河合隼雄のレビュー一覧

  • フロイトとユング

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    小此木啓吾、河合隼雄両氏の対談です。治療のことだけでなく、フロイト、ユングについても語られています。フロイトとユングのことを、著作や心理学の入門書で読むよりも身近に感じられた気がします。もっと色々読んでみたくなりました。

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    2014年08月01日
  • こころの最終講義

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    隠れキリシタンのお話がおもしろかった。
    日本人の心象に合うように、
    丸く丸く収めていったという。

    読み終わり1週間経ち、こころに残ったのは、
    カウンセリングの話。
    すさまじい体験をしている患者に、こんなになってよく耐えられますねと河合先生が言ったら、
    「だって最初に会ったとき先生に、なんで自分はこんなめにあうんでしょうと言ったら、それはあんたの魂が腐ってるからでしょうと言われたから、腐ってるものをよくするんなら相当のことを覚悟しなきゃならないなと思ったんです。」
    と患者に言われた。でも先生自身そんなこと言ったか覚えてない・・・ぽんと出た言葉だったのだろうと。
    腐った魂とはどういうことかよくわ

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    2014年06月29日
  • こころの読書教室

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    表紙の笑顔で星5つ・・・

    河合先生がお勧めする本のなかに、
    子どものころに読んだ本があり、あ・・・中学生の時に読んだ・・・と思いだしたことに軽いめまいが(笑)いったい何十年前でしょうか。
    お勧めの20冊の中で、何冊読んだかなと数えてみたら
    12冊読んでいた。
    河合先生のこの20冊を、読んだものも含めて全部読んでみるのも楽しそうだな。

    トムは真夜中の庭で の本を説明しているとき引用した部分があって、おばあちゃんが寝ているだけでも、孫にとっては心の深いところで成長の役に立っている、と河合先生は仰っていた。
    他の本でも、人間生きているだけでそれだけで凄いことなのですと仰っていて、つくづくそうだな

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    2014年06月01日
  • 影の現象学

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    2014年37冊目。

    「影」の存在の恐ろしい面ばかりに囚われている人は必読だと思う。

    世界的・歴史的に「影」はどのように扱われてきたのか、というそもそも論から丁寧に始まり、
    心理学的に「自我」に対して「無意識」に潜む「影」の正確をもの凄く分かりやすく解説する。
    病的な症例から見られる「影」、そして神話や文学作品の中に見られる「影」の具体例が豊富かつ的確に示されてゆき、
    「影」に潜む創造性を手にする可能性を示してくれる。
    (もちろん、「影」との接触の危険性も十分に論じながら)

    この本のおかげで、自分の中でいくつかの扉が開いたのを感じた。
    何度も戻ってきたい素晴らしい名著。

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    2014年05月17日
  • こころの読書教室

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    河合隼雄が4つのテーマに即して選んだ本、数冊を解説しながら、それを基にして人間の心のことを考えるという本。講演なので、各章の最後に質疑があり、理解が深まる。

    それぞれの章の冒頭に、「まず読んでほしい本」数冊と、「もっと読んでみたい人のために」数冊があげられる。

    小説、心理学、宗教学、児童文学、絵本・・・と幅広い。
    「読まな、損やでぇ」という。

    Ⅰ 私と“それ”
     山田太一「遠くの声をさがして」・・・幻聴
     ドストエフスキー「二重身」・・・もう一人の自分が見える
     カフカ「変身」・・・引きこもりのような
     バーネット「秘密の花園」・・「人間はみな心の中に庭を持っている」

    Ⅱ 心の深み
     

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    2014年05月06日
  • こころの読書教室

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    臨床心理学者として河合先生は、患者さんが直っていく過程はその人のならではの”物語”を自ら獲得していくことであり、医者は隣で話を聞いているだけだと述べられていた。

    本書は児童文学から学術書まで、多くの書物を通じて人の心の働きを読み伝えようとしたもの。優れた文学作品が人の心の深い動きに触発され、登場する人物の”物語”を伝えるのであれば、そこに人の心の働きを読み解く鍵が存在しているはず。

    我々が通常生活の中で意識できる自我、その背後に存在する無意識の領域(エス)、この総体として人の心がある。心の扉の向こう側の無意識の世界は、時に開かれた扉から顔を出す。夢の中で無意識に自覚される事象に、心の奥深く

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    2014年08月24日
  • こころの最終講義

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    京大での最終講義をメインにした講演集
    主たるテーマは「物語」
    東洋と西洋を比較し、日本人と西洋人の自我を比較している。 隠れキリシタンにおける物語には、聖書とは違う部分がある。「日本霊異記」「とりかえばや物語」「柳田国男」・・・を心理学から解く。

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    2014年05月05日
  • こころの読書教室

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    いや、河合隼雄の中でもベストかも。学問的にどうかは分からないけど、エッセイとして見てもすごく腑に落ちる。四つのテーマについて、五冊の本を紹介しつつ心理学の解説にもなっている、という。書評の形で例示されているので分りやすかったように思う。ぜひ。

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    2014年02月16日
  • 仏教が好き!

