藤野千夜のレビュー一覧
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ネタバレ【あらすじ】
あなたは人生の最後に何を味わいますか?
当代の人気作家7名が究極のテーマに挑んだ、自由でぜいたくで幸福な「食」小説アンソロジー
弥生子は「最後の晩餐」について語り合う若い夫婦の会話を盗み聞きして……江國香織「コインランドリーの夜」
失恋したクズハの家に、女友だち三人は最期に食べたいものを持ち寄って……金原ひとみ「ラストサパーフォーエバー」
最後のごはんは、鰻がいいっておとうさん、言っていたのに、このままだと……角田光代「最後の鰻」
経理の小曾根さんが退職することになり、送別会を開いたが……寺地はるな「小曾根幸子の送別会」
ライターの明日香は、今は亡き遠縁の作家の「最後 -
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50歳独身の幼なじみ(桜井奈津子=なっちゃん、太田野枝=ノエチ)が子ども時代から家族で住んでいた古い団地にそれぞれ親と住み(なっちゃん母は親族の介護でしばらく留守)、交流が続いている。
2人とも収入が不安定だけれど、身の丈に合った生活をして、収入があったらちょっとだけ贅沢をする、そんな気の置けない親友とのゆるい生活。
読み手としては、2人とも50歳というところで、この先の暮らしに不安を覚えずにいられないけれど、こんな親友が近くにいて、すぐに会えるって羨ましい。背伸びしない生活、小さな幸せを感じられるのもいいな。
団地がいつか壊されるのでは⋯とちょっと心配。