【感想・ネタバレ】数学女子 智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。のレビュー

あらすじ

仕事において、経験や勘は大切なもの。しかし、それだけではうまくいかなくなるときが必ずやってきます。本書では、ビジネスシーンで役立つ数学的考え方をストーリーで解説。
とあるアパレル企業を舞台に展開される、感覚派で経験や勘に頼って仕事をしている主人公・木村が、突然入社してきた数学女子・智香と対立しながら、日々の業務を通じて、ビジネスに数字を使う大切さを学んでいきます。二人の会話を楽しみながら、平均の本当の意味や標準偏差、相関係数、グラフの見せ方まで身につけることができる一冊です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

苦手とする人が多い数字。
学生時代も社会人時代も苦労している人が多い中、本著は初学者でも腹落ちできるよう丁寧に説明がしてあった。
また、ストーリー仕立てのため面白く読み進めながら理解ができた。
相関係数など、学生時代はワケが分からなかったものでもスッと腹落ちするように落とし込めた。

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2024年09月30日

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面白かった!社会人になりたての人は一回読んでおいて損はないと思った。意思決定するために、相手を思いやって資料作りをする、伝えたい事を数字でわかりやすく説明する。ただエクセルでフォーマット出来て終わりではなく、伝えたい事を中心に資料を作り込む。
数字は難しいと思われがちだけど、簡単に本みたいに数字を扱い、説明出来ると良いなぁと認識させられました。

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2021年08月01日

Posted by ブクログ

超オススメ
若手は自己スキル向上として、マネージャーは育成の観点で学ぶこと多数。物語風になっているので楽しくすぐに読める。

◯まず、数字を使う意味
成功確率を上げるだけでなく、失敗したときの納得勘を高めることが超大切。リーダーとして。

◯ABテスト
何かの施作の効果を検証する際、1つの効果を数字で見て議論するのではなく、他のオプションとの比較が重要。

◯平均値の罠
平均値ではなく分散、標準偏差を見るべき。
例えば同じ平均値でも
・標準偏差が小さいつまり、山1つ→1つの属性を表す
・標準偏差が大きいつまり、小さい側と大きい側に二つの山がある→2つの属性がある。平均値だけ見ると見落とす!

◯予想と予測
予想は想い、勘、ギャンブル。予測は測る、規則性、ビジネス。
ビジネスでは相関関係から予測していく。
相関係数。


 
 

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2021年04月18日

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ネタバレ

ストーリー仕立てで、会話で展開されているため、とても分かりやすいです。

・前提条件を加味しない評価は意味がない
・平均値と平均的な姿は必ずしも一致しない(ばらつきを調べるという発想を持つ)

日常生活でも、このような点に意識が向いていないためにうっかり勘違いしてしまうことが多くあるのではないでしょうか。

予想と予測の違いも、なるほどと思いました。
よく言われる、相関関係と因果関係の違いを明確にすることも、とても大切だと思います。

データを扱うのは生身の人間で、数字は道具に過ぎない。
数字だけではない、背景やストーリーもとても重要だということ、最後はソフトに締めくくられて、読後感が爽快でした。

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2019年12月18日

Posted by ブクログ

これは分かりやすい!

一気に読み終わった後、既にちょこちょこ読み返している。
他社に自分の訴えを理解してもらうのに、数字は非常に効果的ではあるが、伝え方でスッと理解されたりそうでなかったりするというのが、よく分かった。

私自身は数学的知識が多少はある自覚があるが、そのまま押しつけては絶対に正しく理解してもらえない。
伝えるための工夫の仕方に対して、本書が一助になること間違いなし。

ひさびさに★5つ。

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2019年01月14日

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さっと読めてかなり勉強になる本。これを読めば、自分は仕事に数字を使ってるつもりで全然できていないことが分かってしまった。
特に、標準偏差、相関係数、割合と実数は早速仕事で使ってみようと思った。また、物語が進むことで数字で意思決定することの大切さがわかるようになっており、続編も読みたくなった。

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2018年04月15日

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標準偏差(バラツキ)や相関係数など、普段仕事で使えたらいいなと思っていた分析用語が分かりやすく説明されていて、とても良かった!実際にここで知ったことを仕事で使ってみたい。

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2017年08月14日

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これは当たり本でした!!とっても面白かった。
データ・顧客・売り上げなど何かの分析(それほどおおげさじゃないもの)に関わろうとする人、仕事で数字を使うって具体的にはどーいうこと?と思ってる人は読んで損はないです。
そういうことか〜!ってなります。

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2016年02月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者は類書を多く出しているけど、こちらは「数字を使った分析の仕方」がメイン。

excelでも、データのバラつきを表す標準偏差(=STDEVP)や、相関係数を求め(=CORREL)はすぐに使えるかも。

ただ、分析がメインといっても「大切なのは失敗したとき、「ここまで論理や数字を使って議論をした上での決定が外れたのなら仕方がない」とメンバーが納得できるかどうかです。」というのは、非常に重要な含蓄を含んでいると思う。

