河合隼雄のレビュー一覧

  • こころの最終講義

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    コンステレーション、という考え方に初めて触れ、人の中で起こっていること、起こりつつあることなど、心理療法の奥深さを垣間見たように思いました。

    アイデンティティの確立についても、断言するのではなく、それがどのようなものなのか、物語られることによって伝わってくる、考えが広がり深まっていく感覚が、読んでいておもしろかったです。

    年数を重ねること、見識を広め深めることで見えてくるものがあることに気付かされ、日々学び、日々考え、そして生きて日々を重ねることの大切さに気付かされました。

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    2016年10月23日
  • 大人の友情

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    とても個人的な事ですが「友人」とはなんだろうか…と思うことがあり本書を読みました。友情だけでなく人間同士の色々な関係について述べられていて本当に読んで良かったです。白州正子氏とのエピソードとアメリカの分析医の先生とのエピソードが特に心に残りました。

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    2016年08月08日
  • 河合隼雄のカウンセリング教室

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    カウンセラーじゃないけど人と接する仕事をしていて、時々人の成長とか変貌を目の当たりにする。週1会うだけことにも意味がある、という言葉は励まされもするし、共有することの大切さを改めて感じる。

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    2016年08月06日
  • 河合隼雄の幸福論

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    いやー、それにしても、大好きです。
    生き方、考え方、ものごとの捉え方。
    ことばで包み込まれるように感じます。

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    2016年07月08日
  • 村上春樹、河合隼雄に会いにいく

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    村上春樹作品は今まで1作しか読んだことなく、これまでストーリーテリング=小説と思っていた私には、何が何なのかよくわからず終わってた。大きく今見方が変わった気がする。
    心のタガが少し外れた。
    生きるとは自分の物語をつくること、につながった。

    2016.6.12


    もっとずっと読んでいたい対談だった。お二人の対話で話題は全然関係ないのだが、自分の深い部分が癒やされていくという感覚がある。
    最初に読んだ時から今までの間に村上春樹の本は随分読んだ。
    夫婦とは井戸堀りというのと暴力性についての項が響いた。

    2023.10.7


    再読。この対談が書かれたのが30年前。村上氏のこれから暴力の時代がく

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    2024年06月22日
  • こころの読書教室

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    魂とか深層心理の話とか、現実世界でどっぷり生きてるとなんか敬遠してしまったりするところを、河井隼雄さんの言葉だとまんざらでもなく引き込まれる。知らないことがたくさん。読むたい本が増えました。理解できない小説とかの視点のヒントももらった感じ。

    2016.5.15

    河合先生はあまり本を読まないといわれるが、その読解力というのか物語を味わう力がすごい。こんなに深く本を読めたら読書が楽しいだろうな。自分の尊敬する人が推薦する本を読む、という。

    2024.7.8

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    2016年05月15日
  • 河合隼雄の幸福論

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    しあわせ眼鏡。いろいろな体験を大切にしたい。河合隼雄さんでもこんなにたくさん綴るのだから、私も幸福ってなんだろうって考えてみよう。
    モモを読み返したくなった。時間に追われていないか?のびのび生きる工夫をしているか?

    2016.4.29

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    2016年04月28日
  • 影の現象学

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    ホフマン。「白い影」の投影問題。イブホワイトの統合について。ユングの幼児の頃の夢、元型的な恐怖、皮と裸の肉とでできたおそろしい高さの「人食い」。永遠の少年の元型、急速な上昇と下降の反復。中世のヨーロッパでの「愚者の祭り」、道化の重要性、それ自身自己充足的であるため両性具有的である、完璧な統一へのカウンターバランス効果。道化の分類、ドライ、スライ、ビターフール、愚鈍、悪賢さ、辛辣、順に風刺の度合いが濃くなっていき笑いを失っていく。単層構造においては笑いの余地がなくなり、王に対して道化は悪としてしか機能できない。呪的逃走。

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    2016年02月08日
  • 働きざかりの心理学

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    ネタバレ

    人間の人生は上昇と下降を同時におこなっているものなのである。生きていることは常に死という裏づけをもっている。若さにものを言わせて、どんどん上昇しているように思っているときでも、それは実のところ死に近づいているのであり、老人になってひたすら体力は衰えてゆく一方であっても、たましいの方は上昇を続けていることもある。 ハッとさせられました。人間って深いなぁ!

