日
  • ゲゲゲの鬼太郎(12)

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    ■妖怪大裁判 第4回
    ■かまぼこ
    ■泥田坊
    ■妖怪あしまがり
    ■土ころび
    ■猫娘とねずみ男
    ■釜なり
    ■ふくろさげ
    ■逆餅殺し

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    2019年02月19日