【感想・ネタバレ】団地メシ!のレビュー

あらすじ

ベストセラー『じい散歩』『団地のふたり』(ドラマでも評判!)の著者による、人生が愛おしくなる団地と散歩の物語!「ゆっくりでいいよ、わたしはいつも花の味方だよ」16歳の花は高校になじめず、ずっと休んでいる。そんなある日、母方のおばあちゃんのゆり(70歳)から、むかし住んでいた「つつじが丘の団地に行ってみたい」と言われ――そこからふたり(たまにいとこも参戦)は、つつじヶ丘、狛江、豊洲……といろいろな団地をのんびりめぐって、お寿司、蕎麦、カレー、ケーキ、ラムネなどおいしい御飯やスイーツを楽しむことに。花&ゆりの年の差コンビが、お互いを思いやりながら、ちいさな幸せをみつけていく。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

孫娘が4人(もう一人増える予定)いる私としては、団地メシよりも、おばあちゃんと花ちゃんの関係の方がメインな小説で、あっという間に読み終えました。

高校をやめて、何していいかわからない花ちゃんだけど、周りのみんな、全然あせってないのよね。
それに、従兄弟の兄いもうともとても良いじゃないのー。

70歳になった時、一人くらい私にべったりしてくれる孫がいて欲しいなあって、ちょっとだけ期待しちゃってます‼️

私は、本当にこの小説大好きです。

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2025年09月09日

Posted by ブクログ

団地が消滅していくのではなく、
これからの在り方としてお店が入って
人が集まってくる。そうゆう変わり方が
あるのはいいなと思った。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

気軽にサラッとしたモノが読みたくなって。
ただそれだけだったのに、都内の観光(団地)案内も美味しいもの屋さん紹介もあって、妙に
じんわり温かい気持ち。お腹がすきました。

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2025年08月08日

Posted by ブクログ

最近、団地って、ブームになってるのかな
ドラマでもやってるし

ペット同居可なら、引っ越しても良いかな?なんて思っちゃう

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2025年06月14日

Posted by ブクログ

読みやすくて、あっという間に読めた。ほとんどが一文ごとに改行してあるし、内容ものんびりしていて温かい。おばあちゃんと孫娘花ちゃんが、主に団地の中にあるいろんなおいしい店を訪れて食べ歩くというお話。2人は祖母と孫だが、仲は良くても馴れ合いにはならず、お互いのことを尊重しているのも微笑ましい。出てくる料理も本当に美味しそう。
藤野千夜さんの「団地」シリーズを読むのも3冊目。作者は、本当に団地を愛してるんだなぁと感じる。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

祖母と孫の花があちこちの団地へ散歩に出掛け、
そこにある美味しいお店を巡る話。不登校から高校中退した花が、おばあちゃんに寄り添いながら自分も生き生きしているのがいいなあと思った。今は充電期間なんだろう。花を包み込むような優しさとぶれない自分を持っている祖母も魅力的。2人が団地カフェを開くのを楽しみに、続編待っています。

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2025年08月18日

Posted by ブクログ

団地といえば…藤野千夜さんを思い浮かべほど団地に縁のある作家さんだと思ってるのでこれはシリーズ化希望。手紙舎くらいしか知らなかったけど行ってみたいと思うお店たくさんで楽しかった〜いつか本当におばあちゃんと団地カフェ開いて欲しい

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

いいねぇーおばあちゃんとの2人旅

私も不登校の時にバスで色んなとこ行ったなぁ
おばあちゃんとって不思議で、お母さんと居るよりしっかりしなきゃって思うけど、でも安心感もあって。
おばあちゃんとバス旅した日は忘れないし、そのおかげでバスに乗ることが苦じゃなくなった。

このお話の花ちゃんもそんな感じがして、おばあちゃんとデートするというきっかけが花ちゃんが外に出るきっかけになってて。
周りの人達も花ちゃんがのんびりできるようにサポートしててほっこりできた〜

