水木しげるのレビュー一覧

  • ゲゲゲの鬼太郎(6)
    「おどろおどろ」がせつない話でした。おっさんとなった今では、似たような展開の話を読んできていわけですが、やっぱり切ないなぁ。
    全てを丸く収めるなんてのは、絵空事とはいうけどもね。

    巻末アートギャラリーの枕返しが、アニメのEDでよく見ていたやつでした。からんころんからんからんころん♪
  • ゲゲゲの鬼太郎(5)
    ぬらりひょん登場。だけど、1話でおしまい。
    日本妖怪総大将格で、鬼太郎と丁々発止の戦い繰り広げたのはどこの印象?映画かな。
  • 水木しげるコレクション II ねずみ男とゲゲゲの鬼太郎
    多くある鬼太郎もののうちねずみ男が狂言回しになるもの。
    アニメ6期に触発されたわけでは決してないが。
    いずれ体系立てて読みたい。
    石妖 月の妖怪桂男 黒坊主 こそこそ岩 魔女ロンロン 串ざし入道 ベナンガラン 魔女ジニヤー けらけら女 妖怪猫しょう 手足の怪 魔猫 家獣 メキシコの石 猫町切符 透明...続きを読む
  • ゲゲゲの鬼太郎(1)
    そういえば、鬼太郎のマンガって読んだことないなぁ。でも、どれを読めばいいのかわかないなぁ。と折に触れ思っていたところ、アニメ化というタイミングもあって、販売されたので購入。
    鬼太郎の思い出は、夜の墓場で運動会のOPとカランコロンカランカランコロン♪のEDです。あれ、何代目のアニメなんだろう。学校から...続きを読む
  • ゲゲゲのゲーテ
    ゲーテから発せられた思想が水木しげるに濾過されるとドライさとユーモアさのある言葉になる。
    才能ない奴が漫画家やっても云々とか、紙芝居、貸し本、少年誌と生き残ってきただけ凄みがある、
  • ほんまにオレはアホやろか
    素直さ、真っ直ぐさ、アホらしさ、
    何かあついもの。

    を感じた

    人の生き方って本来こんなもんかも^ ^

    ステキな方です。ステキな本です。

  • 鬼太郎国盗り物語(3)
    まあ、大団円っぽくてよかった。
    とにかくいろいろつっこめる、一貫性がまったく欠如したマンガなのだけど、いいのです、水木先生なのだから。
  • 鬼太郎国盗り物語(2)
    あっちへ行ったりこっちへ行ったり。水木ファンならおなじみの意味不明なストーリー展開が相変わらず面白い。
  • 鬼太郎国盗り物語(1)
    後期の水木作品らしく、なかなかスリリングな要素が加わっているが、基本的にはやはり水木。独特のワールドは全開である。
  • ゲゲゲのゲーテ
    水木しげるも大した人だ。ゲーテとの対話をもっとちゃんと読み直そう。

    驚嘆するものだけを追え。
    自分を解放するには、自分を理解すること。
  • 敗走記
    (01)
    標題の短編のほか5編が収録されている.いずれも太平洋戦争の南方戦線が舞台となっている.
    おそらく著者本人が描いたであろう背景の細密が印象的で,南や黒を感じるタッチであり,テーマ(*02)にも即している.その背景に比べると人物や表情は戯画化されシンプルであるが,飄々さ,戦場をさまよう亡霊とい...続きを読む
  • ゲゲゲのゲーテ
    私はゲーテの本は読んだことがない。この本では水木先生の心に響いた言葉が抜粋されている。水木先生自体が個性的な人物なので独特な部分もある気がするが、私には、「否定的であることは無に通ずる。」この言葉が一番響いた。
  • 戦争と読書 水木しげる出征前手記
    まとまりがなくて面白い。
    人の日記を覗き見するような楽しさがある。
    手記から滲む当時の時代の雰囲気もよい。
    後に名を上げる作家の無名のころの手記ってのもまた面白い。
  • ゲゲゲのゲーテ
    戦争で死ぬ意味について考え続けた著者は、多くの哲学書などを読み漁ったが、一番感銘を受けたのはゲーテと聖書だったそう。
    どちらも暗記するほど熟読したそうだが、岩波文庫の『ゲーテとの対話』上中下巻は戦地にまで携帯している。
    ぼくは両書とも未読だが、御大がそこまで絶賛されているなら、ぜひ読まねば…。
  • 墓場鬼太郎(1) 貸本まんが復刻版
    作品の密度とボリュームがとてつもない!
    凄まじい創作エネルギーを感じます。
    鬼太郎と目玉親父のルーツも明らかに。
  • 河童の三平 中 貸本まんが復刻版
    小人の涙ぐましい犠牲。
    そして後半で急激に絵柄が変容し、ホラー、かと思えばまたも死神かよ。

    201908再読。
    第4話 カッパ泳法と十人の小人
    ユーモア奇談という表題。三平は泳げない。河童に訊くと、屁というロケット泳法を教えてくれる。死神いわく小人たちは父を食いつくす吸血鬼だと。しかし真相としては...続きを読む
  • 河童の三平 上 貸本まんが復刻版
    あんなにドタバタとしたのに、お爺さんが淡々と死亡し、漫画の舞台から消える。
    これが死生観と言わずして何か。

    201908再読。
    第1話 河童の三平
    川原三平。祖父。河童の都へ。長老の息子が人間世界へ留学。ヘソ=キモをとられて。
    第2話  水泳大会と死神の巻
    祖父を相手に入れ替え劇。西瓜小屋で祖父を...続きを読む
  • 水木サンの幸福論
    幸福の七カ条  
    第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。  
    第二条 しないではいられないことをし続けなさい。  第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。  
    第四条 好きの力を信じる。  
    第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ
    第六条 な...続きを読む
  • コミック昭和史(8)高度成長以降
    人間なんて結局、なんでもないものなんだ。

    それにしても人は子どもの頃から大して変われないものなんだな。

    お金に余裕ができて以後の水木しげるの世界は、彼の仕事場と漫画の世界でほとんど完結しちゃってるみたいだ。無理もないけど。
  • ゲゲゲの家計簿 下
    下巻では水木先生が布枝さんと結婚。ゲゲゲの女房でのエピソードもたくさん出てきます。この漫画を参考にドラマにしたのかな?ってくらい朝ドラとセットが同じでした(朝ドラ原作は妻の布枝さんのご著書ですが)。描き下ろしならちがうのかな。幼い頃夢中で鬼太郎や悪魔くんのアニメを見ていたのを思い出しました。上巻下巻...続きを読む