藤野千夜のレビュー一覧

  • ルート225

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    ラストは意外で、自分の生き方についてまで考えさせられた。
    ただ主人公の心理をなぞる形でストーリーが描かれるので、
    たまに時間軸通りに進まなくて混乱した。

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    2010年10月17日
  • ルート225

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    店頭のお試し版で気に入って。
    ほぼ衝動買いです。

    独特のテンポと表現

    じっくり見るほど面白い表情

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    2010年03月23日
  • ナナイロノコイ

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    やっぱり唯川さんの小説、好き…!!

    個人的には自分自身といいタイミングでマッチした作品が多い1冊で、思いが強く入ってしまったかもしれない。
    年月が経ったらいつかまた読みたい。

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    2010年03月03日
  • 夏の約束

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    いつか読もうと思っていた本。
    芥川賞受賞作だったんですね。
    主人公がゲイなのは知っていたけど、デブとは思いがけなかった…
    会社員のマルオは95キロ。編集者で小柄な恋人のヒカルとは手をつなぎっぱなしでデートをする仲。つなぎっぱなしにする必要性をこっちは感じないけれど、二人で宣言するような意味があるのかな〜。
    今は女性になった美容師のたま代や、ヒカルの幼なじみの小説家・菊江など、彼らを囲む女たちも、ちょっとヘンだったりする〜ゆるい友達つきあいが描かれていて、なかなか良い感じです。
    もっともの悲しいのかと思ったけど、嫌なこともありつつ、滑稽な日常。
    2000年発行。作者は1962生まれ。

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    2010年01月21日
  • ルート225

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    不思議な世界観の物語と志村先生の柔らかい絵柄がマッチしていて、とても良い感じに仕上がっている作品だと思う。マッチョいいよ、マッチョ。ちょっとおもしろくて、ちょっと切ない。そしてかなり不思議。大切な人、大切な時間、大切な思い出。自分の今いる世界、自分の今いる場所を、思わず再確認したくなる。たぶん、そんな物語。

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    2009年10月07日
  • ナナイロノコイ

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    まさに濃厚な贅沢な小説。
    さっとすばやく読まずに一話ずつかみ締めながら秋の夜長に読むのに限る、そんな一冊。
    本当は★を5つにしたいところだけど、作家『ミーヨン』氏の小説の内容がさっぱり分からなかった。
    そこで、★を-1とした。
    しかしながら、角田光代氏と唯川恵氏の作品だけは読む価値が高い。

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    2009年10月04日
  • 彼女の部屋

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    解説に「クールな文体」と「絶妙なユーモア」が魅力であるとありますが、正にその通りだと。
    深く入り込まない、一歩手前から見守っている姿勢が、却って人物を浮きただせています

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    2009年10月04日
  • ルート225

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    これまでの世界とは少しだけ違う、別の世界に行ってしまった姉弟の話。
    異世界では両親が行方不明になっていたり、仲違いしたはずの親友と親友のままだったりしている。
    元の世界に帰って両親と会うために、奮闘する姉弟だが……
    少し切ないお話。逆境からも強さを得る姉に好感が持てます。

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    2009年10月04日
  • ナナイロノコイ

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    江國さんと唯川さんに惹かれて買ったら
    他の方の作品にもどっと引き込まれた。
    タイトル通り、七色の恋が感じられる。

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    2009年10月04日
  • ナナイロノコイ

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    これ、江国さんがいるから買ってみたんですけど他の作者さんも気になりました!えへへ、はずれじゃなくてよかったな!可愛らしいお話しでうっとり。

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    2009年10月04日
  • 夏の約束

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    芥川賞受賞作だそうで。同性愛者の恋人同士、肥満のマルオと自称ジャニーズのヒカル、トランスセクシャルのたま代さん、不倫していた予言が特技の岡野さん、おばかの岩淵さんに売れない作家の菊ちゃん…。何だかどこか弱くて、情けなくて、ダメな愛しい登場人物たちの淡々とした日常です。

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    2009年10月04日
  • じい散歩

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    全体を通して特別、大きな事件があるわけじゃないが、新平の不器用さ、寛容さ、家族愛を堪能させてもらった。

    子は旅立つ。殆どの家庭の子は大人になるにつれ、親元から離れていく。
    ただ、これを読んでずっと家族といるという幸せもあるんじゃないかと考えさせられた

    とりあえず、息子達はもっと協力しろよ!

