水木しげるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレあんなにドタバタとしたのに、お爺さんが淡々と死亡し、漫画の舞台から消える。
これが死生観と言わずして何か。
201908再読。
第1話 河童の三平
川原三平。祖父。河童の都へ。長老の息子が人間世界へ留学。ヘソ=キモをとられて。
第2話 水泳大会と死神の巻
祖父を相手に入れ替え劇。西瓜小屋で祖父を迎えに来た死神を会う。三平は祖父の死を遠ざけようと画策。眠り薬。河童が学校へ。水泳大会予選で世界新記録。
第3話 父かえるの巻
五カ村水泳大会でなんと勝つ。三平は少し死んで死後の世界を死神に案内される。雪隠詰めなどを経て祖父は自分の死を観念し受け入れる。三平に父母の話を残して。タヌキが来るようになる -
Posted by ブクログ
あとがきから察するに、ほぼ実話、少しフィクション、のようです。
ほんとうはきっと耳を覆いたくなるようなひどい話、つらい話をいっぱい見聞きされてこられたのでしょうが、その中からこれらの話を選んで漫画にしてきた水木さんの思いのようなものを考えてしまいます。
悲しい物語もどこかこっけいな描写があって、読むのがそんなに辛くなく、過酷な状況で忘れられがちな「人の誠実さ」「友情」「家族愛」が、決していつも損なわれてばかりではなかったことなどを教えてくれます。
前にも思いましたが、漫画というメディアは、かつて日本が我を失い袋小路に迷い込んでしまった戦争の体験を伝えるのに非常に向いていると思います。
特に水木 -
Posted by ブクログ
水木しげるさん2012年の作品。最晩年の仕事ね…と思ってちょっと調べたら、水木さんは本当に亡くなる間際までほかにもたくさん漫画描いてらしたんですね。すごい。
さて内容はタイトルの通りなのだが、なんでもこの30年来、古代出雲族と思われる青年が水木サンの夢枕に立っては自分たちの無念を訴え続けてきたのだそうで、水木サン自身のルーツとも関わりの深い古代出雲のありし日の姿、そして国譲り神話の真実、これを描くのは自分の使命であると考え研究を続けてきたということである。
古事記はいわば勝者の言い分、そこで語られなかった真実を追い求めるという立場がはっきりしているので、ロマン溢れる読み心地で楽しめます。
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Posted by ブクログ
水木さんの人生ダイジェスト。
想定外に南方への郷愁があるものなんだな。
2019年8月13日再読。
■1巻、少年時代。
・のんのんばあ。餓鬼大将。絵が好き。
・二十歳にして立身出世ならず。
■2巻、青年時代。
・徴兵。南方行き。トペトロ。
・大阪でアパート経営。紙芝居。
・上京し貸本マンガ。
■3巻、壮年時代。
・見合い結婚。雑誌マンガへ。福の神といそがし。
・南方へ再度行く。
・有名人になり冒険旅行。この中で、トペトロすら資本に飲み込まれもはや楽園ではない。
■4巻、老年時代。
・文化人類学ともいえる自称冒険。
・ラバウル火山、トライ族は遠くへ。父母の死。
・水木しげるロードや記念館。幸福
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