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2025年07月23日

Posted by ブクログ

何で団地でなければならないのか、正直団地に馴染みのない私にはわからなかったけれどそれを差し引いても面白かった。
おばあちゃんと花のコンビがただただ癒しだった。

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2025年07月16日

Posted by ブクログ

学校になじめず、休学中の十六歳の太田花。ある日、祖母のゆりから「昔住んでいた団地に行ってみたい」と言われて同行することに。訪れた"神代団地"で、団地のエモさや団地内のカフェの美味しいごはん、祖母との散歩を楽しんだ花は、それから定期的に祖母と共に団地内の飲食店を巡ることに…


面白くて読みやすかったし、物語に登場するどの団地も団地内の飲食店も素敵だった!
どこも実在する団地と飲食店なのだろうか。鶴川団地のお蕎麦屋"浅野屋"さんの天丼を、ゆりや花たちと共に食べてみたいと心底思った(笑)

物語のなかに悪い人が出てこないのも読んでいて安らいだ。最愛の夫の死後、1人の"老後"を過ごしているゆりと学校に行けなくなった花とはモラトリアムというのだろうか、互いを尊重しながらゆったりと日々を過ごしている。その雰囲気で過ごせる余裕があることにすごく憧れた。

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2025年07月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

団地のふたりをドラマで見てよかったから、読んでみた。思った通りよく似た雰囲気のホノボノした祖母と孫達たちとの団地とそこにあるご飯屋さんとかスイーツ、カフェ巡り。最後は団地に住むおばあちゃんのお友達を訪ねてあらためて団地っていいかもで終わった。これは、シリーズ化しそうだな。

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2025年06月08日

Posted by ブクログ

おばあちゃんと孫娘の団地グルメ食べ歩き。行ってみたいところがいくつかあった。もう少しストーリーを膨らませて小説にしてほしいなあ。軽く読める内容でした。

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2025年10月18日

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ネタバレ

学校になじめず不登校の孫とこれからの
晩年をどう過ごすかを模索する祖母。
祖母が昔住んでいた団地を見に
行くところから始まる団地巡り。
終始ほのぼのしてて出てくる団地や
その周辺環境、出てくるお店なんかも
おいしそうだったり味わい深かったりと
楽しく読めました。不登校に関しては
家庭の環境や学校の環境なんかでいろいろ
複雑でわからないけど老後に関しては
今からでもどんなことがしたいか
考えておくのもいいんじゃないかと
思いました。ただ、本当に個人的な
感想ですが花ちゃんすごく恵まれた
家庭環境だと思うので学校をやめるのは
もう少しがんばって見てからでも
遅くないんじゃないかなぁ~なんて
勝手な事を思いました。

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2025年09月20日

Posted by ブクログ

学校に馴染めず長いこと休んでいる16歳の花と、祖母のゆり。
時間はたっぷりある2人は様々な団地に出かけ、そこで美味しいものを食べるという楽しみを見つけた。
そこに花の従兄弟たちが混じったり、ゆりのお友だちが混じったり。
花がどうして不登校になったのか‥‥などは詳しく書かれていないし、登場人物達も聞こうとはしません。あるがままの花を受け止めています。
そして、花も将来のことに不安を感じていながらも、好きなことや、反対に絶対にやりたくないことははっきりしているし、どんどん外にも出ていくし、案外しっかりしているんじゃないかな、と思います。
一方、ゆりの方はというと、数年前に連れ合いを亡くしたばかりで、これからの人生をどう過ごしていこうかと考えているところ。
花、ゆり、花の両親、読む人によって感情移入するのはそれぞれかもしれません。
なんだか楽しげな計画の途中で話は終わったので、その先もぜひ続編で知りたいです。

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2025年09月16日

Posted by ブクログ

おばあちゃんと一緒に女子高生(退学予定)が色々な団地のご飯を食べに散策する話。学校を辞めて何をしたいのか?まだまだ、検討中だが、最後の方で2人でお店を開きたい!となって検討をする事に‼️次回作ではお店を開いてる?になるのだろうか。

