藤野千夜のレビュー一覧

  • ナナイロノコイ

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    これ、江国さんがいるから買ってみたんですけど他の作者さんも気になりました!えへへ、はずれじゃなくてよかったな!可愛らしいお話しでうっとり。

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    2009年10月04日
  • 夏の約束

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    芥川賞受賞作だそうで。同性愛者の恋人同士、肥満のマルオと自称ジャニーズのヒカル、トランスセクシャルのたま代さん、不倫していた予言が特技の岡野さん、おばかの岩淵さんに売れない作家の菊ちゃん…。何だかどこか弱くて、情けなくて、ダメな愛しい登場人物たちの淡々とした日常です。

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    2009年10月04日
  • また団地のふたり

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    前作の方が好きだったかも…。足りないなりに考えたり、ほわんとしていた二人のお話が、不要物売却に重きを置き過ぎてちょっと違うかなーになってしまって
    コロナ禍は確かに余裕がなかったから、ギスギスしてたとは思うけど。もっと穏やかであって欲しかった

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    2026年10月26日
  • 団地のふたり

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    2022年出版、191ページ。各ページの余白が多めで、つまりは各行の文字数が少ないので軽い。古い団地に生まれて戻り住んでいる、現状は単身の幼馴染二人は五十路。特段の「何か」が起きるわけでもなく、淡々と二人の日々が織り成されていく。群ようこさんの「れんげ荘物語」を思い出した。二人は仲が良いとは言っても、いや、だからこそなのかな。互いに概ね自然な自分でありながら、相手への理解と諸し方も把握しつつ。時には喧嘩もしながら、仲直りの呼吸も会っているという。読んでいて不安や不快は全く無くて、そういった書物を希望の方にはお勧め出来る。

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    2026年10月25日
  • また団地のふたり

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    好きな漫画家さんがコミカライズを描くというので前作を読んでいて、一応続編もチェックしておくか…ということで読んでみた。前作ほどの喧嘩もなく、ゆるゆると二人のおばさんのメルカリ・ヤフオク中心の日常が書かれる。
    あいかわらずメルカリやっているイラストレーターの人が生活費をどう工面しているのか本当に謎。この二人、将来はどうするのかな…というほのかな不安がずっと付きまとってほのぼのした感じのお話の中に入っていけない。私には向いてないのかもしれない。

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    2026年10月23日
  • また団地のふたり

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    「団地のふたり」の続編。
    といっても、何か大きな変化や展開が起こるわけではなく、前作同様、なっちゃんこと奈津子とノエチこと野枝、二人のゆるく穏やかな団地の日常が綴られている。

    悪玉コレステロール値が高くなって、朝の菓子パンを止めているけれど、マヨネーズも魚卵も喫茶店〈まつ〉のパンケーキにたっぷりバターを付けて食べるのも止められない奈津子。
    BOOKフリマに出す紙物セットを作っていたら朝になり、フリマに行く気力がなくなり、ノエチと浅野くんに任せてしまう奈津子と、それを何でもないことのように対応するノエチと浅野くん。
    その浅野くんに誘われて街プロレスに行ったついでに、下調べした喫茶店でパンケーキを食べるために一時間待っている奈津子とノエチと浅野くん。
    などなど。

    いわゆる丁寧なくらし、とは違うのだけれど、奈津子が作る料理は美味しそうだし、一方で何かを買って済ませることもあるし、そういうバランスがほど良い。
    違いの足りないところや苦手なことも補い合って、五十を過ぎても付き合える友達がいるというのは幸せなことだなとうらやましく読んだ。

