あらすじ
社会人にとって欠かせない「数字の基本」がわかる本です!
・進捗状況を報告したら、「もっと具体的に説明して」と言われたことはありませんか?
・資料を作成したら、「このグラフは何を伝えたいの?」と言われたことはありませんか?
ビジネスシーンでは、さまざまな場面で数字を扱うことが求められます。
しかし、その使い方を細かく丁寧に教わる機会はほとんどないのが実情。
そこで本書では、業種や職種に関係なく、社会人なら知っておきたい、ビジネスにおける「数字の使い方」を、6つのテーマに分けて教えます。
1.毎日の仕事で必要な数字の基本
2.論理的に考える方法
3.報告の仕方・意見の伝え方
4.データの読み方・活かし方
5.資料づくりのコツ
6.必ず伝わるプレゼンテーション
論理的な優先順位の決め方から、一瞬で間違いなく伝わる報告の仕方、自信を持って発言できる根拠のつくり方、複雑なデータを一目瞭然のグラフに変える方法まで、ビジネスで役立つテクニックが満載です。
これらを日々の仕事に取り入れれば、「ちゃんと考えた?」と言われることがなくなり、論理的で誰にでも納得してもらえる仕事の進め方ができるようになります。
新入社員の方はもちろん、転職・異動したばかりの方、後輩・部下を指導する方、もう一度ビジネスシーンでの数字の使い方を学び直したいベテランの方まで、多くの方に役立つ一冊です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前提があるから考え方が決まり、考え方が決まるから行動も決まるもの
■欲しい数字を考える
欲しい言葉(数字)を考える→どんな言葉の組み合わせかを考える→それらの言葉を具体的な数字で表す→実際に組み合わせる
■先月の営業利益1800万円
・前月より増えたか減ったか
前月の20%増です
・人員効率
1人あたり200万円です
・時間効率
営業時間あたり10万円です
■
情報→数字→情報で報告すると良い
【情報】
目標通り推移しています
【数字】
目標値600万円に対し実績650万円です
【情報】
新製品の反応がいいようです
Posted by ブクログ
10年以上社会人やってますが、数字の使い方、という視点はこれまで持ち合わせてこなかったので大変勉強になった。
身につけることができれば、仕事のコミュニケーションがより円滑に進むだろうなと感じる。
他の著作も読んで、血肉にしたいと思った。
Posted by ブクログ
・仕事で使う数字は実数と割合
・相手の物差しに合った数字に変換する。
・数学コトバ
・重み付け評価
・情報→数字→錠のサンドイッチ
・「数字を伝える」と「数字で伝える」
・伝えるための1&2ルール
・グラフ化し傾向と異物を把握。
・平均値±標準偏差で大体の散らばりを把握。
・標準偏差÷平均値で相対性評価。
・伝えたい内容でグラフを選ぶ。
・データの取捨選択
・見せる資料と備える資料
・3-1-3のルール
Posted by ブクログ
非常にためになる本だった。
普段、意識しないでしている事もその理由が具体的に書いてあって、個人的にはかなり納得した。
・仕事で使う数字は、たった2種類しかない。
1つは実数、もう一つは割合
実数:人モノ金といった物の量を表現する数字
割合:その字数の良い点悪いを表現する数字
・物差しに合った数字を使うこと
人によって、わかりやすい単位つまり物差しは異なる。
だからその人が聞きたい物差しで話をしてあげることが大事
・数字でないものを数字に変換する
どのくらい?を自分自身に問いかけ、具体的な数字として回答することが大事。
例えば、今から2時間以内に対処します。
例えば最大10%まで値下げし1日あたり50個のペースで打っていきます。
・前提が違えば全てが違ってくる
前提があるから考え方が決まり、考え方が決まるから行動も決まる。
例えば資料を作ってと言われた場合、
モノクロの資料か、カラーの資料か?
A4サイズか、B5サイズか?
1頁日、複数ページか?
・報告するときは、情報→数字→情報の順にすること
聞かれたことに答え、数字で説明し、意見や考えを伝える
例えば、目標通り推移している、売り上げ80%達成、今月目標を達成できる。
・数字で伝えると数字を伝えるを使い分けること
数字が知りたい場合は数字を、数字で状況を伝えたい場合は数字を用いて現状を報告する。
・求めていない数字はノイズになる
数字が多くありすぎると煩わしい、そして慣れが重要な情報なのかわからないため一瞬で状況を理解できるようにするためのキーナンバーだけを伝える
・伝えるためには、1つの事柄に対して2つの数字を入れること
例えば売上高5,000,000円ですだけではNG。
売上高5,000,000円、対予算80%とすること。でないとこの売上高が、どうなのかを判断することができないため
・データはデータのまま読まない。
つまり、そのままデータを見るとよくわからないが、グラフにすることで、傾向と異物が見つけやすくなる。
・データを読むための5つのステップ
1:グラフ化し、傾向と異物を把握する
2:データの平均値と標準偏差を計算する
3: 異物を取り除き、改めて平均値と標準偏差を計算する
4:平均値±標準偏差で、大体の散らばりの範囲を把握する
5:標準偏差悪平均値で相対評価する
・ わかりやすいグラフにするため、強調したい部分の色を変える
Posted by ブクログ
あまりデータを扱う仕事をしてこなかったので、新しく知ることも多く、勉強になった。特に、具体的にどう数字を扱うか、どう表現するか(グラフ、表の表現方法)はすぐ役立つ内容となっている。
入社1年目から、というタイトル通り誰でもわかりやすい説明。
Posted by ブクログ
社会人1年生以外にとっても参考になる内容。ただ本で読んですぐさま実務でできるようになるかというとそこはまったくの別もの。アタマで理解したことが現実世界の様々なシチュエーションで自分のアタマの引き出しから繰り出せるかどうか、どのメッドをどこの場面に適用すればよいか、といった判断こそ重要。その意味では実務でのたくさん失敗しながら経験を積むことこが重要ですね。
巻末にはExcelの使い方「虎の巻」もついており、今まで知らなかった技も結構掲載されており機会をみつけて仕事で活用したいと思わせる内容に仕上がっていました。
Posted by ブクログ
仕事をしていくうえで、どんな場所にもついて回る数字のはなしを分かりやすく解説してくれている。
数字で伝えることと、数字を伝えることの違いに気づけたのは今後役に立つと思う。 また、数字には大きな意味「決める力」があることを意識化できたので、なんとなくのニュアンスだけで決めるのではなく、説得力のある決定をしていきたい。
今までは文系で数学に苦手意識を持っていたけど、数字を言葉のように捉えて向き合っていきたい。