深沢真太郎のレビュー一覧
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前作の「仕事で数字を使うって、こういうことです。」の続編として出された、中学生までに習う四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)をうまく使うことで、方針決定する際の根拠となったり、法則性を見つけたりと、仕事に数字を使うことが苦手な人に幅を持たせる一冊。
今回も前回同様、株式会社ブライトストーンのアパレルブランドである「WIXY」の営業部を舞台に、根っからの文系でセンスと勘でWIXYを引っ張ってきた、ファッションを愛してやまない営業部エース木村斗真と、経営戦略に数字を取り入れることで、木村斗真に仕事の幅をもたせ、さらに成長させることを使命とされ、社長からのヘッドハンティングされてきた柴崎智香 -
Posted by ブクログ
普段は、数字を使ったビジネスコンサルティングや、企業研修等を専門とする著者が、ストーリー仕立てでわかりやすく、ビジネスでの数字の使い方を説明した一冊。
中堅アパレル企業である株式会社ブライトストーンは、20代後半の女性をターゲットにした「WIXY」というブランドを引っ提げ、年々業績を上げ、全国に10店舗を構えるほどである。
そのブライトストーンの営業部のエースとして、ファッションに対するセンスと感性で社員からの信頼も厚く、売り上げにも多大に貢献していた木村斗真のもとに、理系大学で男に負けたくない一新でバリバリ理系女子として過ごし、コンサルティング会社でも活躍していた柴崎智香が、社長のヘッド -
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事において「考える」ことの大切さ、難しさを痛感し、「考える」ことが題材の本を読んでいる。
本書はストーリー仕立てで考える方法をいくつか紹介している。内容は少ないが、議論、意思決定、発想、問題解決といった個々のテーマに対して具体的にどのような考える方法が適しているかが書かれており、非常に分かりやすい。
普段思うことは、「考える」ことは誰でも当たり前にやっていて、出来て当たり前のことであるが、それを常に一定のレベルで出来ている人間は少ない。これは「考える方法」が自身の中で確立されておらず、その場その場で一定の考え方を行える人が少ないからではないか(自分も含めて)。仕事において「考える」ことは最も