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2020年04月17日

Posted by ブクログ

期待以上だった。
今の職場がこのストーリーとほぼ近い環境で、平均、前年比などありきたりな手法で管理しているので何度も鋭いところをつつかれながら読みました。
特に、標準偏差と相関係数は今までの考え方にないものだったのでハッと気づかされました。

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2016年01月17日

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 数字を仕事に使うといってもそう難しいものではないと言ってくれるのがありがたい。少なくともその気持ちで入り込むことができれば難しいものはやさしく、やさしいものは問題なく理解を進ませることが精神的に良いというのは誰もが反しない事実であるだろう。

 ただ、数字はある方式上にそえば間違うことがないだろうがそれを判断する人間はいくらでも間違うことがあるというのがネックになる。

 だからこそこれからの社会はデータ把握をもっと簡素に大量にできるに越したことはない。
 

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2014年05月13日

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ビジネスにおける基本的な「数字を使って考えることの意義・定義」が学べる本。
自己啓発にしてもビジネスにしても、本書のような対話形式の本はピンキリだけれど、これは読みやすさ、ボリューム感ともに対話形式で正解な気がする。
そもそも「数字を使うはどういうことか」という思考の基礎を作るものなので、物語(格好良く言うとケーススタディ)になっている方が受け止めやすいと思う。狙いが的確!
実際の活用方法は段階的に学習すれば良いので、まずは広くビジネスパーソンの皆様におすすめしたい。

久々のレビューがビジネス本で、大人になったなぁと思った。笑

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2022年07月04日

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ストーリー形式になってて、読みやすかった。仕事で使える内容もあり、為になった。数字を意識して仕事する事を教えてくれた。

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2021年02月25日

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わかりやすく勉強できた。相手にわかりやすく伝えるためにすごく便利だと思う。仕事に取り入れるため、相手に伝えるために使えたらと思う。

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2020年12月11日

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数字に苦手意識ある人おススメです
■忘れたくない考え方
・分析そのものは仕事ではなく、仕事を進めるためにあるのが分析
・なぜ数字を使って意思決定をするか、失敗時の納得感が違う
・感覚や予想で当たっていれば良いのでは?→当たり続けることは無いから予測する
・分析は本来任せるものではなく、その仕事をする本人が自分の脳みそ使って行うもの
■ノウハウ気づき
・比較データは前提条件を揃えていないと意味が無い
・平均値を中央値と思い込みがち
・割合を見た時は実数を把握しにいき、実数を見たら割り算を行い知りたい軸で評価
・相関関数を使えば、感覚値を数値に落とし込める

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2020年07月24日

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未来のことは当たるも八卦当たらぬも八卦。それなら少しでも数字の裏付けがあった方が心強い。
統計の理論までは必要ないが、今すぐビジネスの実践で使いたい時に参考になる一冊。

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2019年10月26日

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普段は、数字を使ったビジネスコンサルティングや、企業研修等を専門とする著者が、ストーリー仕立てでわかりやすく、ビジネスでの数字の使い方を説明した一冊。

中堅アパレル企業である株式会社ブライトストーンは、20代後半の女性をターゲットにした「WIXY」というブランドを引っ提げ、年々業績を上げ、全国に10店舗を構えるほどである。

そのブライトストーンの営業部のエースとして、ファッションに対するセンスと感性で社員からの信頼も厚く、売り上げにも多大に貢献していた木村斗真のもとに、理系大学で男に負けたくない一新でバリバリ理系女子として過ごし、コンサルティング会社でも活躍していた柴崎智香が、社長のヘッドハンティングによってやってくる。

これまで数字といえば、売り上げが伸びたかどうかくらいを確認するくらいで、何を決めるにもノリと勘頼りだった木村に、智香は、数字による分析を指導していく。

理系女子による数字を使った分析というだけで、複雑で数字アレルギーだった木村だったが、智香が使う分析は小学生や中学生で学んだはずの算数ばかり。
コテコテの文系だった木村は、数字の使い方を学び、営業部としてさらに成長することができるのか。

もともと仕事で数字を使うことは少なく、分析して方針を決めるようなこともないけど、思考回路に幅ができたような気になった。
テレビや広告、アンケートや調査等、いろんなところに数字は使われていて、その数字は、その数字を見る人を、元となる人やグループの思う方向へ誘導する役目をもっている。
数字に騙されると言うと言葉は悪いが、簡単に誰かの思惑通りに動かされるのではなく、数字の裏を考えて、自分で判断できるような知恵を身につけておきたい。

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2018年09月07日

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算数は得意でしたが、数学は途中で挫折しました(苦笑)。でも、生活していく上で、仕事も含めてですが、役に立つ数学って簡単なことの応用のような気がします。この本に書いてありますが、小学校・中学校で習った数学で十分足りるのですよね。この本ではいかに数学的な考え方で仕事をするか、ということをアパレル会社の登場人物を使って具体的に説明していきます。図説もあり、大変分かりやすかったです。 

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2016年09月11日

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会話に必ず数字を使う。
など、すぐにでも活かせそうな話がたくさんあり、出会えてよかった1冊。
少しだけ、生活が変わりました。
と言っても大げさではない本です。

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2015年06月15日

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「ビジネス定量分析」クラスでのお勧め本、第1弾。
とても、平易に書いているが、「仕事で数字を使うこと」の本質をついている良本!

