大前研一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビジネスに精通する大前研一氏が企業におけるM&Aにて100日で結果を出すことの重要性とそのノウハウそしてJTの新貝康司氏と旭硝子の宮地伸二氏の両名がグローバルなM&Aの戦略についての実践的な考えを書いた一冊。
M&Aについて100日以内に結果を出すことのメリットや世界におけるM&Aのトレンドなどを本書で学ぶことができ、データや資料も多く掲載されていて理解が進みました。
また、JTと旭硝子の事案ではそれぞれの企業の事業内容に基づいて買収を行った後、JTではギャラハー社との統合をいかに円滑に進めていくか、旭硝子では地域の特性や時代背景からどのように海外でM&Aを進めていったかが書かれていて勉強になりました。
そんな本書の中でも買収後に双方の社員がスムーズに業務を行うことができるように細心の注意を払って制度を見直していくことやグローバルなM&Aの場合はそれぞれの地域の生活にあった福利厚生を考えないといけないというところは印象に残りました。
グローバルなM&Aについて当事者としてどのようなことに注意すべきかというところと早くに結果を出すことの大切さを学ぶことができた一冊でした。 -
Posted by ブクログ
毎年読んでて今年で6年目。
プレジデント誌の連載一年分をまとめた本だ。
内容が多岐に渡っているので、読み終わったときに内容が頭に残っていないのだが、今年のピックアップは以下の記事を。
「財務省が2024年に密かにすすめる”令和”の徳政令プラン」
2019年前半、5年後に新札発行するよ(今更渋沢栄一かよ)と宣言した。
そのことで俺の生活に何が変わったかかというと、500円玉貯金を復活させた程度だ。
(前回の500円玉切り替えのときに、旧500円玉貯金して7,8万円分ほど500円玉を貯金している。全く無意味な貯金スタイル)
でも、なぜ今この時期に新札発行の宣言を?
そこに財務省の目論見が隠されていると、大前研一は主張する。
そんなバカな、と思うことなかれ。
現にインドではルピー、英国ではポンドでやったのだ。
2024年までには、少なくとも家にいくらお金があるのか把握しておきたいところだが、「定期預金満期ですよ」と、俺も把握してない口座が時たま銀行から届くのだ。
あと、リカレント教育について。
中高大学卒業して会社に入ったら、その後は全く勉強しなくていいって社会はどうなのよ、と思う。
むしろ、会社に入ってから、知っておけばよかった、勉強しておけばよかったと思うことばかり。
とはいえ、仕事してる以上、勉強にまとまった時間なんてとれないし。
大学卒業時に頭打ちの知識レベルで、日本がグローバルに競争できるとは全く思わないのは同感だけど、日本社会がそのことに対応できていない。
下り坂を転がり始めた日本社会を誰も止められないのは仕方がないことなのだ。 -
Posted by ブクログ
リカレント教育という言葉自体を初めて耳した。
著者の言うように自分の力で稼いで食べて行けるように学び直すというのは大事だと私自身も痛切に感じていたことなので、リカレント教育がもっと親しみやすく、教育が受けやすい環境が整備されたらなと思わずにはいられなかった。
とは言え、待っていても国はリカレント教育の方向性が違っているようなので、自分で道を見つけるほかない、というのが現状だろうか。
その道を見つけることすら、今までやってこなかっことで、どうすればいいのか?と考え込んでしまうけれども。
小さいころからの教育が変わっていかなければ日本は世界におくれをとるとより気付かされた本でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【気になった場所】
格差社会で避けること
・他国(特に途上国)ができること
・コンピュータやロボットにできること
・反復性のあること
VUCAの世界で求められる人材
・多くの人の意見を聞いて自分の考えをまとめられる人
・壁にぶつかったら、それを突破するアイデアと勇気を持った人
成功するために必要な感性
→デザイン+物語+調和+共感+遊び+生きがい
→後天的に備えられる資質
右脳と左脳の相違点
・右脳は左半身を、左脳は右半身を制御する
・左脳は逐次的に、右脳は右脳は全体的に瞬時に処理する
・左脳は文を、右脳は文脈の処理を得意とする
・左脳は詳細を分析し、右脳は大きな全体像としてとらえる
物を語る能力の本質
→感情によって豊かになった文脈
→誰でも瞬時にアクセスできるようになり価値の低くなった事実でも、文脈に取り入れ感情インパクトを相手に伝えること
調和=絵を描くこと+関連性をとらえること
→全体像を見ること
共感力を高める方法
→感情を持ち、こちらや心にも影響を及ぼす人間と関わり合っているのだと認識できるよう、それなりの愛着を持つこと