あらすじ
「人の心はなあ いろんな魂が宿るけん 成長するんだよ」 日本のみならず海外でも高い評価を受ける漫画版「のんのんばあとオレ」に加えて、美しい点描画の小説版挿絵集を特別収録! アングレーム国際漫画賞グランプリを受賞し、世界中を感動させた茂少年の成長物語。 ★解説「人間は皆同じなのだ」リヤド・サトゥフ(漫画家・映画監督)
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Posted by ブクログ
のんのんばあは水木しげるさんの”祖母”にあたる人と単純に思っていたが読んでいく内にそうではないと分かってきた。"のんのんばあ”とはのんのんさんと呼ばれた拝み屋さんの妻で賄いなどに雇われたお手伝いのばあちゃんだった。私の家にも両親が共働きで、しばらく近くの老人ホームから腰の曲がったおばあちゃんが妹の子守や家事手伝いに来ていたのを思いだした。私はそりが合わずに口答えをして良く怒られていたが、しげるさんは少年期に彼女からお化けや妖怪の世界を語って聞かせてもらっていたのだ。ゲゲゲの鬼太郎の世界観が生まれたのは、のんのんばあとしげる少年の豊かな感性からに違いない。といっても風流人であった父の影響はかなり大きい。銀行勤めの傍ら芝居小屋で夕方からの活動写真館(映画館)運営を始めたり、大阪で仕事に就いたりとなかなかの自由人。子供たちにはそれぞれ好きなようにさせており、のびのびと育てている。
鳥取県境町には水木しげるロードもあって、外国人の観光客も押し寄せているとテレビで報道されていた。朝ドラでもお馴染みの島根も出雲神話が残っていて日本海に面する2県はそれなりの素地があるのだろう。
いつか訪れてみたい!