藤野千夜のレビュー一覧

  • 団地メシ!

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    おばあちゃんと孫の関係や会話は読んでいてついニコニコしてしまう感じで好きだが、道や場所の説明が多く、内容がちょっと物足りない。
    団地のふたりの方が圧倒的に良い。

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    2025年06月07日
  • 団地メシ!

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    高校中退の孫とお婆ちゃん。
    お婆ちゃんが昔から住んでいた団地を始めとして、色々な団地にあるレストランを巡る。
    団地にある商店街は廃れていたり、思いの外に盛えていたり。
    孫とお婆ちゃん、団地に店を持つことが夢となるのかな。
    食事はどれも美味しそう♡

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    2025年06月01日
  • 団地メシ!

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    幸せなばあちゃんと孫。人生色々ではあるが…。団地の商店、シャッター降りてるところばかりだけど、あるんだ元気な店も。「しょっちゅう会わなくても、どんなに久しぶりに会っても、お互いに気持ちが昔のままなら、ずっと友だち」なるほど。

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    2025年05月28日
  • じい散歩

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    大正生まれ89歳の新平さんの1つ年下の妻は認知症になりついに老々介護か・・・50歳前後の3人息子の状況は悲惨だが、どこか明るい新平さんの日課は散歩。いい人生だ。

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    2025年05月28日
  • じい散歩 妻の反乱

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    痴呆症の妻を老々介護してるが、前作同様軽いタッチで読みやすい。表題の、「妻の反乱」がよみとれなかった。

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    2025年05月21日
  • じい散歩 妻の反乱

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    サブタイトルや章題に「妻」がつけられた今回は、英子との暮らしや思い出が多めに語られる。そのせいか、家族について考えるきっかけになった。
    つくづく家族とは不思議なものである。血が繋がっていようがいまいが、別々の人間であることは違いない。それなのに、当たり前のように同じ家で暮らし、寝食を共にするのである。疎んじたり、憎んだり、情が湧いたり、愛おしく思ったり、相手の事をよく知っているつもりがやっぱりわからなかったり。
    そんな家族のやり取りとくれば、じっとりしたお話になりそうだが、そこは良くも悪くも子どもたちにも自由にさせていた新平なので、からりとしている。駄目っぷりも愛情もぎゅっと詰まりながらもおも

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    2025年05月16日
  • じい散歩

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    実話ですか。こんな家族もいまの世の中の縮図ですね。最後は自分の人生ですから、おのれで決めて生きていくしかないです。って事がよくわかりました。

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    2025年04月29日
  • じい散歩

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    朝起きて運動をし軽い朝食を口にして、ルーティンをこなして喫茶店で美味しいものを食べ、気になる建築を見て回る、それがじい散歩。しかもかつては自分の事務所だった秘密基地まで持っている。
    ただ老後の道楽というには少し変わった家庭環境で、息子3人は90近い両親に対する将来を考えていない、妻はいよいよ認知症の気が現れた。それでもあんまり悲壮感を感じないのは、このじいさんが自分のことは自分でやる、誰にも期待しない、楽しみは自分で見つける、健康のこともそれなりに考えているから。あとは次男(長女ともいう)が両親の愚痴やら何やらに程度に付き合ってくれていてさっぱりとした性格だから、読み手はそこまで気負わずにいら

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    2025年04月26日
  • じい散歩 妻の反乱

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    新平の体力には本当にびっくりさせられます。
    食べること、歩くこと、自分で出来ることの素晴らしさにあらためて気付かされました。

    妻の介護を最後までやり遂げた新平。家族のことをなんだかんだと考えている新平にほっこりさせられました。

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    2025年03月22日
  • じい散歩

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    散歩の過程で色々なお店や建築を知れるの楽しかった。デコラティブ装飾ビルは知らなかったから検索もした。実在するのすごい。

    めちゃくちゃ元気なお爺さんだけどあの年代ってほんと元気だもんなぁという印象。
    好きなことできて美味しいもの食べられるなら長生きもいいよなぁ。

    三人の子供は自立してる次男以外は正直微妙だけど、読者として観察してる分には無害だしまぁ…って感じだった。

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    2025年03月14日
  • じい散歩 妻の反乱

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    ネタバレ

    【収録作品】妻の好物/妻の笑顔 1/妻の笑顔 2/妻の持ち分/妻の決断 1/妻の決断 2/妻のいない旅 1/妻の心配/妻の眠る場所/妻といっしょに/妻の遺言状/妻の異変/妻の出発/妻のいない旅 2/妻の帰宅 

    三人息子の自由さに安心してしまう。それでも生きていられるのだと。

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    2025年03月12日
  • じい散歩

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    夫婦合わせて180歳目前!
    そんな明石家の家族模様が、じわじわと胸にしみる物語。

    散歩好きで女性と話すのが大好きな父・新平と、彼の浮気を疑う母。
    高校中退後ずっと引きこもりの長男、男性の恋人がいる自称“長女”の次男、グラビア撮影会を赤字で続ける三男
    ——クセが強すぎるこの家族、どうしてこうなった!?

