藤野千夜のレビュー一覧

  • 団地のふたり

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    50歳独身の幼なじみ(桜井奈津子=なっちゃん、太田野枝=ノエチ)が子ども時代から家族で住んでいた古い団地にそれぞれ親と住み(なっちゃん母は親族の介護でしばらく留守)、交流が続いている。

    2人とも収入が不安定だけれど、身の丈に合った生活をして、収入があったらちょっとだけ贅沢をする、そんな気の置けない親友とのゆるい生活。

    読み手としては、2人とも50歳というところで、この先の暮らしに不安を覚えずにいられないけれど、こんな親友が近くにいて、すぐに会えるって羨ましい。背伸びしない生活、小さな幸せを感じられるのもいいな。

    団地がいつか壊されるのでは⋯とちょっと心配。

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    2026年07月07日
  • じい散歩

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    『団地のふたり』が原作もドラマも良かったので、期待しつつも「同じ作家さんでも好きな話とは限らない」と警戒しながら読み始めたら杞憂に終わりました。
    何か事件が起きてバタバタして無事解決…みたいな事は全く無くて、ゆるゆると日常の困り事は続いていくけど人生そんなもんだよね。
    タイトル通り「じいさんが散歩する話」だったりしますが、最後の散歩はよく知った街が舞台で手に取るように分かるのが面白嬉しくてニヨニヨしながら読みました。だから土地勘のある人が読むときっともっと楽しいんだろうなぁ…。

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    2026年06月20日
  • じい散歩 妻の反乱

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    人生って。子育てって、思ったようにはならないけど〰️。「自分の責任が取れる範囲で好きに生きたらいいと思ってた。」の新平さんの思い。うんうん。

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    2026年06月17日
  • 団地のふたり

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    団地暮らししたことないからちょっといいなって思った
    何歳になっても親友みたいな姉妹みたいな存在が日常生活にいるって最高

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    2026年06月15日
  • 団地メシ!

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    実在するお店が出てくる。読んでると行きたくなってきちゃうよね。いつか、花とおばあちゃんのカフェできるのかな?

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    2026年06月13日
  • 団地のふたり

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    五十歳を越え、団地に暮らす幼馴染二人の日常を描く。
    もちろんフィクションなのはわかっていますが、まるでエッセイや日記のように感じました。
    悠々自適とまでは言いませんが、これもスローライフと言っていいのかもしれませんね。
    穏やかな空気の中で過ごせた気がします。

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    2026年06月12日
  • じい散歩

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    二人あわせて年齢180歳の老夫婦のお話。
    現在の二人と三人の息子達との暮らし、そして過去の出来事を織り混ぜながら話は展開していく。特に大きな事は起こらないのだが…。90歳にしてはたくさん食べ、たくさん歩き元気なじいさんだ 。夫婦仲良くいたいものだ。

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    2026年05月24日
  • また団地のふたり

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    『団地のふたり』の続編。奈津子とノエチののんびりした暮らし、いいね。ドラマ化されてて奈津子=小林聡美、ノエチ=小泉今日子、だそうです。ちょっとイメージ違うかなー。

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    2026年05月18日
  • 団地メシ!

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    高校に行かなくなった花ちゃん(孫)とおばあちゃん(ゆりさん)の団地+カフェ散歩。
    自分たちの苦痛ではないことと歩んでいく生活。

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    2026年05月17日
  • じい散歩 妻の反乱

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    要介護になった妻英子の面倒を見ながらたまの息抜きの散歩も楽しむ新平、美味しそうな食事やお菓子。新平も自分勝手に感じる部分があるけど息子3人も大概だよね。引きこもりの長男は親がいなくなったらどうする?英子の介護に協力もしないし。長女(次男)は一見協力的だけど言葉が過ぎる。三男は問題外、お金で迷惑かけてる上にその分他で家族の役に立つ気もない。新平が元気でいるからまだ成り立っているけどこの先どうなる?

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    2026年04月27日
  • じい散歩

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    人生いろいろ、幸せのカタチもいろいろ。
    すべてが順風満帆であるに越したことはないけれど、現実はそう上手くはいかないものです。
    『じい散歩』に登場する一家は、50代の息子3人が全員未婚。「結婚して子供を持つのが幸せ」というステレオタイプから見れば、彼らはそこから遠い場所にいるのかもしれません。けれど、食卓を囲み、誰を責めるでもなく淡々と、それでいて穏やかに流れる彼らの「フツー」の時間は、私にはとても幸せなものに映りました。
    物語の核心に触れる、90代の夫婦・新平とエイコの関係性も印象的です。
    かつての不倫を疑い続ける妻と、それを軽やかに受け流す夫。新平が倒れたエイコを前に一瞬見せた「空白の時間」には、長年連れ添ったからこそ蓄積された、言葉にできない葛藤が隠されていたように思います。
    家族として長く過ごせば、気に入らないところも当然出てくる。
    それでも、誰かを決定的な悪者にすることなく、どこかでガス抜きをしながら続いていく。そんな彼らの生き方は、なんだかとても素敵で、救いがあると感じました。
    ラスト、一人旅の宿で新平が考えたのは、明日の計画と、エイコが好きな甘いもののこと。
    人生、息が詰まってしまわないように。新平のように散歩や旅でリフレッシュしながら、ほどよく「いい加減」に、軽やかに歩んでいきたいと思わせてくれる一冊でした。

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    2026年04月25日
  • じい散歩

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    毎日散歩に出掛けて美味しい物と建築を見るのが日課、家に帰れば認知症の妻に浮気を疑われ頼りにならないどころか89歳の父と88歳の母におんぶに抱っこの息子二人。たまに来る唯一自立している次男(長女?)。現代社会のいろんな問題の縮図のような家族で、でも悲壮感はなくどこかユーモラスな日常。一昔前のお金持ってる男はみーんな浮気三昧なのね、とも感じる。

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    2026年04月21日
  • 団地メシ!

