水木しげるのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
水木さんの人生ダイジェスト。
想定外に南方への郷愁があるものなんだな。
2019年8月13日再読。
■1巻、少年時代。
・のんのんばあ。餓鬼大将。絵が好き。
・二十歳にして立身出世ならず。
■2巻、青年時代。
・徴兵。南方行き。トペトロ。
・大阪でアパート経営。紙芝居。
・上京し貸本マンガ。
■3巻、壮年時代。
・見合い結婚。雑誌マンガへ。福の神といそがし。
・南方へ再度行く。
・有名人になり冒険旅行。この中で、トペトロすら資本に飲み込まれもはや楽園ではない。
■4巻、老年時代。
・文化人類学ともいえる自称冒険。
・ラバウル火山、トライ族は遠くへ。父母の死。
・水木しげるロードや記念館。幸福 -
Posted by ブクログ
鬼太郎他、たくさんの漫画を残した(とはいえ、2014年現在まだ現役ですが)水木しげる先生の自伝。子供の頃のガキ大将の逸話~戦争で腕を失う~戦後の混乱とマンガを始めるというあたりを、珍しくイラスト抜きで書き上げている。
とはいえ、たくさんの水木作品や自伝的漫画を見てきたので、それぞれのシーンが自然とあのタッチで頭のなかに再構成されていくのである。ただ、40歳で結婚ということだけど、NHKのあのドラマでは、もっと若かったんちゃうかったっけ?とちょっと疑問になったりもする。
文体は漫画のザクザクとしたキレとはまた異なり、若干ねちっこくて、最初は面食らう。そこを乗り越えればそれなりに楽しめるだろう。た -
Posted by ブクログ
言わずもがな『ゲゲゲの鬼太郎』らの著作で有名な水木しげるの自叙伝的エッセイ。巻末に花町ケンカ大将という漫画も収録あり。
数年前には朝ドラで『ゲゲゲの女房』もやってたし、最近のニュースでは「91歳で新連載!」なんて記事も出てたほど、未だ健在、どころか、ますます注目度が上がってるんじゃないか、と思うほどの水木サン。本当に漫画を描くことがお好きなんだろうなあ、と思います。
このエッセイを読んで、今更ですが水木サンの半生、考え方を知ることができました。歳を重ねられ、達観された今だから書ける部分もあるとは思いますが、こんな生き方、考え方もあるんだな、と。
何より「水木サンのペース」を今も?貫かれてい
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