    でも、そんな“いろいろ”を抱えながらも、なんとなく回っていく家族の日常が、愛おしく、ちょっぴり切ない。
    藤野千夜さんの筆が生み出す、ユーモラスで温かい視点に、気づけばクスリと笑い、ホロリとさせられる。

    家族って面倒で、不器用で、だけど捨てがたい。
    そんな“家族のかたち”に触れたい人におすすめ

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    2025年02月26日
  • じい散歩

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    ネタバレ

    88歳の新平と87歳の英子夫婦。故郷を飛び出し、東京に住む英子の姉のところに居候し、結婚。オリンピックなどの景気のいい時流に乗り建設業で成功したものの、可愛がっていた職人に独立され右肩下がり。子ども3人は、長男は引籠り、次男は娘に、三男は能天気で借金まみれ。
    日々のちょっとした散歩、外食、おやつ、気になる建築物巡りを楽しんでいたところ、妻が認知症疑い。
    安泰な老夫婦の生活からは程遠いが、こんな家族今は、たくさんいるのかも、と感じる。
    池袋周辺の建築物を検索しながら読んだ。そしてあまりにタカセのパンが出てくるため、とても食べたくなった。懐かしいパンが多く私も好き。
    気軽に読める本で楽しかった。

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    2025年02月26日
  • じい散歩 妻の反乱

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    フラッと散歩に出て美味しいものを食べて街を楽しむのは変わらずの新平じいちゃん
    大きく違うのは妻の英子さんを老々介護中
    自由は減ったけど前作と比べると今回の新平はんの方が幸せそうに感じるのは私が女だからかな
    最後、さみしいよと息子に話すところはじんわり泣けた
    しかし三男はどうしようもない

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    2025年02月06日
  • じい散歩

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    あわせて180歳というご高齢のご夫婦。夫婦には3人の息子がいるが、それぞれにいろいろ問題を抱えて頼りにならない。そんな家族の日常と難題を父である新平の目線から語られるお話。
    深刻な問題を扱っているのに、なんだか笑ってしまう。ほのぼのしている。がむしゃらに生きてきた昭和のご夫婦。何とかなる。何とかする。気概を感じる。
    そして私も頑張らなきゃ、と元気を貰った。
    散歩や食事の風景にホッとさせられる。行ってみたい。
    ユーモラスに家族を書きながら、社会問題を提議していく手法は斬新で、より身近にとらえる事ができた。凄い。この作家さんに興味を持ちました。

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    2025年01月26日
  • じい散歩

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    ネタバレ

    【収録作品】第一話 秘密の部屋/第二話 秘密の女/第三話 秘密の訪問/第四話 秘密の調査/第五話 秘密の話/第六話 秘密の思い出 1/第七話 秘密の思い出 2/第八話 秘密の思い出 3/第九話 秘密の交際/第十話 秘密の旅路/エピローグ 秘密の通信

    明石家は夫婦あわせてもうすぐ180歳。
    中年となった3人の息子は全員独身。長男は高校中退後引きこもり。次男は恋人が男性の自称・長女。三男は事業を興しては失敗し、親に無心ばかりしたあげく実家に戻って同居中。

    お金があるからいいけれど、それもいつまで続くか怪しい綱渡り。端から見ればなんともはやだが、当人たちの気の持ちようか、妙な明るさがある。

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    2025年01月14日
  • じい散歩

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    ネタバレ

    89歳間近の新平さんは、好奇心旺盛でお散歩好き。
    興味をそそられたことは、忘れないように手帳に記している。
    お散歩ついでに美味しいものをいただく。
    そして、多分、ルーティン好き。
    日課の健康体操と、毎日の朝ごはんは、ヨーグルト+きなこ、すりごま、干しぶどうに、さらにあれやこれや、食べる物も順番も決まっている…などなど。

    89歳ってもっと老い老いしてる(勝手な造語)感じなんかなと思ってしまうけど、新平さんみたいなおじいちゃんもいるんだーと思うと、ちょっと気が楽になって、新平さんに憧れたりする。
    若い頃は色々あったみたいだけどね……。
    でも、自分で決めたことを続けてやっているのは、なんか背筋が伸

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    2025年01月13日
  • じい散歩 妻の反乱

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    じい散歩2巻目。
    90歳を過ぎて愛も変わらず元気な新平。
    元気の秘訣は健康体操と健康食?しかし妻は認知症も容体も悪くなり、ついに亡くなる。
    子供達は相変わらず役に立たないが、自分の老いと、パートナーのいない寂しさを少しだけ感じつつ、今を生きるのだった。
    コロナ禍も過ごし、体力は衰えるものの、まだまだ元気!

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    2024年12月25日
  • じい散歩 妻の反乱

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    散歩を続ける「じい」新平94歳。それだけでも凄いのに妻の介護までこなします

    三男に、父は死なない(だから遺産が手に入らない)とぼやかれる新平。破産手続きをしろと何度も進言しても諦められない三男。新平は中途半端にお金を助けてきてしまった事に、頭を下げて謝ります。子供の好きにさせてきた新平。でも自分も好きに生きてきた

    自分の介護をさせることが「妻の反乱」?介護も自分のための運動と思ってる新平

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    2024年10月16日
  • じい散歩 妻の反乱

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    途中までは1巻目とほぼ同じ。後半コロナ禍になるので少し変化があるくらい。
    さすがにおじいちゃん元気すぎない?それとも元気な場面だけを見ているのかな。

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    2024年09月27日