深沢真太郎のレビュー一覧
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購入済み
参考になり、楽しく読めます!
数字は苦手、読書も苦手ですが、とても読みやすく、ストーリーもちゃんとあって楽しく読めました。前作から続けての購入です。
作中では、短期的効果をみて広告費をカットしてますが、中長期でみて広告費の効果を判断する手法も知りたかった。仕事で広告と関わりますが、明確な判断基準が分からず実際に困ってます。
広告は同じ媒体で続けるのがいいか、色々な媒体に出すのがいいか。同じ媒体に何回位出すと効果的なのか。
また自分が扱う商品が季節商品なので、天候と売れ行きの相関関係をどう理解すればいいのか。
明確で分かりやすい本がないかな〜と思っているところで、こちらの作品と出会いました。
結論として、前作を含めたこちらの作品だけでは、自分の仕事に直結できるとは思えませんでした。でもほんの少しだけ、取っ掛かりは得られそうな予感がします。
自分のように、数字や読書にアレルギーのある方にも、オススメできる作品です。
深沢先生には、広告費の費用対効果や季節商品の販売戦略などについても描いて頂ける事を期待します! -
Posted by ブクログ
古本。感想を書いていない読み終えた本が何冊かあるので、その棚卸し。
「数学的思考」といっても、何かの説明を数字を用いて語ると言うものではない(基本そうなのだが)。ここで著者は、「問い」から始めるべきだと言う。そして「定義」「分解」「比較」「構造化」「モデル化」と言う思考方法で解を見つけていくことが「数学的」だと呼んでいる。ユニークなアプローチで、良い意味で期待を裏切ってくれた。
まず大切なのは「定義」。自分なりの言葉で言うと、「同じ土俵に上がる」ということではないか。そもそも問題の定義がされないままでは、議論がかみ合わないし、導く解のコンセンサスを得られないだろう。
「分解」難しい問題は小さく分けて考えると良い。分けると言う行為は「分析」につながる。
「分析する」の定義は「問題解決を目的とし、考える対象についてはっきりさせること。そしてそれは分解することだ。
「比較」。数の主たる機能はこの比較だ。比較によって姿が明らかになる。
データを正しく読み解くために必要なことは、
・その比較が妥当かという疑問を持つ習慣
・そのデータの定義を確認する習慣
の2つの習慣を身につけること。
直感的な比較をいかに論理的な比較にするか、
・複数回の比較が必要
・比較と分解を繰り返す
・「比較の妥当性」を疑う
・「データの定義」を確認する
が大切だ。
定性的なことも数値化すれば比較が出来る。
「構造化」。数学の「最終目標」は説明できる状態にすることだ。すでに正解がわかっている問題を作業として解くことが数学ではない。
例えば「品質問題が増えてきた」と言う問題を解決するタスクが与えられたとする。これには原因と対策を明らかにしていかなければならない。この明らかにするというのが、誰かに説明できる状態にすることを意味する。これを「体系化」と言う。
この体系化には、次の二つがある。
・「こういう構造になっていますよ」(構造化)
・「こういう関係になっていますよ」(モデル化)
構造化が出来れば、「似ているもの」を見つけるが出来るはずだ。ここから「アナロジー(類推)」が可能になる。
「モデル化」。モデルとは、ある事象について諸要素とそれら相互の関係を定式化して表したものを指す。良い例が関数だろう。この関数を作ることこそが本来の数学で、関数を解くことが数学でほない。
現実世界では、傾向をつかみ、何だかフワッとだが「丁度いいところ」を決めることが数学的思考だ。
関数を作る行為は「関連づける行為」と表現しても構わない。「数式を作る」のではなく「関連づける行為」と理解するのが本質的だ。
ではなぜ私たちは「関連づけ」をするのか?それは「目的を達成するためには何をしたらよいか」という問いに答えを出すため。
関連付けの例がこれ。
(課題へのやる気)=(達成確率×価値)÷(衝動性×締め切りまでの時間) -
Posted by ブクログ
言ってることはごもっとも。
「物を捨てるプログラム」を作り、それに従う。いちいち悩まない。機械的に行う。
奥様との会話を大切にし、自分を変える。
その姿勢もいい。
とてもシンプルで素直で(いっしょか)自然体な考え方をしていることがわかる。
でもこれ、タイトルにある「数学的」なのかはちょっと疑問。
はじめに にある みかん3個 と3X のどちらがシンプル という例がよくわからず、
そこで引っかかってしまった。
そう、この本はあくまでシンプルな考え方を追求しているのであって、
別に数学的、という言葉にとらわれることはないのだ。
そう考えて読んだほうがいい。
1 物事と人生をシンプルにする、「数学的思考」とは何か?(複雑なものを単純にする;数学が教えてくれた7つの教訓 ほか)
2 美しく無駄のない仕事術(もともと「タイパ」が必要な世界;とにかく、期限を守る ほか)
3 賢く合理的な生活(「生活」とは経営である;「機能的」な必要性と、「感情的」な必要性 ほか)
4 シンプルすぎる人間関係(人間関係とは、数学の問題である;「多」を「少」にすることで解決する ほか) -
Posted by ブクログ
数字を使って話をする、説明をする場を苦手としている方に是非読んでいただきたい。
数学コトバを使う場面、省く場面や、数学的に伝えている人たちの例をあげてわかりやすく解説されていて、納得感もあり大変良い著書でした。
そもそも、私は数学が苦手です。
何故かと改めて考えて導き出した理由は、複雑な計算式を覚えて問題をひたすら解くことに注力していて、何故この計算をするのか、何故このような結果になるのか、を理解しないまま学校を卒業してしまったからかなと思いました。
仕事において、数字を専ら使うのは経理だろうからそれ以外の仕事に就こうと安易に就活をしていたけれど、社会人歴が長くなればなるほど、どんな仕事でも数学は必須。
数字は感情のはいらない事実だけを述べていると気づきました。
その事実が示していることはなんなのか?
何故この数字になったのか?そこから読み解くことが重要であり、計算は作業でしかありません。
今後は計算という作業にとらわれず、数学的に考えながら仕事に取り組みたいと思います。