藤野千夜のレビュー一覧

  • じい散歩 妻の反乱

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    相変わらずの新平節が楽しい。
    散歩やグルメを楽しみ、妻の介護も手を抜かない。
    息子たち、新平のありがたさに気付くのは新平亡き後だろうな。

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    2026年04月16日
  • じい散歩

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    ネタバレ

    もうすぐ90歳になるエロおやじ新平の日常、なかなか面白かった。

    夫の浮気を疑う妻、英子を疎ましく思ったけど、前科があることを知ると逆に英子を可哀想に思った。そして、仕事を失敗しつつも、晩年には健康に気を使い、趣味も楽しみ、社交的で人生を謳歌してるこのおじいちゃんを素敵だなと思っていたのに、浮気歴があると知るとなんだかズルいと感じてしまった。

    そして「妻は自分のことだけ大騒ぎで、人への思いやりに欠けるところがある」という文章は私のことかと思って、グサッと刺さったし、そう思われる英子を不憫に思った。

    面白いんだけど、なんかちょっと悲しい物語だった。

    英子側の目線の物語も読んでみたいな…

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    2026年03月27日
  • じい散歩

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    ネタバレ

    どこかの本当にある家族の話だと最後で実感

    それまでは小説だしフィクションだし、のように読んでいたが、途中の英子が倒れて入院したあとの流れは、もし私の両親が、もし私自身が、と現実を突きつけられた印象であった。

    家族との何気ないやり取りと新平の日課とする散歩内容を聞いていると、老後の過ごし方に楽しみを見つけた方が幸せであるなと
    からだは思ったよりも衰えて行くのであれば動かすべきであるなと、散歩を意識していこうと思える。

    子供たちの無責任さ、親に任せっきりの態度、その後を何も考えていない浅はかさに見下してしまうけれど私だって何も考えていないのは一緒だなと反省し、この先の歳の取り方や過ごし方に目

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    2026年03月22日
  • じい散歩 妻の反乱

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    前作が好きで、本作も読みました。面白かったです。

    相変わらず、よく歩き、よく食べる新平。高齢でも矍鑠としている姿が本当に素敵だと思います。
    ただ、女ったらしの所は除いてですが。

    もし、自分が90代になったとしたら、新平みたいに生きたい。
    そう思う一方で、絶対こうはなりたくない!と思うのが、三男の雄三みたいな人…
    お金にルーズで、ウエスト120cmで身なりがだらしなくて、家のことは何もやらない…
    つまり、この本には、僕の理想とこうはなりたくないという像の二つが描かれている。
    そういう見方で本作を楽しみました。

    家族の死や老々介護、8050問題?
    色々なテーマが絡んでいるが、重く感じずにサラ

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    2026年03月09日
  • 団地のふたり

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    ゆるい。
    大事件は何ひとつ起こらない。
    劇的じゃないけど、昨日と同じ今日はひとつもない、
    という真実には思い至る一冊。
    非日常の刺激を求める人には向かないかもね。
    日常のしみじみを噛み締めるには、とてもいい。
    いや、そんな構えなくても、
    ちょっとした空き時間を、
    心に小波立てる事なく埋めるのにちょうどいい。

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    2026年02月23日
  • また団地のふたり

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    なっちゃんとノエチのふたりの日常が穏やかで、ずっと読んでいられる。佐久間のおばちゃんとのやり取りも楽しいし、ごはんも美味しそう。
    ふんわり心が温かくなるお話しで好き。

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    2026年02月08日
  • 団地メシ!

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    団地巡りをしながら人生を振り返り
    未来を考える

    美味しそうな食べ物も出てきたり
    実際に存在してるような?お店もありで
    思わず調べて行ってみたくなる団地とお店です

    カフェを開くまでの続編を期待しています

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    2026年02月03日
  • また団地のふたり

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    前作と同様にスラスラ読めました。

    なっちゃんとノエチ。
    幼馴染みで52歳。
    ともに独身。

    相変わらず、二人の幸せな日常が描かれていました。

    今回も美味しそうな食べ物がたくさん出てきました。
    一時間も待つホットケーキ!?
    厚みは3cmくらい!?
    久しくホットケーキを食べていないので、思わず頬張りたくなりました。

    二人とも、日常を楽しむのが上手だなと思いました。
    例えば、台湾映画を観る時に、台湾料理を作って、それらを食べながら鑑賞するところとか。

    今回も読みやすく癒される作品でした。
    藤野さん、ありがとうございました。

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    2026年01月28日
  • 団地のふたり

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    僕は最近メンタルが不調気味。
    癒されそうでスラスラ読めそうなものを探している時に、そこはかとなく気になった本です。

    なっちゃんとノエチ。
    幼馴染みで50歳。
    ともに独身。

    ここには幸せの一つの形が描かれています。

    とにかく二人の関係が羨ましい。楽しいことで笑いあったり、日頃の鬱憤を晴らしあったり。

    時には、同じ団地に住むおばさんの家の網戸を直したり、お使いに行ってあげたり。
    周りとの程よい人間関係に囲まれていていいなと思いました。
    決して裕福ではないかもしれないけれど、こういう生活っていいなと思いました。