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2025年09月15日

Posted by ブクログ

けっこう辛口の意見もあるが、まあまあ楽しめた。『じい散歩』でもそうだが、定職についていない三人兄弟とか、今回の花とか、普通はまわりが心配する状況なのに、ユーモラスに淡々と流れていく。出てくる人がみないい人ばかりなのも心地よい。

また、私は多分ここに出てくるお店に行くことはないだろうが、どのお店も、値段的にも雰囲気も出てくる料理もとても魅力的で、近くに住んでいたら行ってみたいなと思わせるところばかりだった。

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2025年08月31日

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もったいないなと思った。
花は、高校生活になじめなかった。どうして、その違和感の正体を見つめようとしなかったのだろう。何に拒否反応を示したのかは、突き詰めた方がいい。これからもその違和感たちには出会う可能性は高いのだから。そして、相容れないものを知るということは、自分がほんとうに求めているものを知るきっかけともなりうる。何の疑問も持たず高校生活になじめる者(私もそうであった)には、なかなか辿り着けない境地なのに。
花の周りはとても優しい人に溢れている。でもその優しい手から差し出されたものに包まれて、成長のチャンスを逃してしまいそうなのがどうにも口惜しい。これは、物語の冒頭で、ゆりが仕事をしてみたいといった時と同じ構図なのではないか。無理するなと言ってその場所に留まらせている。これって優しさなのだろうか?
花が高校生活で傷つき、損なわれたのであれば、回復の時間は必要だ。けれどもどうやらそうでもなさそうだ。損なわれる前に回避したのだろう。
例えば花が、高校やアルバイトなどの職場、あるいは日々の暮らしの中に彼女なりの主戦場があり、趣味としてのおばあちゃんとの団地巡りだとしたら、素直に「小さな幸せ」を素敵だと思えたことだろう。けれども、この状況では花の人生が、他者によって差し出された「小さな幸せ」に閉じ込められるような気がしてしまう。
花は違和感に気付いたのだ。それこそゆっくりでいいから、幸せは自分でつかみ取って欲しい。

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2025年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

辛口です。
高校を辞めた花が今後どうするのかが何も決まらずただ散歩しておばあちゃんと美味しいものを食べてるだけでなにがしたいのかが分からずでした。
終わり方的にえ?ここで終わりなの?みたいな感じだったので今後続くのかな?

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2025年08月13日

Posted by ブクログ

大好きだった『団地のふたり』。第三弾かしら?と期待して読んでみた。
大好きな二人は出てこないけれど、おばあちゃんと孫が首都圏の団地をめぐります。『団地のふたり』の二人ともどこかですれ違っているかも。
花ちゃん天くん星ちゃん3人とも、おばあちゃんと仲良しで4人のやりとりがとても微笑ましい。おばあちゃんに頼まれごとをして、内容を聞く前に第一声から「いいよ」と答える天くんが漢だなぁ。タイ料理はおばあちゃんの口に合わないんじゃないかと心配する様子も優しさが溢れていてほっこりしてしまう。

メモ(みんな実在する団地お店なのかしら?)
豊洲四丁目団地(すきやばし次郎)
希望ヶ丘団地(BANGKOK KITHENDELI)
鶴川団地(浅野屋)

私も団地めぐりがしたくなりました。
昭和の建物は大好物です。
どこかの団地に『ばあちゃんカフェ』があるかしら?