    勿論贅沢な暮らしは出来ないし、ご近所さんとの付き合いも面倒なこともあるのだろうけれど、作家さんの文体が上手にその辺りをオブラートに包んでくれている。

    フリマアプリでの稼ぎも変わらずだが、奈津子の家に持ち込まれる品物も増えていく。だがその数が、奈津子とノエチが付き合う人の数でもあるということか。

    さらなる続編があると良いなぁ。

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    2026年10月21日
  • 団地のふたり

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    audibleで。ドラマを見て原作の方もと。
    なっちゃんとノエチのイメージは、小林聡美と小泉今日子からはずれなかったけれど、他は少しずれたかもしれない。昭和を生きた人間からすると、懐かしさで心がいっぱいになる。そうそう、そうだった! なんて思いつつ、クスッと笑いつつ、聴く。
    人生色々あっても、なっちゃんとノエチのような関係の友がいることこそが、幸福なんじゃないかと思う。人と関わると、迷惑かけたりかけられたりするけれど、関わりがない方がずっとしんどいんじゃないかな。そんな風に思えるのが、この本のいいところなんじゃないかと。
    続編は、もうちょっと行動範囲が広がったりして、先の人生について考えさせられたりしそう。
    これからもずっと友でいると信じられる人がそばに居るって、ほんと羨ましいな。
    コミックも出版されたけど、ドラマが一番好きかも。

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    2026年10月20日
  • 最後の晩餐

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    江國さんの世界観に共感。
    コインランドリーが宇宙的に思えるのも、清潔感満載な外国の一角に思えるのも、わかるんです。

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    2026年10月12日
  • 団地のふたり

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    大きな事は起こらない、2人の日常を除いているようなお話で心地よかった。
    お互い独身50代で「はぐれ物」なんて言っているけどそれはマイナスな事感情じゃなくてそれもまた素敵な生き方だと思える話。
    こんな40年以上も昔のように付き合える友人って素敵だなぁと思えた

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    2026年10月09日
  • 最後の晩餐

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    最後の晩餐をテーマにしたアンソロジー。初めて読む作家さんもいて、どれもよかったけど特に以下が好き。

    『ラストサパーフォーエバー』金原ひとみ
    友達とわいわいくだらない話をして、夜から誰かの家に集まって時間も気にせずダラダラと翌日も一緒にご飯を食べる。そんな光景がとても懐かしく、疎遠にしてしまっている友達に会いたくなった。

    『最後の鰻』角田光代
    こんな風にお別れできたらいいな。近所のお弁当屋さんで買ってきた鰻丼でも、お爺ちゃんを囲んで親族で食べた鰻丼とこの光景をきっと一生忘れない。一人で食べるごはんより、私も誰かとの人生で忘れられない食事を増やしたいと思った。

    『小曽根幸子の送別会』寺司はるな
    「専務は私のこと、かわいそうな女だと思っていたんでしょう」
    自分の大事なものを知っている小曽根さんはとてもかっこよい人。

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    2026年10月12日
  • じい散歩

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    今放送されているドラマ「団地の二人」の作者さんの本としておすすめされたの読んでみた。

    なんとなく最後まで違和感として引っかかったのが新平さんの年齢。こんなに矍鑠(かくしゃく)としていて、もう90歳なの?!!! これって70代か、せいぜい80前後じゃないの??

    そして同じように最後まで引っかかったのは、なんだかんだいっても新平さんは金銭的に恵まれているからなあ、という点。年金以外の家賃収入がしっかりあって、そもそも借金まみれの三男に2000万ものお金を過去に工面してあげていたって、いったいどんな生活基盤?!!

    と、おおよそこれを一般的な老々介護日々の話とされると、私もだけれど、世の中、困っちゃうよねという人がたくさんいると思います。

    そんななか、<乙女な次男>が絡んでくるところはどこもたいへん興味深く読ませていただきました。

    この作家さんの本はドラマ化される傾向のようなので、いずれこの本もぜひ…という声をいくつか拾いました。90歳の新平さんの役は誰がいいだろう、と思ったら、実年齢で新平さんと同じ伊東四朗さんが浮かびました。が、伊藤さんは来年の90歳の誕生日に芸能界を引退されるそうですね。であれば、どなたがいいだろう…。

    あと個人的には<乙女な次男>の役者さんも気になります。内野くんはもう「何食べ」で<乙女なケンジ>を演ってしまっているので、ほかの方でぜひ。

    PS.
    伊東四朗さん。
    これまでドラマやバラエティでたくさん楽しませていただきました。今後は私たちと一緒にテレビのこっち側でゆっくりドラマを楽しんでください。ありがとうございました!!!