    個人的に新しい気づきがありました。
    それは他人の何気ない日常を覗くのが好

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    2026年01月26日
  • また団地のふたり

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     なぜかわからないが、昭和・平成を生きた世代の庶民に懐かしく感じられるのではないだろうか。
     子供のころ、団地に住む友達のところに入り浸っていたがそのときの隠れ家にいるようで居心地が感じを思い出した。
     シャッター街となった商店街のような物寂しさを感じる団地に残った主人公の話のように感じたが、団地の中の人のつながりがほっこり感を感じさせ面白かった。

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    2025年12月21日
  • じい散歩

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    親の介護が現実味帯びてきた年頃だからこそ染み方が違う。今読むと重さがより感じられるしこの爺元気だし、親が元気でいてくれるって素晴らしい!という本筋から離れた感想が1発目に浮かんだ。

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    2025年12月13日
  • 編集ども集まれ!

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    芥川賞作家藤野千夜の自伝的な作品。漫画雑誌で編集をしていたらしい。漫画の歴史をザッとまとめた感じの作りになっていて、懐かしい。自伝なので、内向きでつまらないところはある。男性として入社してしたのだが、徐々に女性化したようで、多分そのせいで解雇されている。

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    2025年11月27日
  • 団地のふたり

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    安定で面白かった。先にドラマ観てたから、あの話かって。ほぼ原作通りだったのね。さすがNHK。こういう事件の起きない平和な話がいい。もう現実のがジェットコースターだから。

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    2025年10月25日
  • じい散歩

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    新平の最後は長年連れ添った妻と一緒に過ごそうと決意する姿、自立できない息子たちに困ればいいと潔く言える軽快さが心地よい。
    自称・長女は女心を分かっているのか英子にさり気なく寄り添うところに愛を感じた。

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    2025年10月15日
  • また団地のふたり

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    なんてことない日常という感じの内容が好き。近所に同級生がいたら、行ったり来たりするだろうね。そこへご近所さんが加わるから、楽しさ倍増だ。

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    2025年10月09日
  • 団地のふたり

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    団地に住んでいるなっちゃんとノエチ50歳。
    保育園からの幼馴染の2人の日常物語。

    大人になった振りをしなくていい、こんな幼馴染がいたら人生豊かなんじゃなかろうか?と錯覚させるほどよい関係性の2人。
    ゆったりと生きて、ご近所様とも良好で。
    大きな事件は起きない日常が心地いいお話だった。

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    2025年09月21日
  • また団地のふたり

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    NHKドラマのキャストが、思い浮かびます。キョンキョン、小林聡美、由紀さおり、名取裕子、杉本哲太など、NHKドラマの「また」は、あるでしょうか。

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    2025年09月19日
  • また団地のふたり

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    琵琶が自生し、敷地内でいちごを育てるおばちゃんがいる。昭和に取り残されたような団地だけど、ちゃんと現代のお話。
    お話の中で大谷翔平はデコピンを迎え結婚していた。そうか、これは現代の話なのか、と改めて気付く。

    なつこの好きな俳優「大沢健」も、調べたら実在するんですね。
    小沢健二みたいな名前だから、架空かと思ってしまった。
    なっちゃんは、こういうエターナルな感じが好きなのかぁ。
    ノエチはBL好きだし。
    二人で台湾映画祭(なつこの自宅で、台湾ぽい食べ物を作って食べながら、台湾の長編映画を見る集い)するの、良いねぇ。
    主人公の中学生男子の名前が小四と表記されているのが、かわいい。

    バザーしたり、い

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    2025年09月09日
  • 団地メシ!

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    読みやすくて、あっという間に読めた。ほとんどが一文ごとに改行してあるし、内容ものんびりしていて温かい。おばあちゃんと孫娘花ちゃんが、主に団地の中にあるいろんなおいしい店を訪れて食べ歩くというお話。2人は祖母と孫だが、仲は良くても馴れ合いにはならず、お互いのことを尊重しているのも微笑ましい。出てくる料理も本当に美味しそう。
    藤野千夜さんの「団地」シリーズを読むのも3冊目。作者は、本当に団地を愛してるんだなぁと感じる。

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    2025年08月31日
  • 団地のふたり

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    NHKドラマ原作。

    築60年の古い団地に棲息する50歳を過ぎた幼馴染の独身女性2人の掛け合い。

    主に奈津子の視点で語られる。

    奈津子(なっちゃん)の部屋に入り浸る野枝(ノエチ)。
    夕食をほぼなっちゃんにご馳走になるノエチにとってなっちゃんの部屋はもはや第二の実家。

    ドラマよりも2人の比重が重く(例えばあつ兄など2人の会話以外にはほぼ登場しない)、劇的な展開もないが、緩いが現実的でシビアな世界観は共通。
    幼くして世を去った2人の親友の空ちゃんの存在も大きい。

    話毎のネットオークションの売上げや支出の集計は原作の作りで、可笑しかった。

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    2025年08月18日