20250726

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2025年07月26日

Posted by ブクログ

不登校の女子高生とその祖母が、祖母が昔住んでいた団地を皮切りに、いろんな団地とそこにあるカフェや食堂を巡る物語。
それぞれの孤独を埋め合いながら、ほっこりする平和な物語ですが、特に着地点がある終わり方ではなかったので、続きがあるのかもしれないですね。
土地勘のある団地がいくつも出てきたし、出てくる店も実際にある店なので、ちょっと行ってみようかなという気持ちになりました。

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2025年07月23日

Posted by ブクログ

高校に馴染めずにずっと休んでいる花に祖母が、昔住んでいた団地に行ってみたいと言いだし…。

祖母の昔の記憶を辿り、団地周辺を歩きながら懐かしさや新しい店の発見に驚いたりしつつ、ランチを楽しむ。

昔の団地が、今もこんなふうに生きてるって嬉しいと祖母が言ったことから花は、次はこの団地に…というふうにいくつかの団地を巡りながら祖母とランチを楽しむ。

花とゆり(祖母)のお互いを思いやる優しさに温かくなりながら美味しいランチを楽しむのは、みていても心が和み憧れる。

花は、休学していた高校を辞めたのだが、これからあとのことはゆっくり考えていくのだろうか…
おばあちゃんも何も言わずに見守ってくれてる感じが良い。

もしかして、2人で団地カフェでもするのかな⁇と思わなくもない。


おばあちゃん、今日はどこに行く?と言って孫がランチに誘ってくれる、そんな日が来ればきっと嬉しいだろう。










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2025年07月20日

Posted by ブクログ

鶴川団地存じ上げ!住みたいと夢想していたこともある。お寿司食べたなあ。藤野さん団地お好きなんですね。

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

団地がただ住むだけでなく様々な商業施設や病院、中には保育園などもある団地もあって驚いた。団地は子育てに向いていると聞いたことはあるけれど、これなら助かるはず。

祖母と孫娘の2人が、月一で都内の団地内にあるカフェや料理屋巡りをする物語。
都内にはこんなに団地があって、それぞれの団地で美味しくてリーズナブルな食べ物が食べられるなんて、人口が多いからできるのだろう。地方では無理。
団地もののドラマ『しあわせは食べて寝て待て』でも主人公が団地内にカフェをつくる夢を語っていた。あったら便利だけれど実際経営的にはどうなのだろう。
この2人が近い将来、どこかの団地内にお店を開くのか。続編があったら読んでみたい。

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

おばあちゃんと孫、みんなで楽しめる時間があるのはうらやましい。年齢関係なく、これから何をするか、ワクワクするのはいいね。
今が幸せ、と言い切れるのもとてもいい!

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2025年07月06日

Posted by ブクログ

また団地か。実在の店のようだが、これもGmap本か。いかにもうまそうなのだが、不登校の件は不要では?

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2025年06月23日

Posted by ブクログ

経堂を起点にして、団地を巡る中で見つけたご飯屋さんなどをリポートした小説。主人公は高校不登校の花ちゃんとおばあちゃん。読み物と言うより私はお店紹介として受け止めた。実在する店でしっかりピン付けした。小田急線は馴染みあるのでこの本で得たメモ片手に回ってみたいと思った。

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2025年06月15日

Posted by ブクログ

大きな事件は起きないけど穏やかに読めるので、寝る前に少しずつ読んだ。
食べ物がおいしそうで、ある意味、夜食テロだった。

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2025年06月11日

Posted by ブクログ

おばあちゃんと孫の関係や会話は読んでいてついニコニコしてしまう感じで好きだが、道や場所の説明が多く、内容がちょっと物足りない。
団地のふたりの方が圧倒的に良い。

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2025年06月07日

Posted by ブクログ

高校中退の孫とお婆ちゃん。
お婆ちゃんが昔から住んでいた団地を始めとして、色々な団地にあるレストランを巡る。
団地にある商店街は廃れていたり、思いの外に盛えていたり。
孫とお婆ちゃん、団地に店を持つことが夢となるのかな。
食事はどれも美味しそう♡

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2025年06月01日

Posted by ブクログ

幸せなばあちゃんと孫。人生色々ではあるが…。団地の商店、シャッター降りてるところばかりだけど、あるんだ元気な店も。「しょっちゅう会わなくても、どんなに久しぶりに会っても、お互いに気持ちが昔のままなら、ずっと友だち」なるほど。

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2025年05月28日

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