    ==データベース===
    夫婦あわせて、もうすぐ180歳。中年となった3人の息子たちは、全員独身――。
    明石家の主、新平は散歩が趣味の健啖家。妻は、散歩先での夫の浮気をしつこく疑っている。
    長男は高校中退後、ずっと引きこもり。次男はしっかり者の、自称・長女。末っ子は事業に失敗して借金まみれ。
    ……いろいろあるけど、「家族」である日々は続いてゆく。飄々としたユーモアと温かさがじんわりと胸に沁みる、現代家族小説の白眉。解説・木内昇

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    2026年10月05日
  • 団地のふたり

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    ネトフリでこの話とは別の団地に住む方たちの日常を描いているドラマを前に見たことがあって、団地に住んで人との距離が近いことでうまれる温かさというものを見てすごくほっこりしたのだが、この本でも同じ気持ちになった。

    そして、昔からずっと幼馴染でお互いの良き理解者という2人の関係がとても温かくて心地よかった。この2人と友達になりたいって思うほど、2人のキャラクターが素敵でした。

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    2026年10月02日
  • 最後の晩餐

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    金原さん、寺地さんの作品が好きだった。
    自分は最後の晩餐に何を食べようか絶対考えてしまう。いつも通りがいいのか、贅沢がいいのか、悩みどころ。

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    2026年09月27日
  • 最後の晩餐

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    短編集は初めて読む作家さんだったり、得した気分
    最後の晩餐かぁ鰻もいいなぁ
    まだ、先も長いのでゆっくり考えよう

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    2026年09月17日
  • 団地のふたり

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    ふたりの関係が、読んでいて心地よかったです。良いところも悪いところも知り尽くしているから、こんなものかと放っておけて、いい距離感でいられる。幸せのかたちの一つだなと思いました。

    団地の懐かしいような空気感も相まって、さらっと読めて、癒やされる、疲れているときに最適な一冊かもしれません。

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    2026年09月06日
  • じい散歩

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    90歳前後の老夫婦が主人公の小説は初めて読んだ。
    特に大きなイベントは起こらず、淡々と日常が進み、時折来し方の場面が挿入され、今の新平・英子夫婦の歴史が徐々に明らかになる。

    90歳ともなれば、仙人のように達観し、悟りの境地に至る、なんてこともなく、ひたすら人間臭い、迷いと悩みに満ちた日々。

    五十代の三兄弟はというと、長男孝史は引きこもり、次男健二はお姉、三男雄三は地下アイドルのイベントを企画する借金王、といいとこ無し。(お姉の健姉は気が利くし、経済的にも自立してるので全然悪くないけど)

    新平じいさんが息子たちに、「誰が墓をみてくれるのか」と聞いても誰も答えない。(墓を作ってくれ、とは言ってなくて、新平じいさんが自分で立てて自分で入った後の話でも。) それでも、落ち込んだりはせず、「俺は散骨でいい。お前たちは無縁仏にでもなれ」と返す肝の座り方がかっこいい。

    池袋周辺の散歩先として出てくる、「自由学園明日館」、「ドラード和世陀」には、いずれ行ってみたい。


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    2026年09月05日
  • 最後の晩餐

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    『もうひとりのねえちゃん』が一番好きでした。血縁だから、実の姉だからって味方とは限らないし、他人だから味方じゃない、ってわけじゃない。
    『コインランドリーの夜』はお洒落なかんじで、好きでした。

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    2026年09月05日
  • じい散歩

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    ネタバレ

    90歳ほどのおじいちゃんと、その奥さん。それから息子3人の家族の話。
    特に大きな事件が起きることは無い。
    でも、よくある家庭の問題が描かれてる。
    現実味があって良い。
    おじいちゃんは、The昭和初期の考え方だな、と思いきや、引きこもりの長男も、男性を愛する次男も、お金の無心ばかりする三男のことも、怒ることもなく受け入れ平和に暮らしていこうというスタンスがある。
    女性を好む表現の箇所は、少し嫌な気持ちになったけど、それ以外はとても好きな空気感の1冊。
    続編もあるので、読もうと思う。

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    2026年08月09日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」をテーマにした、女性作家たちのアンソロジー。
    どの作品も面白く、すぐに読み終わった。
    自分の「最後の晩餐」は何がいいかな?
    何を食べるかより、誰と食べるか、なのか?
    いや、やっぱり一人がいいな。
    …と、いろいろ考えさせられるのも面白い。

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    2026年08月04日
  • 団地のさんにん

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    絵本とは思わず予約してしまった。団地の3人がレジャーシートで飛んで行く様は夢があるお話だなぁと思う。

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    2026年07月30日