藤野千夜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恋愛小説は苦手な私なので、長編は無理だと思い
短編ばかり集まったものならどうだろうと思い購入。
好きな作家さんのお話が収録されているからというのも
ありました。
読みながら、やはり私は恋愛小説は無理だと再認識しつつ、
それでも印象深いお話や気に入ったお話に出会えました。
それだけでも大収穫かもしれません。
情景が思い浮かべにくい作品から、
読んでいて自分の目の前にスクリーンがあって
そこで話の映像がしっかり流れているくらい
鮮明に思い浮かべるものもあり
さまざまでした。
恋愛小説が苦手な人にも、このくらいの量ならば、
よみやすくていいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編
つるとくまで、少女怪談に出てきた美々加の少し成長したのが出てきてわろたw
亡くなったおばあちゃんが生前に、3つ願い事を聞くと言っていたのを思い出した失業中の奈緒
妹にあこがれ、親が再婚し念願の妹に兄としての情熱を注いだタツ
会社の女子社員と寝たいとつい思い、妻にその気持ちをほんの少し気づかれてしまう二郎
幽霊が見える同級生と、母の恋人のくまさんと、美々加
いい年した息子3人はいつまでも独身で、妹の葬式で自分のときは散骨してもらいたいと思う新平
別れた彼女に草野球の助っ人に来てほしいと言われ、ひそかに復縁を願った信夫
誰からも電話が来なかったら、死のう、と思 -
Posted by ブクログ
以前に同じ著者の『ルート225』を読んだことがある。
タイトルが秀逸。中身も◎。大いに興をそそられた。
つづきのお話が読みたいものだと思った。
私にとっては、二冊目となる藤野千夜。
作品中に書名だけ登場する小説がある。
『悲しみよこんにちわ』
『美しい部屋はからっぽ』
内容には触れていない。
ふくらみを持たせずに、そっと置かれている。
二作品とも、妙に心に留まるフレーズの題である。
悲しみとからっぽが、こんにちわと美しいに結び付く。
空は青く、伸びをして息を大きく吸って吐いて、さあ、やるぞ!という気持ちのいいイメージが湧いてくる。
明るい。藤野千夜の筆致は明るい。
根っこの部分が明