P.37 評価は「それ以外」を見てから
インパクトの強い数字ばかりに目を向けず、全体を見る。いくら売れた商品があっても、それ以上に足を引っ張っている商品があれば、今話題にすべきことは「売れた商品」ではない。

P.49 その比較に意味はある?
前日比や前年比、とりあえず慣例に従ってデータをとっているけれど、それは「前提が同じ場合に限り」有意義な So What?を導ける。
コンビニ業界だとして、天気や地域イベントの有無に左右されるのは誰でもわかること。

・ P.55 数会話をしよう
定性的な話も重要だが、具体性がなく、曖昧な状態では数字は絶対に使えない。
日々の仕事でもメールの返信数、私がリレーションに費やしている時間、など数字で見る。

・ P.80 ばらつき(標準偏差)を抑える
平均値に惑わされない。標準偏差を見る。「二乗してから全部足して、最後にそれをデータの個数で割る」

・ P.93 データを使うのはあくまでも「人」
「イチロー選手が使っている高性能分析バットと全く同じものを、バッティングセンターで空振りばかりしている素人に与えても、決して打てない」のと同様に、万人が見てわかる数字はせいぜい中学生が意味を理解できるまで咀嚼したデータ分析。

・ P.159 実数から割合、割合から実数を見る
1億2 千万人というのは全世界の人口からすると多いのかどうかは割合を見なければ分からない。35%と言われても、実感値を持てないから、実数を見に行きたい。

・ P.234 数字は人を動かす
「…数字がそう示しているなら仕方ないかなと思って。それでうまくいかなくても、きっと周囲は納得してくれます。」

→仕事を数字を使うってことは、とどのつまり、意味あることに人を導くこと

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2015年06月16日

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自分用キーワード
ABテスト 前提を加味した比較 「平均」の意味、読みとり方 標準偏差 ビッグデータ 最後に仕事を進めるのは生身の人間 相関係数(裏を返す事も大切) 実数から割合、割合から実数を見る グラフで伝えたいメッセージは何か、順序は

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2015年03月05日

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色々登場人物がいて物語形式で進んでいくので読みやすい。
だんだん先輩の成長(?)が楽しみになってくる(笑)
一方、仕事で数字を使うことに関しては、読んだ時はわかるんだけど、時間が経つとまた曖昧になってしまう。

会社の会議で出て来る数字がピンとこない事があるので読んでみたんだけど、もうちょっと経済の勉強もしないと本当の理解は出来ない気がする。
ので、勉強したいと思います。

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2015年02月18日

Posted by ブクログ

難しい話は何もなく、非常に噛み砕いたエッセンス本で、一度は読んでおくといいと思う。
サクサク読めるが、この本の内容を侮らず、日々実践すれば、確実に効果が出ると思うので、自戒を込めて心に刻みたいと思う。

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2014年11月11日

Posted by ブクログ

よくぞここまで噛み砕いて書いてくれたと感謝の涙が出そうなぐらい、とにかく分かりやすい。エクセルの使い方とセットで、数字を仕事に使う方法を教えてくれる。さっそく使ってみたい。

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2015年10月31日

Posted by ブクログ

数字の有無が人を離散させない

論理的行動の失敗は受け入れられる。
感覚的行動の失敗は受け入れられない。
意思決定をした結果、最悪のケースが生じた場合、
引き止められるのが数字の1つの力でもある。

プレゼンテーションはなるべく見せたい情報だけ載せる。
手元に細かい数字。
ただ単に数字を並べるのではなくて、
何を伝えたいのか。その深堀も重要。

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2014年10月27日

Posted by ブクログ

仕事で使う数字はただ集計して漠然と見ててもダメだよということが理解できた一冊。数字オンチの私にもストーリー仕立てで分かり易かったです。

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2014年08月28日

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数学が苦手だったが、素直に読めました。
ただ、実例が少なくもっと多く見たかった。
ただ、プレゼンの章はとても参考になりました。
全体的に見ても、とっかかりの本としては読みやすく楽しめます。

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2019年03月24日

Posted by ブクログ

懐かしい!標準偏差!=STDEVP
相関係数は-1から1の間
-0.7,0.7以上で相関あり!=CORREL

ストーリー調で読みやすかった。
最後智香が会社の服を着て出勤したのが良かった♪

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2019年01月31日

Posted by ブクログ

 平均とが昨対比と無造作に使っている「数字」。
 なるほど経営コンサルタントとは、こういう風に数字を使うのかとあらためて感心する。
 通勤往復一日で簡単に読めてしまうが、奥は深い。

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2018年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「とりあえずデータ(数字)はあるけど、ここから何が言えるんだっけ?」と、数字を評価する(数字を使って考える)ときの基本のキを物語形式で説明している。わかりやすくまとまっていて良い。
予想に反して相関が高くないときに、低くしている要因に目をつける(「裏を返す」という)のはなるほどと思った。

実数を見たら、評価するための数字で割り算して比較の基準を合わせる。
割合を見たら、その分母(実数)を使って具体的な数量を把握する。

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2014年09月14日

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