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    河合隼雄さんが仏教をテーマに対談なんて面白いに決まっていると思って読んだが、やっぱり面白かった。
    特に科学との関係について。量子論の話まで出てくるのは驚きだ。
    これからの世界にとって仏教はとても重要な役割をすると思えてきた。

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    2014年02月11日
  • こころの最終講義

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    河合さんの言葉はなんとも、暖かいな。厳しさの中に暖かさがあるというか、人間ってこうだよな、と漠然と思う。

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    2014年01月04日
  • コンプレックス

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    コンプレックスというと、ネガティブなイメージを抱きがちだが、本書を読むことによって、ポジティブな面もあるということを知った。
    また、私たちは日頃他人の行動を評してコンプレックスから来てるだのなんだの言いがちだが、コンプレックス自体はそんなに単純なものではなく、複雑な要因からきているものであるということを知った。

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    2013年12月16日
  • 河合隼雄のカウンセリング入門 実技指導をとおして

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    カウンセリングの心得の基本が解説されていてとても参考になる本です。古い本ですが今でも色褪せない内容。

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    2014年01月19日
  • 子どもの宇宙

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    なぜ、こんなにも読み返してしまうんだろう。
    特に、「子どもと秘密」「子どもと時空」は印象深い。 子どもの宇宙ってタイトルだが、大人にもそれぞれ宇宙があるはず。 “子ども”という存在を通して、私たちは宇宙を感じやすいのだろうけど、 みんな宇宙を持っている。大人の宇宙を大切に出来ていない人が、子どもの宇宙を大切にしようとしてもできないでしょう。大人になると宇宙はなくなるっていう人もいるけど、そこにアクセスすることができていないだけなのでは。

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    2013年08月07日
  • 家族関係を考える

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    家族の問題というのは本当にこの本を読むと
    根深く感じました。
    しかもすごいのは親子間ではなく
    嫁-姑巻の問題もでていたこと。
    (なぜか舅は出てませんでしたがあまり
    軋轢がないからかしら)

    そこに絡む個々の心理が分かってきて
    面白く読ませていただきました。
    と、思うと本当に子育てというのは
    エネルギーの必要なものだということ。

    だけれどもきちんと自分、相手に
    きちんと向き合えれば(隠れた部分含む)
    自分も成長できるものなんですね。

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    2013年07月27日
  • 仏教が好き!

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    おもしろい!なんにも知らないところから読み始めたけれど、とても面白く読めた。
    野生の思考、律蔵や戒律の意味と狩猟文化との共通点、否定の技術について。
    全てを包括して、現代の仏教とは何かについて考える一冊となっている。

    仏教だけではなく、現代を考える上でベースになる一つの思考として汎用性もあり、大変刺激的&勉強になった!

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    2013年07月27日
  • 子どもの宇宙

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    さまざまな外国文学などを取り上げながら、そこで生まれる親子、兄弟間の心理を精細に読み取っている。思わず、この本も改めて読んでみたいと想うし、自分の子ども時代を振り返って、心当たりがある箇所がたくさんあった

    それにしても、河合さんの子どもに対するまなざしはあたたかい^^

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    2013年07月10日
  • こころの最終講義

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    1985年から1993年にわたって行われた講義・講座の記録。
    京都大学の最終講義、『落窪物語』『とりかえばや物語』『日本霊異記』をとりあげた話、隠れキリシタンの話、最後の「アイデンティティの深化」の話、どれもみな読み応えあり。
    河合隼雄さんがいて、こういう話(西洋思想と東洋思想の違いなど)をきくことができて、わたしたちはどんなに救われているか、とあらためて思う。

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    2013年07月03日
  • 人の心はどこまでわかるか

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    人間の心がいかにわからないかを骨身にしみてわかっている者が、「心の専門家」である、と私は思っている。
    要は、本気でやっているかどうか
    人間が生きていく場合、ある程度、モノがないほうが生きやすいのではないか
    私たちの言語表現能力には限界がありますから、実際の体験、実際に起こっていることのほんの一部しか表現することはできないはずですが、いったん言語化されると、あたかもそれがすべてであるかのような錯覚を招きがちです。だから、つねにそういうことを踏まえていないと、大きな間違いをおかすことになります。
    自分が変わるときには、苦しいもの

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    2013年04月27日
  • 河合隼雄のスクールカウンセリング講演録

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    この本は大好きで、何度も何度も読み返しています。

    この書棚に未登録だったことに、ちょっと、驚きました。

    この本の中で紹介されている、
    谷川俊太郎さんの『みみをすます』
    がすべてを語っているように感じていて、時間がとれないときは、この詩だけ読み返したりしています。

    河合先生の言葉に触れていると、
    スクールソーシャルワーカーも同じだな、と思います。

    個人から集団、文化をみる、
    全体を見る力をもつ、
    発想の根本を個人におき、どの個人も大切に考える、
    関係性を大切にする、

    スクールソーシャルワーカーがアメリカ発であることを考えると、そしてアメリカのスクールソーシャルワーカーは日本のスクールカ

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    2013年04月09日
  • 子どもの宇宙

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    子どもの無限の可能性を示唆している本。実際の例を出したり、児童文学を読み解くことによってうまく子どもの中の宇宙の一端を読者に紹介していると思う。
    紹介されている児童文学も面白そうなものがいくつかあったのでまた読んでみたい。

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    2013年02月22日