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    2025年11月23日
  • ネバーランド(新潮文庫)

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    三十歳、小説家、元実家だったマンションに一人暮らし。最近できた年下の恋人は、前の恋人と切れておらず、そっちの家に帰ることもある。ちゃんとして!と言ってるけれど、するするといって、一向にしない。で、うちに来て、お菓子を食べ、ご飯を食べ、クリーニング代も食費も払わず、子供みたいなことを言う。でも、にははは、にははは、と笑うので、許してしまう。そんな恋人が、ちゃんとした恋人に育ってくれるのかを見守る、一年半。

    下宿生の部屋に意味もなく集まって、夜から朝までだらだらしている大学生の感じ、を、三十代になっても続けている人たちの話。大人にならない子供の土地、ネバーランド。特に生産的なことをするでもなく、

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    2025年11月13日
  • 団地メシ!

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    おばあちゃんと孫娘の団地グルメ食べ歩き。行ってみたいところがいくつかあった。もう少しストーリーを膨らませて小説にしてほしいなあ。軽く読める内容でした。

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    2025年10月18日
  • 夏の約束

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    登場人物のキャラが濃くて、普通の1日がなんか面白かった
    菊ちゃんの兄のエピソードにはウルッとした

    個人的には「主婦と交番」がハマった
    交番のパトロールって…。

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    2025年09月27日
  • じい散歩

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    団地のふたりが凄く好きなので読んだ著者の作品。

    問題だらけの新平の家族。どの家族も本当にいろいろある…でも全く悲観的でなくて軽やかに読めて、何気ない日常が愛おしく感じた。新平がルーティンの散歩で建物を見て美味しいものを食べ、かっと笑う姿にはなんだか元気がでる。
    倒れた英子を老衰だからと放置しておくのは引いてしまったけれど…
    食べ物の描写が凄く美味しそうで良い。

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    2025年09月26日
  • 団地メシ!

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    ネタバレ

    学校になじめず不登校の孫とこれからの
    晩年をどう過ごすかを模索する祖母。
    祖母が昔住んでいた団地を見に
    行くところから始まる団地巡り。
    終始ほのぼのしてて出てくる団地や
    その周辺環境、出てくるお店なんかも
    おいしそうだったり味わい深かったりと
    楽しく読めました。不登校に関しては
    家庭の環境や学校の環境なんかでいろいろ
    複雑でわからないけど老後に関しては
    今からでもどんなことがしたいか
    考えておくのもいいんじゃないかと
    思いました。ただ、本当に個人的な
    感想ですが花ちゃんすごく恵まれた
    家庭環境だと思うので学校をやめるのは
    もう少しがんばって見てからでも
    遅くないんじゃないかなぁ~なんて
    勝手な

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    2025年09月20日
  • 団地メシ!

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    学校に馴染めず長いこと休んでいる16歳の花と、祖母のゆり。
    時間はたっぷりある2人は様々な団地に出かけ、そこで美味しいものを食べるという楽しみを見つけた。
    そこに花の従兄弟たちが混じったり、ゆりのお友だちが混じったり。
    花がどうして不登校になったのか‥‥などは詳しく書かれていないし、登場人物達も聞こうとはしません。あるがままの花を受け止めています。
    そして、花も将来のことに不安を感じていながらも、好きなことや、反対に絶対にやりたくないことははっきりしているし、どんどん外にも出ていくし、案外しっかりしているんじゃないかな、と思います。
    一方、ゆりの方はというと、数年前に連れ合いを亡くしたばかりで

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    2025年09月16日
  • 団地メシ!

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    おばあちゃんと一緒に女子高生(退学予定)が色々な団地のご飯を食べに散策する話。学校を辞めて何をしたいのか?まだまだ、検討中だが、最後の方で2人でお店を開きたい!となって検討をする事に‼️次回作ではお店を開いてる?になるのだろうか。

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    2025年09月15日
  • じい散歩

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    お散歩が自由気ままでいいなーと思った。
    毎回カフェに行くとは、お金があるからできるんだよなぁとも。
    もう80代だというのに、奥さんが浮気の心配してるのとか、家で倒れた奥さんを老衰と決めかかって放置してるのもおもしろかった。

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    2025年09月05日