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    団地に住んでいたことがあり、ちょっと懐かしい。
    団地の真ん中に商店街があったりしたけど、段々シャッターが降りているところが多くなったものね。
    絶賛引き篭もり気味の我が孫娘、花のように一緒にお出掛けしたいなぁって思った。
    しかし、私も70歳だけどみんなに気を使われる程でなのかなあってちょっと不安になった、まだまだ元気なんだけどなぁ。

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    2026年04月14日
  • 団地メシ!

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    一度、この小説の中のような団地内の商店街みたいなところに、何の気無しに遭遇したことがあって、え、こんなところに店があるんだとびっくりしたことを思い出した

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    2026年04月13日
  • また団地のふたり

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    『団地のふたり』の続編。

    前作とそんなに変わりない感じ。

    いいな…と、思うのはもう一人いた亡くなった友達の空ちゃんのことを今でも忘れずに二人は大切に思っていること。

    美味しそうな食べ物と生活を楽しむ二人の姿、友情が今回も魅力的な本でした。

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    2026年03月22日
  • 団地メシ!

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    「団地のふたり」が良かったので、拝読しました。
    幼なじみ2人が中心の前作から祖母と孫が中心の話になりましたが、違和感なく楽しめました。
    ただ、最終話の終わり方が物語の終わり感や継続感が私には感じられなかったです。

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    2026年02月24日
  • また団地のふたり

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    知らん間に部屋にあったので読んでみた
    最初のやつは読んでない
    ドラマも見てない

    でもわりと想像した通りだった
    想像から外れないってのも
    ザワザワしなくていい
    外れてくれてもいいけど

    傍から見ると波風もたたない
    特別ってほどでもないあれこれ
    それが日常っていえばそうなんだけど
    初老に足突っ込みかけの時に
    すぐそばに気の置けない友達がいるって
    めちゃくちゃうらやましいな
    そもそもそんな人、いたことないしな
    ええなぁ…って思いながら
    サラッと読めた

    沸き立ちたくない
    そんな時にオススメ
    星は3つ

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    2026年02月19日
  • また団地のふたり

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    続編。同じ空気感で、また二人のやりとりが見られて嬉しい。

    私も最近出品していなかったメルカリに、また出してみました笑

    何でも「楽しむ心」があれば楽しくなる。外国映画を観ながら、料理やお茶を国に合わせる辺りとか、自分もマネしたくなった。

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    2026年02月08日
  • 団地のふたり

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    奈津子とノエチ、かれこれ40年以上の仲の二人。同じ団地で人生の友と言える誰かとの、なんてことのない日常。一冊を通して何か話の展開があるわけではないけれども、そんなに長く付き合いのある友達がいるって純粋に凄いこと!
    当たり前と捉えがちになることは、実は奇跡に近いことなのかもしれないなあ。何十年と付き合いがある友達同士でも普通に喧嘩はするんだから、人はぶつかってなんぼの生き物だよね。笑
    さらっと読める、ほのぼのとした癒し小説でした‪✿

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    2026年02月01日
  • 夏の約束

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    ネタバレ

    ドラマ『団地のふたり』を見て、面白かったから、小説にも興味を持って読んで、作者の藤野千夜さんのプロフィールを見たら、この表題作で芥川賞を受賞されてると知ったので、読んでみたくなったから読んでみた。

    「夏の約束」
    ゲイのカップルの会社員マルオと編集者のヒカル。ヒカルと幼馴染の売れない小説家菊江とその友達の会社員のぞみ。男から女になったトランスセクシャルの美容師たま代。少し外れた人たちの日常を描いた作品。

    終盤にたま代が大怪我をする以外は物語が穏やかに、悪くいうと平凡に進行していく。
    マルオはしゃれた人だなって思った。どっちかっていうとヒカルのほうが馴染みやすいけど。生き方に信念があって、羨ましい。登場人物が多いんだけど、みんなそのときの状況に合わせて、時に言葉を飲み込みながら生きてるんだなって思った。みんな、強いなって思った。

    「主婦と交番」
    どうして交番には女の人はいないの?
    という小2の娘の一言をきっかけに交番ウォッチングにはまる主婦なつ美とその周囲の話。

    変な小説だった。
    なつ美が交番ウォッチングにハマったのは娘の一言ではあったけど、ご近所とよし子さんに「なんで交番なんか見てんの」と聞かれた時の「わかんないけど、見てると面白いよ」っていうやり取りが好き。そういう感覚で動いてるの好き。
    なつ美が乗り物全般が苦手って、『団地のふたり』のなっちゃんもそうだったから、藤野千夜さんがそうなのかもしれないなと思った。車も電車もエレベーターも苦手、ってなると結構不便だろうなって思った。小説の中だけど、こんな人もいるんだな、私はまだマシかもって、意味もなく比べて元気づけられた。

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    2026年02月01日