深沢真太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレストーリー仕立てで、会話で展開されているため、とても分かりやすいです。
・前提条件を加味しない評価は意味がない
・平均値と平均的な姿は必ずしも一致しない(ばらつきを調べるという発想を持つ)
日常生活でも、このような点に意識が向いていないためにうっかり勘違いしてしまうことが多くあるのではないでしょうか。
予想と予測の違いも、なるほどと思いました。
よく言われる、相関関係と因果関係の違いを明確にすることも、とても大切だと思います。
データを扱うのは生身の人間で、数字は道具に過ぎない。
数字だけではない、背景やストーリーもとても重要だということ、最後はソフトに締めくくられて、読後感が爽快でし -
Posted by ブクログ
この本は、非常に大事なことがたくさん書いてあって、ものすごくためになった。
何度も読み返したくなるような本である。
・何かを考えるときは、まず具体的にテーマを設定するからスタートできる。
・逆から考えると、余計な考えをしなくて済むから
・論理的とは、三段論法で伝えること。
・整理するとは、表を作ること
切り口が複数ある時、整理するためには必ず上にする必要がある。
整理できていれば質問に答えることができるが、整理できていなければ質問に答えることができない。
・相手の主張を簡単に否定できるコツは、その主張に当てはまらない例を1つあげること。つまり、判例を上げること。
また、相手の主張を一 -
Posted by ブクログ
ネタバレ非常にためになる本だった。
普段、意識しないでしている事もその理由が具体的に書いてあって、個人的にはかなり納得した。
・仕事で使う数字は、たった2種類しかない。
1つは実数、もう一つは割合
実数:人モノ金といった物の量を表現する数字
割合:その字数の良い点悪いを表現する数字
・物差しに合った数字を使うこと
人によって、わかりやすい単位つまり物差しは異なる。
だからその人が聞きたい物差しで話をしてあげることが大事
・数字でないものを数字に変換する
どのくらい?を自分自身に問いかけ、具体的な数字として回答することが大事。
例えば、今から2時間以内に対処します。
例えば最大10%まで値下げし1 -
Posted by ブクログ
久しぶりに、ものすごくわかりやすくて、ためになる本を読めた。
いろんな点がシンプルで分かりやすく書かれていたので、理解がものすごく進みまた実践に生かせる気がした。
1. 数字を使って伝える行為は、いやでも具体的に物事を考えるようになるということ。具体性がなく曖昧な状態では数字は絶対に使えないからである。
2. 扱うデータが少なければ、何をしていいか混乱することがない。データがどんどん増えるこの時代、不要なデータは捨てることが必要である。必要なデータとは、目的に合ったデータだけである。
3. データを使う目的は3つしかない。
把握、評価、予測
4. ばらつきを調べると言う発想を持つ