藤野千夜のレビュー一覧

  • ルート225

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    元の世界には帰れず、なおかつ自立の願望も叶わないという
    恐ろしく理不尽、けれどゆるゆるな改変が行われている
    この苦笑い感がまさに志村貴子ワールド

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    2011年09月25日
  • 願い

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    いつもよりちょっとだけやさしい気がする。みんななにか足りなくて、それを願って暮らしているのかなぁ。切なさやら生きづらさやらを抱いて、なおかつ一縷の希望というのを信じてみようと思う。「ノーチャンス」の中の“ピチカート・ファイブのヴォーカルは、まだ佐々木麻美子なのだと思っていた。(嘘)”には、ふいた。

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    2011年08月17日
  • 夏の約束

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    トランスジェンダー、ゲイのカップル、障害者を兄弟に持つ女の子、パニック障害持ちの主婦…この小説に収められている二篇に登場するのは、マイノリティな人間だらけ。
    こういうマイノリティである人々を扱った作品が芥川賞を受賞する、まずそのことが私は個人的に嬉しかった。

    ただ、それだけあって受け入れられない人はまったく駄目だと思う。まずそういった人間を理解できなければ、不快感しかないかもしれない。
    そういう“マイノリティ”を理解した上で読めば(もしも共感できたなら尚更)、登場人物の見方もきっと変わってくる。

    表題作に出てくるマルオ、私は好きだな。あの鷹揚さ。「人の目を気にしたって仕方ない。僕は僕でしか

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    2020年11月24日
  • ルート225

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    ラストは意外で、自分の生き方についてまで考えさせられた。
    ただ主人公の心理をなぞる形でストーリーが描かれるので、
    たまに時間軸通りに進まなくて混乱した。

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    2010年10月17日
  • ルート225

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    店頭のお試し版で気に入って。
    ほぼ衝動買いです。

    独特のテンポと表現

    じっくり見るほど面白い表情

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    2010年03月23日
  • ナナイロノコイ

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    やっぱり唯川さんの小説、好き…!!

    個人的には自分自身といいタイミングでマッチした作品が多い1冊で、思いが強く入ってしまったかもしれない。
    年月が経ったらいつかまた読みたい。

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    2010年03月03日
  • 夏の約束

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    いつか読もうと思っていた本。
    芥川賞受賞作だったんですね。
    主人公がゲイなのは知っていたけど、デブとは思いがけなかった…
    会社員のマルオは95キロ。編集者で小柄な恋人のヒカルとは手をつなぎっぱなしでデートをする仲。つなぎっぱなしにする必要性をこっちは感じないけれど、二人で宣言するような意味があるのかな〜。
    今は女性になった美容師のたま代や、ヒカルの幼なじみの小説家・菊江など、彼らを囲む女たちも、ちょっとヘンだったりする〜ゆるい友達つきあいが描かれていて、なかなか良い感じです。
    もっともの悲しいのかと思ったけど、嫌なこともありつつ、滑稽な日常。
    2000年発行。作者は1962生まれ。

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    2010年01月21日
  • ルート225

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    不思議な世界観の物語と志村先生の柔らかい絵柄がマッチしていて、とても良い感じに仕上がっている作品だと思う。マッチョいいよ、マッチョ。ちょっとおもしろくて、ちょっと切ない。そしてかなり不思議。大切な人、大切な時間、大切な思い出。自分の今いる世界、自分の今いる場所を、思わず再確認したくなる。たぶん、そんな物語。

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    2009年10月07日
  • ナナイロノコイ

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    まさに濃厚な贅沢な小説。
    さっとすばやく読まずに一話ずつかみ締めながら秋の夜長に読むのに限る、そんな一冊。
    本当は★を5つにしたいところだけど、作家『ミーヨン』氏の小説の内容がさっぱり分からなかった。
    そこで、★を-1とした。
    しかしながら、角田光代氏と唯川恵氏の作品だけは読む価値が高い。

