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水木さんの怠ける性格と好きなことに熱中する生き方、また戦争中の悲惨なエピソード、最後の一節を読んだ時に自然と涙が溢れてきた〜〜泣
ほんまにずっとずっとこの人みたいになりたいって思ってたけどより一層その気持ちが強くなった、、
幸福の七か条
①成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない
②しないでいられないことをし続けなさい。
③他人との比較ではない。あくまで自分の楽しさを追求すべし。
④好きの力を信じる
⑤才能と収入は別。努力は人を裏切ると心得よ。
⑥怠け者になりなさい。
⑦目に見えない世界を信じる
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ゲゲゲの鬼太郎の作者。人生急ぐことない、焦ることないと救われます。こんなに魅力的な人であることに、エピソードを聞けば聞くほど感じます。過ごしたわけでありませんが、昭和の風景が伝わってきて古き良き日本の感慨にも浸りました。
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ものすごく波乱万丈な人生を生きてる水木しげる。
"貧乏は人を卑屈にする"
という言葉は印象的で、水木しげるにとってもそうだったのだなあ、と。
あとがきで娘の悦子さんのお話が良かった。
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第一部はあっさりとシンプルに水木しげるの幸福の七ヶ条を紹介。これがなかなか的を射ています。
第二部は、日経新聞に連載された「私の履歴書」を収録。
第三部は水木三兄弟の対談。無茶苦茶面白い。
第四部は、短編漫画でした。
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水木サンのとにかくマイペースな人生が面白い。
今の時代、こんな人がいたら間違いなく「落ちこぼれ」なんだろうけどね。
本に出てくる家族のエピソードが、朝ドラの「ゲゲゲの女房」にも多数出てきてより楽しめる。
戦争の話は非常に心に響いた。
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第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない。あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 なまけ者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。
これ、水木しげるさんの幸福の七カ条。
日経新聞の私の履歴書の内容が中心の本。
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2023.08.30
戦争を生き抜いて漫画家としても大成功した著書の語る幸福論は難しいことを言っていないだけに重い。往々にして難しいことはシンプルに表現できるのだと考えさせられる。最後に掲載されている著者の長女が自殺を考えていた少女時代のちょの教えに救われたことについて述べた部分も秀逸。読む価値ある。
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戦前・戦中・戦後を生きぬいた著者のリアルな自伝で、水木しげるが好きになれる、そんな本です。
実は重たいテーマをさらりと軽快にユーモアを持って語っておられ。ひとつひとつの言葉が心にじんわりと広がります。
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水木しげるの自伝。書き尽くされた感のあるものだが、手塚治虫に対する屈折した感情など、新発見もある。
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第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない。あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 なまけ者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。
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第三条が特に良いね
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水木しげる(本名:武良茂/1922~2015年)氏は、大阪市生まれ、鳥取県境港市育ちの漫画家。紫綬褒章、旭日小綬章受章。調布市名誉市民、東京都名誉都民、鳥取県名誉県民。文化功労者。子供の頃聞いた妖怪の話に強い影響を受けた妖怪漫画(代表作『ゲゲゲの鬼太郎』(1960年代~)や、太平洋戦争時のニューギニア戦線での過酷な戦争体験を基にした戦争漫画(代表作『総員玉砕せよ!』(1973年))を数多く残した。境港市には、水木しげるロード(1993年)、水木しげる記念館(2003年)が造られている。
私は、ノンフィクションやエッセイを好んで読み、今般、過去に評判になった本で未読のものを、新古書店でまとめて入手して読んでおり、本書はその中の一冊である。
本書は、日本経済新聞に2003年に連載された「私の履歴書」をメインにして、「水木サンの幸福論」を加え、更に、水木氏・実兄・実弟の3兄弟の対談と、自らの子供時代を描いた漫画『花町ケンカ大将』を付録として付けたもので、2004年に出版され2007年に文庫化された。
私は『ゲゲゲの鬼太郎』をTVアニメで少し遅れて見た(再放送だったと思われる)世代ながら、子供の頃は、正直なところ怖くてあまり好きではなかったのだが、大人になってから、境港市の町おこしの報道や「私の履歴書」で改めて気に留めるようになり、TVドラマ『鬼太郎が見た玉砕〜水木しげるの戦争〜』(2007年)を見て、原作『総員玉砕せよ!』を初めて読んだ、かなり遅い水木支持者である。
「私の履歴書」は、(連載時にも読んでいたが)改めて通して読むと、水木氏の「奇人変人ぶり」、波乱万丈の人生が実に面白く、また、連載時から20年近く経ち、社会の閉塞感が一層強まる(ような気がする)中で、水木氏の人生(観)から気付かされることも少なくなかった。
また、氏が自らの人生から導き出した「水木サンの幸福論(幸福の七か条)」は以下で、実に水木氏らしいものである。
第1条:成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第2条:しないではいられないことをし続けなさい。
第3条:他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
第4条:好きの力を信じる。
第5条:才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第6条:なまけ者になりなさい。
第7条:目に見えない世界を信じる。
尚、本書を読んで、水木氏が出征時に『ゲーテとの対話』を雑嚢に忍ばせて行ったほどのゲーテのファンだったことを知ったが、氏の人生観や幸福論にゲーテが相応の影響を与えているのは間違いないだろう。(私も『ゲーテとの対話』は大好きである)
(2023年1月了)
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ゲゲゲの鬼太郎の生みの親、水木しげるさんの人生論。一度死の淵を経験した人は本当に強いと思う。戦争で大変な思いをしたからこそ、楽に生きる、好きなことで生きる、その信念を感じた。
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幸福の七カ条
第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。 第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ
第六条 なまけ者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。
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言わずもがな『ゲゲゲの鬼太郎』らの著作で有名な水木しげるの自叙伝的エッセイ。巻末に花町ケンカ大将という漫画も収録あり。
数年前には朝ドラで『ゲゲゲの女房』もやってたし、最近のニュースでは「91歳で新連載!」なんて記事も出てたほど、未だ健在、どころか、ますます注目度が上がってるんじゃないか、と思うほどの水木サン。本当に漫画を描くことがお好きなんだろうなあ、と思います。
このエッセイを読んで、今更ですが水木サンの半生、考え方を知ることができました。歳を重ねられ、達観された今だから書ける部分もあるとは思いますが、こんな生き方、考え方もあるんだな、と。
何より「水木サンのペース」を今も?貫かれていることが素晴らしい。普通だったら諦めてしまうような逆境でも、周りに流されてしまいそうな時でも、「好きだから」で自分のペースを貫いたからこその今。「努力は人を裏切る」が水木サンの言葉ではありますが、でも諦めなければ見えてくるものがあるということを改めて感じさせてくれる作品です。遅咲きの諸先輩がたを見ると、自分もこれからだ、と勇気が出ます。