【感想・ネタバレ】「伝わらない」がなくなる 数学的に考える力をつける本のレビュー

あらすじ

「史上最強にわかりやすい!」ビジネス数学の第一人者が教える、数字がいっさい出てこない「数学コトバ」。孫正義氏の新卒採用のプレゼンは、15秒に1回は「数学コトバ」という。稲盛和夫氏の「名言」も数学コトバだから説得力がある。わかりやすい説明は例外なく数学的。〈言い換えると〉〈しかし〉〈つまり〉などなど、意識的に「数学コトバ」を使えば、間違いなく論理的な自分に自然と変わりだします。

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Posted by ブクログ

いつも通り、非常にためになる本であった。

その中で特に気になった点についてメモしておく。

・わかっているのに説明できない症候群から脱却するためには、次の順序で考える必要がある。
構造の把握→論証→説明
例えば、以下のようにする。

構造把握:なぜ転職したいのか、その理由を整理する
論証:上司や同僚に説明できるようなストーリーを組み立てる
説明:その内容を相手にわかりやすく伝える

・発表するときは、いかに気をつける。
短文にし、話を終えるごとに間を取る。
数字言葉を使ったら間を取る。
※伝えると言う行為は、夫婦のジョギングと同じ

・物事を説明するときは、選択肢として2つある。
一方がダメならもう一方を選ぶしかない。
例えば、犯罪を立証するケースであれば、
刑事が立証する or 犯人自ら立証する
※消去法もいわゆるひとつの手段。

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2020年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ナンバーワンにならなくてもいい」は誤りだ。
(p.164)

同じこと考えた!

数学は苦手な学生だったけれど、証明問題だけは好きだったのを思い出した。

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2019年07月01日

Posted by ブクログ

計算を使わずに、数学的な考え方を学ぶ本。
非常に面白かった。数学の勉強にはならなかったが、数学的に考える事はこういうことなのかと理解した。

構造把握、論証、説明

本書に書かれている骨子を言えばこういうことになる。

数学の本質とは、言葉の使い方を学ぶ学問であると言う意見にもしっくりきた。

誰かに何かを説明する時、まずは目的地を示す、そして、わかりやすく簡潔な説明をする。
そのためには、まず構造把握。どこに何があるか、それらの関係性は?それを理解した上で、別の言葉に置き換えてみる。
次に論証。自分で納得すること。
最後が説明。まず、前提を定義する。そのあとで説明をする。

数学的思考において、人生の無駄を省くことができる。自分のすべきことを定義して、そのために必要な具体的な行動を説明する。
人生の目的を明確にすると言う事はよく言われることだ。そのために必要な具体的な行動についても、因数分解で考えていくと良いだろう。

頭の中がごちゃごちゃになりやすい人はぜひ読むといいと思う。

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2020年08月06日

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