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    2009年10月04日
  • 彼女の部屋

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    解説に「クールな文体」と「絶妙なユーモア」が魅力であるとありますが、正にその通りだと。
    深く入り込まない、一歩手前から見守っている姿勢が、却って人物を浮きただせています

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    2009年10月04日
  • ルート225

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    これまでの世界とは少しだけ違う、別の世界に行ってしまった姉弟の話。
    異世界では両親が行方不明になっていたり、仲違いしたはずの親友と親友のままだったりしている。
    元の世界に帰って両親と会うために、奮闘する姉弟だが……
    少し切ないお話。逆境からも強さを得る姉に好感が持てます。

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    2009年10月04日
  • ナナイロノコイ

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    江國さんと唯川さんに惹かれて買ったら
    他の方の作品にもどっと引き込まれた。
    タイトル通り、七色の恋が感じられる。

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    2009年10月04日
  • ナナイロノコイ

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    これ、江国さんがいるから買ってみたんですけど他の作者さんも気になりました!えへへ、はずれじゃなくてよかったな!可愛らしいお話しでうっとり。

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    2009年10月04日
  • 夏の約束

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    芥川賞受賞作だそうで。同性愛者の恋人同士、肥満のマルオと自称ジャニーズのヒカル、トランスセクシャルのたま代さん、不倫していた予言が特技の岡野さん、おばかの岩淵さんに売れない作家の菊ちゃん…。何だかどこか弱くて、情けなくて、ダメな愛しい登場人物たちの淡々とした日常です。

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    2009年10月04日
  • じい散歩

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    ネタバレ

    90歳ほどのおじいちゃんと、その奥さん。それから息子3人の家族の話。
    特に大きな事件が起きることは無い。
    でも、よくある家庭の問題が描かれてる。
    現実味があって良い。
    おじいちゃんは、The昭和初期の考え方だな、と思いきや、引きこもりの長男も、男性を愛する次男も、お金の無心ばかりする三男のことも、怒ることもなく受け入れ平和に暮らしていこうというスタンスがある。
    女性を好む表現の箇所は、少し嫌な気持ちになったけど、それ以外はとても好きな空気感の1冊。
    続編もあるので、読もうと思う。

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    2026年08月09日
  • 最後の晩餐

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    「最後の晩餐」をテーマにした、女性作家たちのアンソロジー。
    どの作品も面白く、すぐに読み終わった。
    自分の「最後の晩餐」は何がいいかな?
    何を食べるかより、誰と食べるか、なのか?
    いや、やっぱり一人がいいな。
    …と、いろいろ考えさせられるのも面白い。

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    2026年08月04日
  • 団地のさんにん

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    絵本とは思わず予約してしまった。団地の3人がレジャーシートで飛んで行く様は夢があるお話だなぁと思う。

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    2026年07月30日
  • じい散歩

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    89歳の爺はしっかりとしているが、妻は爺の浮気を疑うような言動が多くボケてしまっているのか?
    息子たち3人は独身で1人は働いてもいない。借金を抱えてる者もいて将来が心配ど(^^;;

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    2026年07月30日
  • 最後の晩餐

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    最後の晩餐という死に関するテーマでありながら、どれも読みやすく優しい気持ちになれる話が多かった印象。
    特に井上荒野さんの話は家族に会いたくなる、希望に満ちた内容だった!井上荒野さんの本読んだ事なかったけど他も読んでみようかな、、?
    金原ひとみさんのポップでミーハーな感じも好き!

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    2026年07月26日
  • ネバーランド(新潮文庫)

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    面白かったかと言われれば、ミサもタカちゃんも、かなりイライラさせられた。これ、まかさの終わり良しだったけど、大体こんな男女はのラストってどちらかが、はたと覚醒して飛び立っていくパターンだけど、予想に反して、着地した。

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    2026年07月22日