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    2015年11月27日
  • 人の心はどこまでわかるか

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     学校や病院など、様々な場所に勤務する臨床心理士たちからの質問を、著者であるベテラン心理士が回答する形式。臨床心理の現場で心理士たちはこういう問題に直面するのか、ということがよく分かり、興味深い。

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    2015年08月24日
  • こころの読書教室

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    20冊の本をテーマに心の扉を開く話。膨大な量の中から読む本を選ぶか?書評を参考にするか、尊敬する人の推薦するものは必ず読むとのこと。尊敬する人を増やすには、尊敬できるような人と数多く接する必要がある。対談集を数多く出してる著者や司馬遼太郎さんがすごいのはこういうところにありそうだ。もちろん、今回お薦めの本は読んでいくつもりだ。2015.5.24

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    2015年09月06日
  • 仏教が好き!

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    ほんわかトークでわかりやすい。仏教のみならず他の宗教の話も聞けて良い。最後の章にて曼荼羅と量子物理学にそんな橋を渡すか!と衝撃を受けた。凄い飛躍というかアイデア!

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    2015年05月23日
  • 猫だましい

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    ネタバレ

    先生の最大の評価は、100万回生きたネコでした。異論ございません。いずれも亡くなって、この世は寂しいばかりです。

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    2015年04月19日
  • 河合隼雄の幸福論

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    幸福というものが皆が安易に考えているものではない、ということを示す良書。
    お金を儲けること、社会的地位を獲得して保つこと、便利な世の中に生きること、そしてそれを維持することに皆が揃って汲々とする。実はそれは幸福にはつながらず、むしろ不幸していると著者は言う。
    生きる実感が大事であったり、好きなものがあることだったり、家族のつながりだったり、我を忘れてのめり込む時間だったり。
    それが幸福につながるという主張。
    心をリセットしてくれる言葉に満ちたエッセイ。
    時々読み返してみよう。

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    2015年03月17日
  • こころの読書教室

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    潜在意識が、「それ」という存在として、昔から様々な文筆家に扱われてきたこと、ユングが探究してきたことを理解する糸口になる厳選された図書が紹介されている。残念ながら、どれもまだ読んだことがない。

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    2015年01月11日
  • こころの読書教室

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    こころの問題を文学を通して論じているところに感銘する。河合さんが推薦している本は村上春樹のアンダーグラウンドとねじまき鳥クロニクルしか読んでないので他の本にも挑戦してみたい。河合さんの関西弁や人柄に親しみを感じた。

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    2015年01月07日
  • こころの最終講義

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    こころが欠けているときはファンタジーが欠けているのだ。

    こころっていうとよくわかんない感じisやばいけど、その人の持っているファンタジーって読み替えてみるともっとわかりやすくなるし、それをやっているのがユング系の人なんだなと思った次第。

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    2014年12月28日
  • 家族関係を考える

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    相手は自身の鏡というが、
    感覚的に受け取れても、
    自身のこととなるとわかりにくい。

    この反射現象を、現場現象として読みやすい一冊。

    また、自分の生き方として、どう終焉を迎えるのか?
    自分らしい老い方を考えるために、安心できる視点をもらえる。

    ○老人はなにをしなくても、そこに存在するだけで、多くの意味を与える

    そんな社会、地域関係、ご近所関係、家族関係が
    老いた自身の周りにあることを想像する。

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    2014年09月11日
  • ケルト巡り

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    ケルト文化というと凄く古いものということしか知らなかったが、河合先生の語る日本との共通点にはワクワクした。文字を持たないので、口承で伝わってきた物語は今でも語り継がれていること、ドルイドについてもしかり、特にその宗教とも言えない自然などに対する信仰というか、きっと文字だけでは伝わらないものがあるのだろうと思うと興味が湧く。
    パブや人の集まる場所では自然と「昔話を語る」人が皆にお話するという。アイルランドに色濃く残るケルト文化に憧れる。いつかアイルランドに行ってみたい。
    イエーツはアイルランド人だということを知った。なんとなく自分には理解が難しいかなと思っていた詩人だが日本的な感覚との共通点を探

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    2014年09月13日
  • こころの読書教室

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    凄く良い本でした。

    河合隼雄さんは臨床心理学で専門的なイメージがあってなかなか手がでませんでしたが、タイトルが「心の読書教室」ということで読書が関わっているなら私も楽しく読めるかもと思って読みました。

    文章は話し口調で凄く分かりやすい文章です。
    隼雄さんが関西の方で関西弁なので、関東の方はしっくりくるのか分かりませんが私はすんなりと読むことができました。

    読むだけでセラピーを受けているような少しづつ心の重さが軽くなってきて、本当に本当に不思議な本です。

    大して、心理的なことが書いてあるわけではないのですがどこかほっとする、難しく考えなくてもいいやーというような優しく面白く軽い雰囲気があ

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    2014年08月12日